「BANANANA effects Tararira」。
8ステップシーケンサーを用いたアルペジエーターです。
Volume、Mode/Scale/SFX、BPM/DIV/STEP、Sequenceの大きな4つのノブ、その下に8つのタッチキーがあります。またPatch/Bank Save、Clock、Random、Envelopeボタン、さらにディスプレイを備え、中央にON/OFF、右にTAP・PATCH/BANK、左にSequence FXフットスイッチを搭載。
TAP・PATCH/BANKはタップテンポでBPMの設定やパッチ、バンク切り替え、Sequence FXはシーケンスに割り当てられたエフェクトのON/OFFとなtります。
各ノブは押すこともでき、押してページ切り替え、回してパラメータ設定が可能。タッチキーはそれ自体で演奏したり入力したりできます。
例えばVolumeノブはマスターボリューム、ドライボリューム、ウェットボリューム、オプション(オルガンの5度ミックスやルートのミックス、オクターブミックスなどモードごとの設定)となっています。
各ボタンはPatch/Bank Saveでパッチやプリセットの変更、保存、Clockはテンポを設定するクロックのソース切り替え、RandomはランダムステップのON/OFF、Envelopeはエンヴェロープの切り替えです。
本体には8つのモードがあり、ピッチシフトベースのNormal、シグナルをサイン波に変換するモノフォニックピッチシフトのSine、5度ハーモニーを加えるOrgan、音をホールドしてサイン波に変換してピッチをかけるSine Hold、音をホールドしてそのままピッチシフトをかけるHold、音を切り刻んでサンプリング、再生のスピードや方向を変えるグラニュラー的なGlitch、シグナルをスクエア波に変えるSquare、8つのエフェクトをシーケンサで切り替えるToy Boxモードを選ぶことができます。Glitch、Toy Box以外では27種類のスケールからアルペジエーターの動作を設定でき、さらに3種類のユーザースケールを保存可能。
シーケンスエフェクトはSequence FXスイッチに割り当てられるエフェクトで9種類のエフェクトがあります。倍速、ワンショット、リバース、スキップ、ポーズ、等速と倍速を交互に動かすギャロップ、開始時にスタートに戻るリトリガー、シーケンスを停止してホールドするフリーズ、踏んでいる間だけランダムになるモメンタリーランダムがあります。
BPM/DIV/STEPはテンポとタップテンポのサブディビジョン、そしてステップ数を1~8で変更できます。
Sequenceノブを使ってステップごとのシーケンスの動作を設定し、自由にアルペジエーターの動きを調整できます。
タッチキーはピッチ変更を直接入力したりもでき、Randomボタンで即座にランダムシーケンスの作成なども可能。
これらの設定のプリセットは3バンク×3種類で合計9種類保存することができます。
BPMを制御するクロックは5種類選択でき、内部クロック(設定したBPM)、MIDIクロックへの同期、MIDIノートシグナルをクロックを生成、エクスプレッションペダル、タッチキーが選べます。
ON/OFFスイッチも短く押せばラッチ、長く押せばモメンタリとなるよう設計されています。
インプット、アウトプット、エクスプレッションペダル端子、およびMIDI INを搭載。USBからのファームウェアアップデートも可能です。
非常に多機能で、かつ操作性を丁寧に考えて作られたアルペジエーターです。
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