「ELECTRO-HARMONIX Mono Synth」。先に発売されたベース用モデル、Electro-Harmonix Bass Mono Synthと同じスタイルのペダルです。
コントロールは、DryとSynthそれぞれのVolumeコントロール、Sens、Ctrl。Sensはセンシティビティ、Ctrlは選択するサウンドによって異なる形となります。そしてTYPEで11種類のシンセサウンドを選択します。また、エクスプレッションペダルにも対応。この役割も選択するシンセにより異なります。
選択できるシンセのタイプは下記のとおりです。
・NU WAVE:ストリング系シンセ。CTRLでフィルタのカットオフ周波数を設定します。エクスプレッションペダル(以下EXP)はピッチモジュレーションの深さを調整します。
・UNISON:原音とピッチを変えた音を原音に混ぜて和音を作るシンセ。SENSを高く設定するとフィルタースウィープが広くなります。CTRLは5度上の音を作るオシレータの音量。EXPでフィルタのカットオフ周波数を操作できます。
・BLAST:深いフィルタモジュレーションをかけられるアグレッシブでレゾナントなシンセ。SENSを高くすればフィルタスウィープが広くなります。CTRLでフィルタのレゾナンスが起こる周波数幅を調整、EXPでフィルタエンヴェロープの周波数レンジを操作します。
・TWIN:デュアルフィルタシンセ。SENSを高くすればフィルタスウィープが広くなります。CTRLはフィルタエンヴェロープのディケイ(長さ)、EXPはフィルタエンヴェロープの深さ、周波数レンジを操作します。
・BASS:オクターブダウンシンセ。CTRLでフィルタのディケイタイムとスウィープの深さを、EXPでフィルタのカットオフ周波数を操作します。
・XOX:Roland TB-303ライクなディケイの早いシンセ。SENSを高くすればフィルタスウィープが広くなります。CTRLでディケイタイム、EXPでカットオフ周波数を操作します。
・WUB:モジュレーティングフィルタの付いたパルスシンセ。SENSを高くすればフィルタスウィープが広くなります。CTRLはモジュレーションスピード、EXPはフィルタの中心周波数を操作します。
・TINKER:ベルトーンを作るシンセ。CTRLでカットオフ周波数、EXPで-1~+4オクターブまで、半音単位で追加音のピッチを設定します。
・LAIR:エクスプレッションペダルのフィルタコントロールでドラマティックな効果を作るシンセ。ENSを高くすればフィルタスウィープが広くなります。CTRLはフィルタのディケイタイムと周波数レンジ、EXPはカットオフ周波数を操作します。
・GHOST:ワブルベースのようなエフェクトを加えたギターシンセ。CTRLでVCOピッチモジュレーションの深さ、EXPでモジュレーションレートを操作します。
・BLLISTER:音程を調整できる音を付加するシンセ。CTRLでオシレーターのデチューンを調整します。12時位置でデチューンがOFF、時計回りでシャープ、反時計回りでフラットです。EXPはピッチコントロールで、-1~+4オクターブまで設定できます。
さらにプリセットを保存することも可能。プリセットはシンセタイプごとに1つずつ保存でき、PRESETスイッチで呼び出せます。
Electro-Harmonix Mono Synth Guitar Synthesizer
Lineアカウントから1日1回ブログ更新をお知らせ!
Lineブログ更新中!
がっきや速報
人気blogランキングへ