この「Electro Harmonix Blurst」は、オートフィルターペダルです。
厳密な話は別として、一般的にオートワウというと自動でフィルターが動くモジュレーテッドフィルターと、タッチワウと言われることもある、ピッキングに追従するエンヴェロープフィルターがあります。エンヴェロープとはADSR、つまりアタック、ディケイ、サステイン、リリースを合わせた波形そのもののことで、波形に追従(フォロー)するエンヴェロープフォロワーを使ってフィルターを動かすのがエンヴェロープフィルターです。要するにピッキングに合わせて動くタイプのタッチワウがエンヴェロープフィルターです。
で、今回のモデルはオートフィルター。すなわち、ピッキングとは関係なく動くフィルターです。例えばトレモロとかコーラスのように、自動で動くモジュレーションエフェクトがありますが、あんな感じで自動でフィルターが動くタイプのオートフィルターです。
コントロールはVol、Rate、Blend、Resonance、そしてRangeコントロールを搭載。フィルターを動かすモジュレーションのスピードはタップテンポでも設定可能で、波形は3種類から選択できます。タップテンポは付点8分、4分、3連符から選択できます。
さらにエクスプレッションペダル端子を装備していて、Range、Rateコントロール、およびフィルターを直接エクスプレッションペダルから操作できます。フィルターを操作するモードは、通常のワウのようにペダルでフィルターを動かします。
サンプルムービー
上手く設定すればギターにサイドチェインをかけるみたいな効果を作ることもできそうです。もちろん実際のサイドチェインとは構造が違いますが・・・。
Lineアカウントから1日1回ブログ更新をお知らせ!
Lineブログ更新中!
がっきや速報
人気blogランキングへ