カナダで長年、ちょっと変わったスタイルで作られたコンパクトで機能的なエフェクトを多く制作するDr.Scientist。
一度日本に入ってきて、その後いったん取扱いがなくなっていましたが、また日本に正規で入ってくるようになりました。各モデル見てみましょう。
Dr.Scientist The Elements
クリーンミックス、オーバードライブやディストーション、くりっピング切り替え、ローカットにミッド中心の切り替えと、非常に多彩なコントロールを搭載。3バンドEQもアクティブで広く音を作れます。
また、エクスプレッションペダル端子があり、Mixコントロールをリアルタイムに調整できるペダルです。
www.youtube.com
Dr.Scientist Frazz Dazzler
Vol、Gain、Mix、Bass、Mid、Treb、Voltsコントロール。さらにGainフットスイッチでゲイン切り替えもできます。
クリーンミックス、3バンドEQ、そして動作電圧をコントロールしてサウンドを調整できるペダルとなっています。
エクスプレッションペダル端子を搭載し、Mixコントロールをリアルタイムに動かせます。
www.youtube.com
Dr.Scientist Boostbot
www.youtube.com
Dr.Scientist BitQuest
フランジャー、ハイパス・ローパスフィルター、ビットクラッシャー、インフィニティリバーブ、ディープノッチフィルター、リングモジュレーター、オクターブピッチ、ディレイを収録。さらにデジタルファズを組み合わせることができます。
コントロールはエフェクト選択とファズ/クリーンスイッチ、CTRL1、CTRL2、TONE、GAIN/CTRL0、VOL、MIX。
各エフェクトには3つの固有パラメータがあり、ファズOFF時に使えるCTRL0(ON時はファズゲイン)、およびCTRL1とCTRL2となっています。
1.FLANGER CTRL0:FEEDBACK CTRL1:RATE CTRL2:DELAY TIME
短いディレイを合わせることでコムフィルターを形成し、ディレイタイムをモジュレーションさせることで独特のサウンドを生み出します。2.HP/LP FILTERS CTRL0:RESONACNCE CTRL1:LP FILTER CTRL2:HP FILTER
ローをカットするハイパスフィルターとハイをカットするローパスフィルターを組み合わせたエフェクトです。3.BIT CRUSHER CTRL0:MODULATION CTRL1:BIT DEPTH CTRL2:SAMPLE RATE
ビットデプスやサンプルレートを下げてビットサウンドを作るエフェクトです。4.REVERB CTRL0:PRE-DELAY CTRL1:DECAY TIME CTRL2:MODULATION
モジュレーションを加えられるリバーブです。5.NOTCH FILTER CTRL0:ENVELOPE CTRL1:NOTCH FREQ CTRL2:NOTCH Q
周波数の中で一部をカットするノッチフィルタです。エンベロープで動作させることもできます。6.RING MOD CTRL0:MODULATION CTRL1:RING FREQ CTRL2:REVERB
リバーブを加えることのできるリングモジュレーターです。
内容はこんな感じです。
www.youtube.com
Dr.Scientist The Atmosphere
16タイプのリバーブを収録し、それぞれ1つずつプリセットを保存することもできます。
RES、MIX、VOL、TONE、DECAY、CTRL1、CTRL2のコントロールとリバーブタイプ/プリセット選択を行うノブ・スイッチ。
MIDIコントロールにも対応しています。収録されているリバーブと固有のコントロールはこんな感じ。
1.Spring CTRL1:Spring Length CTRL2:Drip Level
スプリングリバーブサウンドです。2.Hall CTRL1:Pre-Delay CTRL2:Bass
ディープでスタンダードなホールリバーブです。3.Octave CTRL1:Octave +/- CTRL2:Oct/Rev Mix
オクターブ上または下を加えます。4.Rotary CTRL1:Rotating Rate CTRL2:Rotary/Rev Mix
ロータリースピーカーサウンドをシミュレートします。5.Plate CTRL1:Pre-Delay CTRL2:Bass
ナチュラルなプレートリバーブを再現します。6.Smear CTRL1:Diffusion CTRL2:Delay Time
リバーブサウンドに近づけることもできるディレイです。7.Vibro CTRL1:Vibrato Rate CTRL2:Vibrato Depth
ピッチビブラートを通るリバーブです。8.Gated CTRL1:Gate Length CTRL2:Gate Threshold
音が鳴っていないときにリバーブを鳴らすゲートリバーブです。9 .Swell CTRL1:Reverb delay time CTRL2:Reverb swell time
ゆっくりとフェードインするリバーブです。10.Filter CTRL1:LPF cutoff CTRL2:HPF cutoff
ローパスとハイパスフィルターを備えたリバーブです。11.Mod FX CTRL1:Modulation Rate CTRL2:Modulation Type
フランジャー、コーラス、トレモロ、リングモジュレーションから選択できるモジュレーションを加えたリバーブです。12.React CTRL1:LPF cutoff CTRL2:Envelope Sensitivity
小さな音には大きなリバーブと弱いフィルターが、大きな音には小さなリバーブと強めのフィルターがかかります。13.Aether CTRL1:Reverse/Delay Mix CTRL2:Phaser
リバースディレイ・リバーブにフェイザーをかけることができます。14.Room CTRL1:Pre-Delay CTRL2:Bass
小さめの空間をイメージしたリバーブです。15.Alias CTRL1:Sample Rate CTRL2:Alias/Rev Mix
リバーブのサンプルレートを下げることができます。16.Pitch CTRL1:Pitch Rate / Manual Pitch CTRL2:Pitch Down / Manual / Up
ピッチが下がり続ける、または上がり続ける、またはマニュアルピッチ指定ができるリバーブです。
Dr.Scientist DuskDr.Scientist Dusk
OTAベースのアナログフィルターで、FILTER、RESONANCE、VOLUMEコントロールと2つのボタン、MULTIとBYPASSフットスイッチで操作します。
フィルターはカットオフ、エンヴェロープ、LFOモードがあり、タッチワウ、オートワウみたいな感じで使えます。
LFOモードではサイン、ランプ、ノコギリ、スクエア、サンプル・ホールド、ランダムの波形を選択可能。エンヴェロープモードではフィルタの動く方向も切り替えられます。
MULTIフットスイッチはフィルターのスウィープ(カットオフモード)、フィルターの固定(エンヴェロープモード)、タップテンポ(LFOモード)となります。
内部トリムポットでRESONANCEノブの微調整やエンヴェロープのセンシティビティを調整することもできます。
本体に4つのプリセットが保存でき、BYPASSフットスイッチ長押しでプリセットの選択が行えます。
MIDIからのコントロールもでき、プリセットやCCによるリモート操作も可能となっています。
www.youtube.com
Dr.Scientist Spectrum Analyzer
7列のLEDメーターで、シグナルの状態を表示します。音に影響は与えません。メーターは63Hzから16kHzまでを7つに分けて表示。
インプット、アウトプットはミニジャックとなっていますが、背面から操作できる内部スイッチで、内蔵マイクを使ってレベルを表示することもできます。ディスプレイレベルやLEDの明るさも内部から調整できます。
www.youtube.com
Lineアカウントからブログ更新をお知らせ!
がっきや速報
人気blogランキングへ