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Electro-Harmonix代理店変更!エレハモラインナップを見返します!Vol.7 個性派エフェクター


6月1日より、Electro-Harmonixの国内正規代理店が、これまでの長年のパートナー、代理店が日本エレクトロ・ハーモニックス株式会社からキョーリツコーポレーションに変わります(Electro-Harmonix代理店業務開始のご案内-キョーリツコーポレーション)。
この機会にエレハモの全ペダルラインナップを改めて見直そうというこのシリーズも、かなり終盤に入ってきました。前回のVol.6ではペダルエフェクトをまとめて見てみましたが、今回は少し多めに、個性的なエフェクトの数々を見ていきたいと思います。(機材ラインナップのみとし、真空管等のラインナップについては、今回は除外します。)
具体的にはフィルター、オクターバー、リングモジュレーター、シンセ系ペダルです。では、行ってみましょう!

  • フィルター系

Electro-Harmonix Q-Tron

まずはこちら。エレハモのオートワウ/エンヴェロープフィルターペダルの代表格、Q-Tronです。このシリーズはエレハモとMu-Tronの開発者、Mike Beigelのコラボレーションで作られたシリーズですね。ちなみにMike Beigelは、MU-FXでMu-Tronペダルを再現したエフェクトを製作していることでも最近は有名です。ベースやギターのインプットレベルに合わせてフィルターをかける、タッチワウとも呼ばれるのがエンヴェロープフィルターです。
LP(ローパス)、BP(バンドパス)、HP(ハイパス)、MIX(バンドパス+原音)のモード切替、Sweepのアップダウン切替、レンジのHI/LO切替(ギター/ベース切替)、およびPeakとGainコントロールに、ブーストのON/OFFを搭載したペダルですね。多彩な設定ですが、スタンダードで扱いやすいフィルターペダルです。
サンプルムービー
 

Electro-Harmonix Q-Tron+

続いて、Q-Tron+です。LP、BP、HP、MIXのモード切替、Sweepのアップダウン切替、レスポンスのFast/Slow切替、Peak、GainとBoostのON/OFFを搭載。さらにエフェクトループも装備したペダルです。レスポンスの切替スイッチはもちろんですが、このエフェクトループの装備が非常に重要です。エンヴェロープフィルターはインプットの強弱でフィルターをかけますが、そのインプットはギターから最初のペダルが最もセンシティブな信号となります。一方でエフェクトは後に接続した方が強くかかります。そこで、ギターからまずQ-Tron+に接続し、エフェクトループに何かエフェクトをつないでまた信号をQ-Tron+にもどすことで、エンヴェロープフォロワは入力直後の信号に反応し、フィルターは後の方にかけられるという形になります。つまり、最も理想的な形でエフェクトがかけられるということになるわけですね。
サンプルムービー
 

Electro-Harmonix Micro Q-Tron

Electro Harmonix Micro Q-Tron

Electro Harmonix Micro Q-Tron
価格:11,961円(税込、送料込)

よりシンプルなQ-Tronペダルです。LP、BO、HPのモード切替と、Q、Driveノブのみで使える、簡単なタッチワウペダルです。
サンプルムービー
 

Electro-Harmonix Doctor Q

Electro Harmonix Nano Doctor Q

Electro Harmonix Nano Doctor Q
価格:6,780円(税込、送料別)

さらにシンプルなエンヴェロープフィルターペダルです。Q-Tronシリーズではありません。RangeノブとベースのON/OFFスイッチのみのコントロールで、何も考えずに使えるペダルです。
サンプルムービー
 

Electro-Harmonix Bassballs

Electro Harmonix Nano Bassballs

Electro Harmonix Nano Bassballs
価格:9,570円(税込、送料別)

あのポール・マッカートニーが1号機を購入した、という伝統あるペダルです。現在はこのMXRサイズに小型化されています。ベース向けに作られたフィルターペダルで、ResponseノブとDistスイッチを搭載。歪みをかけることもできます。
サンプルムービー
旧Bassballsのサンプルムービー
 

Electro-Harmonix Riddle

2009年に新たに発売されたフィルターペダルです。Q Ballsシリーズとしてラインナップされているペダルです。
BlendコントロールとLP、BP、HP切替スイッチを装備。そしてQ、Sensitivity、Attack、Decay、Start、Stopコントロールを搭載しています。また、Bypassフットスイッチに加え、歪みを加えられるDistortionスイッチも装備し、Q-Tron+同様のエフェクトループも搭載するペダルです。多彩なフィルターコントロールに歪み、エフェクトループと、最も多くの設定が出来るフィルターペダルですね。
サンプルムービー
 

Electro-Harmonix Enigma

そして、Q Ballsシリーズのベースバージョンがこちらです。コントロール類はRiddleと同じで、帯域がベース用に作られています。
サンプルムービー
 

Electro-Harmonix Stereo Talking Machine

ギターなどの音を人の声のようにすることができるフィルターです。OW-EE、AH、I-A、AH-OO、AH-I、EE-ER、EEの7つのVoiceモードとWAH、BBの2つのエフェクトモードがあります。BBはBassballs。9つまでのプリセットを保存することができ、コントロールはBlend、モード切替スイッチ、Attack、Decay、Sensitivityとプレイセットのセーブボタンを兼ねたSweep Levelコントロールとなります。1IN2OUTで、エフェクトループを装備し、エクスプレッションペダルでフィルターの動きをコントロールすることもできます。
サンプルムービー
 

Electro-Harmonix Tube Zipper

2本の真空管を搭載する、本格チューブペダルです。1本はエンヴェロープフォロワに、もう1本は歪みに使われるようですね。コントロールはResonance、Frequency、Sensitivity、Master Vol.、Drive、Input Gain。およびエンヴェロープのアップダウン切替、そしてTrill/Tron切替スイッチを搭載。Trillではエンヴェロープフィルターではなくエンヴェロープモジュレーションとなり、トリルのような音が出せると言うことですね。
サンプルムービー
 

Bi-Filter

RHCPのフリーも使用するという、ラックタイプのエンヴェロープフィルターです。フルアナログエフェクトで、2つのフィルターを内蔵しています。コントロールセクションは4つに分かれ、左からDriversセクションでは、ENV Drive、およびSweep OSCのRate、Shapeコントロールを搭載。ENV DriveのLin/Log切替、Audio Boost、OSCの波形切替スイッチも付いています。続いて、2つのフィルターセクション。これはどちらも共通のコントロールです。ENV ResponseのAttack、Decay、ENV Amount、OSC Amount、Filter Freq、ハイ/ローのレンジ切替にHP/BP/LPのフィルターモード、そしてQコントロールを搭載します。最後にOUTPUT MIXERセクション。ここではフィルター1、フィルター2、ドライ信号のバランスと各フィルターのINVERT(反転)、そして2つのフィルターを合算するか直結するかの切替ができます。
入出力系も豊富で、バイパスフットスイッチ端子、2つのフィルターと2つのエンヴェロープのCVインプット、メインアウト、フィルター1と2それぞれのアウトプット、エフェクトループ、インプットという形になっています。フットスイッチだけでんかうCVペダルを使ってフィルターのパラメータをコントロールしたりできるということですね。
ラック型ですが、アナログエフェクトなのでよくよく見てみれば使いやすそうです。
サンプルムービー
 

  • リングモジュレーター

それでは、超個性的なエフェクト、リングモジュレーターを見てみましょう。

Electro-Harmonix Frequency Analyzer

まずはこちら。伝統あるエレハモのリングモジュレーターで、「エレハモ史上最も変な音」というキャッチフレーズで有名なペダルです(今は違うキャッチフレーズですが)。Blend、Fine、ShiftとFilterのON/OFFスイッチ、そしてドライとエフェクトアウトのステレオ対応ペダルとなっています。シンプルなリングモジュレーターです。
サンプルムービー
旧モデルのサンプルムービー
 

Electro-Harmonix Ring Thing

2010年に発売された、新しいエレハモのリングモジュレーターです。Frequency Analyzerを発展させ、機能性を変態度をアップさせたというペダルで、Blend、Wave、Filter/Rage、Fine/Depth、COARSEコントロールとMODEノブを搭載。MODEではリングモジュレーターの原音にプラスする周波数を上下だけでなく上だけ、下だけを選択できます。また、9つのプリセットを保存可能で、楽器の他、外部モジュレーションとエクスプレッションペダル端子を装備し、ステレオ対応のペダルです。
サンプルムービー
 

  • オクターバー

続いて、有名なエレハモのオクターブペダルを見てみます。

Electro-Harmonix POG2

非常に有名なエレハモのオクターブペダルです。モデル名に2とあるように、かつてのPOGをさらに進化させたのがこのペダルですね。2009年に発売されました。
フェーダーが並ぶコントロールが印象的なペダルです。ドライと-2、-1。+1、+2オクターブのバランスを調整でき、アタック、ローパスフィルター、デチューンの調整も可能。さらにドライとエフェクトの信号の流れを4モードで設定出来るDRY FXボタンと、レゾナンスレベルを4つから選択できるQボタンを搭載。そして8つのプリセットを保存することも可能です。フットスイッチはON/OFFとプリセット選択となっています。
サンプルムービー
旧POGのサンプルムービー
 

Electro-Harmonix Micro POG

よりシンプルなオクターブペダルです。
ドライと-1、+1オクターブのバランスを調整するだけのシンプルなスタイルで、ドライアウトも搭載しています。扱いやすいペダルです。
サンプルムービー
 

Electro-Harmonix Octave Multiplexer

【正規輸入品】Electro-Harmonix Octave Multiplexer

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価格:11,340円(税込、送料別)

和音(ポリフォニック)対応のPOGと違い、こちらはクラシカルな単音(モノフォニック)のオクターバーです。重厚な低音を作ることができます。コントロールはHIGH FILTER、BASS FILTER、BLENDとSUBスイッチという形。オクターブダウン音に原音をブレンドし、2つのフィルターで音色を調整できるペダルです。ドライアウトも搭載します。
サンプルムービー
 

  • シンセサイザーペダル

エレハモの真骨頂はここかもしれません。超絶な音を作る数々のシンセペダルを見てみましょう。

Electro-Harmonix HOG2

数あるエレハモペダルの中でも最上級のペダルで、POGをさらに発展させたようなスタイルのモデルです。2013年に進化を遂げました。それまでの操作性や音色はそのままに、特にMIDI系を強化したモデルですね。
本体には16のフェーダーを搭載し、インプットゲイン、ドライアウトのレベル調整、そして-2、-1オクターブ、原音、+5th、+1オクターブ、+1オクターブ+5th、+2オクターブ、+2オクターブ+3rd、+3オクターブ、+4オクターブの10ボイスの音量をそれぞれ調整できるフェーダー、そしてヴァイオリン奏法的な動作を可能とするエンヴェロープのAttackとDecay、そしてローパスフィルタのFrequencyとResonanceをフェーダーでコントロール可能。和音にも対応するポリフォニックオクターブジェネレータとローパスフィルタ、エンヴェロープを組み合わせ、またさらに変わった音のでるスペクトラルゲートを用いて多彩な音を作り出します。

さらに、外部コントロールを用いて+1オクターブ、+1ステップのベンド、ヴォリューム、フリーズ+グリス、フリーズ+ヴォリューム、ワウ、フィルタの中から1つを選んでリアルタイムなコントロールも可能です。外部コントロールはエクスプレッションペダル、またはMIDIで行います。ON/OFFに加え、エクスプレッションとエンヴェロープを個別にON/OFF出来るフットスイッチも搭載しています。

これまでの、初代HOGもMIDIコントロールに対応し、パラメータを操作する「MIDIコントロールチェンジ」でコントロールすることができました。しかし、新しいHOG2では、コントロールチェンジに加えてメモリーされた設定を切り替えるプログラムチェンジにも対応。エクスプレッションペダル的なコントロールだけでなく、プリセット自体を切り替えて音を変えることができます。旧モデルは6つのプリセットが可能でしたが、それも大幅に増えてHOG2では120のプリセットを保存することが出来ます。

専用コントローラーもラインナップされています。これも以前より大幅に小型化されており、同時に機能は大きく増大。00〜99まで、100種類のプリセットをUp/Downのフットスイッチ、またはSELECTノブを使って呼び出したり、SELECTノブを押すことで保存したりすることができます。
イントロダクションムービー
 

Electro-Harmonix Micro Synth

Micro、というわりにかなり大柄なペダルですが、ギター用のアナログシンセペダルの代表格といえるモデルです。ずらっとフェーダーが並ぶスタイルのペダルで、ギター、-1オクターブ、+1オクターブ、そしてスクエアウェーブを自在にミックスでき、Resonance、Start Freq、Stop Freq、Rateで基本的な音を作ります。Attack Decayでアタックのスピードを調整し、TRIGGERでフィルタ回路がONになるインプットレベルの閾値を設定します。
サンプルムービー
 

Electro-Harmonix Bass Micro Synth

Micro Synthのベース用です。コントロール類は全く同じですが、帯域がベース用に調整されています。
サンプルムービー
 

Electro-Harmonix Ravish Sitar

electro-harmonix Ravish Sitar

electro-harmonix Ravish Sitar
価格:30,400円(税込、送料込)

2011年に発売された、ギターでシタールの音を作るというペダルです。
コントロールはLevelsとTimbreセクションに分かれ、LevelsにはDry、Lead、Sympathetic、TimbreにはLead、Sympatheticのノブが付いています。右端にはモードの切替とプリセットの保存を行うMODE/PRESET Encoderノブが搭載されています。音作りとしては、Levelsセクションの3つのコントロールで演奏弦と共鳴弦、そしてギターの原音(Dry)の音量の割合を調整し、Timbreセクションではセクションではシタールの音の出方を調整します。さらにMODEの部でプリセットの保存や読み込み、そしてKEY、DECAY、MODULATION、Q、PITCHのモード設定が可能。多彩なシタールサウンドを作ることができます。
サンプルムービー
 

Electro-Harmonix Freeze

シンセというか、音をただ止めるという、サウンドリテイナーペダルです。2010年に発売されたモデルで、Effect LevelとSlow/Fast/Latchのフットスイッチモード設定が可能。シンプルに、音を無限に伸ばすことの出来るペダルですね。
サンプルムービー
 

Electro-Harmonix Superego

2012年発売の、個性的なエフェクターです。Synth Engineと名が付けられていますが、ペダルのスタイルとしてはFreeze同様のサウンドリテイナー系ペダルとなります。
入力音をサンプリング、ホールドし、オシレーターやシンセサイザーのような音も作ることができるというペダルですね。コントロールはSpeed、Gliss、Dry、Effectと3モードの切替スイッチです。モードはLatch、Momentary、Auto。ラッチモード時にはSpeedノブがLayerコントロールとなります。また、エフェクトループを搭載し、フリーズ音にエフェクトをかけることもできます。
サンプルムービー
 

Electro-Harmonix RTG

最後はこちら。エフェクターではなくオシレーターペダルですね。1980年に発売されたモデルを2013年に復活させたのが現在のRTGです。オシレーターなのでインプットはありません。
ランダムな音程の発振音を出力するペダルで、コントロールはRateとGlideのON/OFFスイッチのみ。Rateは音程の変化する速度の設定、Glideは音が変化する際、一気に変化するか、ピッチシフトのように連続的に変化するかの設定となっています。
サンプルムービー
ヴィンテージモデルのサンプルムービー
 
というわけで、今回は様々な個性派ペダルを見てきました。まさにエレハモらしさ全開なペダルがずらっと並んでいます。それぞれが濃厚なので、一つ一つの魅力をゆっくりと分かってもらえると良いかなと思います。
このシリーズは一応、次回最終回予定です。Vol.8へ
 
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