スウェーデンのベースアンプ/エフェクターメーカー、EBSの多機能なベースプリアンプに新世代モデルが登場です。
「EBS MicroBass 3」。プリアンプと歪み、コンプレッサー、チューナーをまとめた機能的なベースプリアンプです。
フットスイッチはミュートとドライブで、ドライブはクリーンチャンネルとドライブチャンネルの切り替えですね。クリーンチャンネルとドライブチャンネルは常時ONとなっており、ドライブON時にクリーンチャンネルとミックスしたサウンドを作る事もできます。
ミュートスイッチは、ミュートにするとチューナーが起動します。
白いノブがクリーンチャンネルのコントロールで、GAIN、TREBLE、MID(中心周波数とゲイン)、BASS、COMP。
このGAINコントロールはインプットレベルです。COMPはコンプレッションのレシオを調整します。
3バンドEQはBassが60Hzを±18dBで調整できる12dB/octのシェルビング、Midは中心周波数を50~5kHzで設定でき、±12~15dBで調整可能なバンドパス、Trebleは8kHzを±18dBで調整できるシェルビングEQとなっています。
コンプレッサーは最大3:1のレシオに設定でき、最大24dBの合ってネーションが可能。コンプレッサーゲインは0dBに固定されています。
また、BRIGHT、CHAR、BYPASSのミニスイッチがあり、それぞれ10kHzを10dBブーストするブライトスイッチ、ベースとトレブルをブーストし、ミッドを少しカットするキャラクタースイッチ(+6dB@80Hz / -2dB@900Hz / +3dB@7.5kHz)、EQをバイパスするバイパススイッチとなっています。
ドライブチャンネルはLEVEL、MIDI OUTから(周波数とゲイン)、TONE、DRIVEとなっていて、それぞれ音量とミッドレンジ、カットのみのトーン(最大でフラット)、最大+40dBのゲインコントロールです。
また、GAINとTYPEミニスイッチがあり、ローゲインとハイゲインの切り替え、およびThin/Normal/Deepからサウンドを選べるタイプスイッチとなっています。
ドライブチャンネルのEQはMidが100~4.5kHzの周波数を選び、±15dBで調整できるコントロールで、TONEが700~20kHzの範囲で6dB/octのローパスフィルターです。
また、マスターセクションではMASTERとBLENDコントロールがあり、ブレンドはドライブON時にクリーンチャンネルとドライブチャンネルをミックスするバランスを調整します。
側面と背面には多彩な端子を搭載。
右側面にはインプットとドライブインプットがあり、ドライブインプットはドライブチャンネルに直接入力ができます。
また、シリアルON/OFFスイッチがあり、シリアルモードにするとクリーンチャンネルとドライブチャンネルが直列で接続されます(デフォルトはパラレル接続)。
左側面はエフェクトループ(EQの後に設置)とアウトプット、およびステレオモードのON/OFFスイッチがあります。
ステレオモードではアウトプットにTRSケーブルを使うことでステレオアウトにできます。(2つのXLRアウトもLとRに分けられます。)このとき、Y字ケーブルを使ってエフェクトループをステレオループにすることができます。ステレオのエフェクターなどを使う際に使用するということです。
背面には2つのXLRアウトがあり、それぞれポストEQ(マスターの前)とプリEQまたはポストEQを選べるXLRアウトがあります。ステレオモードではどちらもポストEQとなり、L/Rで分けられます。また、XLR端子用のグラウンドリフトスイッチがあります。
さらにAUXインプット、ヘッドフォンアウトも搭載。9VのDCインプットがあります。
EBS MICROBASS 3 BASS PREAMP
EBS MicroBass 3 - sound samples by Samuel Nilsson
かなり機能的で幅広く音を作る事のできるベースプリアンプですね。
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