様々なエフェクターを数多く制作するTC Electronic。昨年発売された、低価格なペダルをラインナップするSmorgasbord of Tonesに新モデルが登場です。8機種、スピーディに見てみましょう。
TC Electronic EL MOCAMBO OVERDRIVE
まずはオーバードライブです。「極太のミッドレンジ」が特徴という対称クリッピングを用いたオーバードライブ。Drive、Tone、Levelコントロールを搭載し、ブースターからプリアンプのように使うことも可能となっています。スタンダードなペダルですね。
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TC Electronic EYEMASTER METAL DISTORTION
続いてディストーションです。GainとVolumeのみのシンプルなスタイル。「スウェーデンの死のメタルトーンを流すように特別に設計」という謎の言葉が綴られています。デスメタルなペダルってことでしょうか。ハイゲインディストーションですが、ローミッド〜ミッドが太く、ルーズなローエンドが特徴のペダルです。
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TC Electronic HONEY POT FUZZ
次はファズ。Volume、Tone、Sustainというコントロール構成は何かを思わせるものがありますね。「クラシックトーンを再現したディストーション/ファズ・ペダル」。そう、あれです。ガバ・・・失礼、ビッグなマフですね。それよりかなりディストーションよりな雰囲気もあるような感じはしますが、そんな感じのペダルです。
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TC Electronic 3RD DIMENSION CHORUS
続いてコーラスです。4つのボタンからモードを選択して使う、揺れないアナログコーラスペダル。3RDと付いていますが、いわゆるDC-2系ペダルです。セカンドじゃなくてサードなのは理由は不明です。ちなみにBOSSのDC-2はアナログ、DC-3はデジタルです。なのでスタイルは完全にDC-2再現ということになります。DC-2は揺れないコーラスとして有名ですね。私も持ってますが、実際に使うと揺れない・・・けどちょっと揺れる。普通のコーラスほどは揺れないペダルです。それがまた良い味を出しています。そこまで再現されているのか、楽しみです。
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TC Electronic CHOKA TREMOLO
続いてトレモロ。Speed、Depth、LFOコントロールを搭載。LFOは波形のコントロールとなっています。スタンダードなクラシックトレモロですね。
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TC Electronic NETHER OCTAVER
続いてオクターバー。TCにはSub 'N' Upというハイクオリティなコンパクトデジタルオクターバーがありますが、こちらはあえてのアナログオクターバー。Octave 1、Octave 2、Dryコントロールを搭載し、原音、1オクターブ下、2オクターブ下の音のバランスをコントロールします。OC-2的なスタイルのペダルですね。
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TC Electronic CRESCENDO AUTO SWELL
続いてこちら。オートスウェル、オートヴォリュームペダルです。アタックを判別して消し、ヴァイオリン奏法のような音を作るペダルですね。いわゆるスローギアペダルです。コントロールはSensitivityとAttackとなっています。
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TC Electronic IRON CURTAIN NOISE GATE
最後にノイズゲートです。アナログのシンプルなノイズゲートですね。ThresholdとDecayコントロールを搭載。ノイズゲートは、音を出していない時に音をカットするというエフェクトです。Thresholdが「音を出していないと判断する音量」の調整で、この値を下がった信号をカットします。Decayはそのカットする際にゲートを閉める長さをコントロールします。スタンダードなスタイルのノイズゲートですね。
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ということで、TC新作8モデル、駆け足気味でしたが見て来ました。全体にスタンダードでクラシックなペダルですね。
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