今日は11月11日。ベースの日ということで、最近発売されたベースプリアンプやそれに近い使い方のできるペダルをまとめてみたいと思います。
期間はここ1年。その間に出たモデルから、ベースプリアンプをまとめてみたいと思います。
では、ブランド名順に見てみましょう。
Ampeg Classic Analog Bass Preamp
サンプルムービー
Atelier Z MM-BOX LIMITED
Bassics BPA-1 Bass preamp
入出力端子も豊富で、2つのインプットジャックを搭載。インプット1はインピーダンス切り替えスイッチ、インプット2はインプットレベルコントロールを別に搭載。アウトプット、エフェクトループ(SENDはチューナーアウトとしても機能)、およびプリEQとポストEQのDIアウトを搭載。DIアウトはXLRとTRSの端子がそれぞれに付いていて、グラウンドリフトスイッチもあります。
3バンドパラEQは「"Low"は45〜250Hz、"Mid"は150〜800Hz、"High"は500〜3KHz」の周波数帯に対応。コンプレッサーはスタジオクオリティのVCAコンプレッサー。エフェクトループはEQ前段に設置したいエフェクトを接続するものとなっています。
電源はコンセントからとる形となっています。
サンプルムービー
Darkglass Electronics Microtubes B7K Ultra Limited Kraken Edition
中身は通常モデルと同じ。コントロールはMaster、Blendと歪み用のLevel、Driveコントロール、さらにBass、Lo Mids、Hi Mids、Trebleの4バンドEQを搭載。2つのミッドレンジはそれぞれ中心周波数を選択することができます。Loは100Hz、Trebleは5kHzを中心に、Lo Midsはスイッチで250Hz、500Hz、1kHz、Hi Midsは750Hz、1.5kHz、3kHzから中心周波数を設定。それぞれ±12dBで可変できるアクティブEQ。超高域の出方を切り替えるAttackスイッチと、超低域を切り替えるGruntスイッチにより、ベースサウンドを多彩にコントロール可能となっています。入出力端子はインプット、アウトプットに加え、グラウンドリフトスイッチを搭載するXLRバランスドアウトプットも装備。ラインアウトも可能となっています。
電池駆動はできません。フットスイッチはバイパスとディストーションスイッチで、全体のバイパス、およびクリーンと歪みの切り替えが行えます。
通常モデルのサンプルムービー
Electro Harmonix BATTALION
また、全体の音量を調整するVolノブとゲートコントロール、インプット-10dB PADボタンを搭載。入出力はインプット、アウトプット、ドライアウト、XLRアウトで、XLRアウトには個別のVolコントロール、エフェクトバイパススイッチ、およびグラウンドリフトスイッチを搭載しています。
サンプルムービー
GALLIEN-KRUEGER PLEX
様々なベースアンプを制作するGALLIEN-KRUEGERのベースプリアンプです。
8つのノブは全てプッシュ式で2つの機能を搭載。通常状態ではそれぞれ上段左からBass、Low Mid、Hi Mid、Treble、下段左からMaster、オーバードライブのLevel、コンプレッサーのLevel、Threshold。同じ流れでプッシュした状態ではBump、Contour、Hi Cut、Presence、Voice、オーバードライブのDrive、コンプレッサーのAttack、Ratioとなっています。
プリアンプは常時ON、左のフットスイッチでオーバードライブ、右のフットスイッチでコンプレッサーのON/OFFとダブルクリックでのチューナー起動が行えます。
また、左上にはTrim/Clipノブがあり、これは1/4インチフォンジャックからのインプットレベルを調整。クリップするとノブまわりが光ります。
インプット、アウトパットとエフェクトループを搭載。エフェクトループはEQとMasterの間に設置されており、他のエフェクトをEQ後にかけたいときに使います。
さらにDI、Aux IN、ヘッドフォンアウト、USB端子を搭載。DIアウトはEQの前か後ろ、またグラウンドリフトを設定可能。USBはオーディオインターフェースとして使うことができます。
手前中央にあるディスプレイはチューナーの表示だけでなく、パラメータの状態なども表示される形となっています。
サンプルムービー
Hartke Bass Attack 2
プリアンプ、EQ、オーバードライブをまとめたベースプリアンプ/DIペダル。右側がプリアンプセクション。Level、Bass、TrebleとContourスイッチを搭載。左側がオーバードライブセクションで、Tone、Drive、Mixコントロールを搭載します。中央がShape EQセクションで、FreqとAmountの1バンドパライコ。オーバードライブとEQはそれぞれON/OFF可能です。
インプット、アウトプット、パラレルアウトと波形反転、グラウンドリフトスイッチ付のDIアウトを搭載しています。
駆動は9Vアダプター、Phantom電源、さらに単3電池2本という選択肢が用意されています。
サンプルムービー
HOTONE B-STATION
コンプレッサー、EQ、ドライブ、DIを搭載したペダルですね。コントロールはVolume、Bass、Middle、Treble、Blend、Drive、Comp。左側のフットスイッチでエフェクトのON/OFF、右側でDriveとBlendコントロールが有効になる歪みセクションのON/OFFとなります。
インプット、アウトプット、パラレルアウト、エフェクトループ、グラウンドリフト付DIアウト、およびPre EQとPost EQスイッチを搭載。
シグナルパスです。Pre EQとPost EQの位置はコンプ、ドライブセクションの前か後かという切り替えです。DIアウト全体の最後にあるので、Pre EQ/Post EQスイッチ関係なくEQの後に設置されます。
サンプルムービー
サンプルムービー2
Inner Bamboo Bass Instruments Bass Preamp B-II
プリアンプ部は常時ON、フットスイッチはEQバイパスとミュートスイッチとなっています。
インプット、アウトプット、チューナーアウトとDC IN、DC OUTも搭載しています。
B-IIとコンプレッサーU-IIのサンプルムービー
One Control Sonic Silver Peg
ミニサイズケースで、アダプターだけでなく電池駆動も可能なペダルとなっています。
サンプルムービー
Palmer Pocket Amp Bass
コントロールはVol、Drive、Blend、Saturate、そしてBass、Highs、およびLevel、FreqのMidコントロール。中域がセミパライコになった3バンドEQと、クリーンブレンドやサチュレーションコントロールで音色を細かく調整可能。さらにファズ/オーバードライブ/クリーンの3モードスイッチ、DIアウトの位置(EQのプリ/ポスト)、フットスイッチの役割(バイパス/ミュート)、キャビネットシミュレーター(フラット/モダン/ヴィンテージ)を選択するスイッチを搭載。アウトプットはDIアウトとアンバランスドアウトの2種類。グラウンドリフトもできます。さらにTRS(ステレオ)端子を使用したエフェクトループまで搭載。コンパクトサイズに数多くの機能を詰め込んだベースプリアンプですね。
サンプルムービー
Sadowsky SBP-2
Sadowskyのアクティブベースにも搭載されるプリアンプをアウトボード化したモデル。
コントロールはTreble、Bass、Volumeのシンプルなコントロール。ローノイズで、Bassは40Hz、Trebleは4kHzを中心に+18dBまでのブーストが可能。パッシブベースやアップライトベースをアクティブなトーンに変えることができます。
サンプルムービー
VEMURAM DJ1
Rolling Stonesの現ベーシスト、ダリル・ジョーンズとのコラボレーションで作られたモデル。コントロールはLevel、Drive、Clean、Boost、Bass、Treble、Mix。Cleanはクリーンブースト、Driveは歪みで、Mixでそれらをミックスして音を作ります。さらに別途Boostスイッチで使えるブースターも搭載。2つのトリムポットがあり、それで全体のサチュレーションとクリーンのMidコントロールが行えるとのことです。
ストーンズのツアーでもプロトタイプが使用されているようで、そこからのフィードバックで開発を行ってきたモデル。NOSパーツなども使用し、こだわりのモデルですね。
サンプルムービー
限定モデルやアンプ再現モデル、多機能ペダルからシンプルなモデルまで、ここ1年でいろいろ出ているのが分かりますね。
Lineアカウントから1日1回ブログ更新をお知らせ!
Lineブログ更新中!
がっきや速報
人気blogランキングへ