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エレアコ買いました。「TAYLOR 512e 12Fret」!レポートします。


エレアコ買いました−。前から良いエレアコ欲しいとは思っていたんですが、何選べばいいかよく分からなかったんですよね。要は自分で必要とするものが分からなかった。ですが今回、機会があってこれだ、というのがあったので買ってみました。
「TAYLOR 512e 12Fret」というモデル。2017年に生産完了しているモデルです。だから安くなってました。
どんな感じかレポートしてみたいと思います。

TAYLOR 512e 12Fret


普段はエレキギターの記事がメインなので、なんでこれを選んだか、というところをまず書いてみようと思います。

Taylor Guitars。アコギメーカーの2大巨頭、Martin GuitarsGibsonは、どちらも100年を越える歴史を持つメーカーです。
一方Taylor Guitarsは1974年に設立。伝統的な手法だけではなく、新しい技術やアイディアを盛り込んだモデルを制作し、アメリカでは最も売れるアコースティックギターメーカーとなっています。
特にエレアコに強く、独自のES2(Expression System 2)というシステムを搭載していて、これまでのピエゾピックアップとは違ったサウンドで知られています。音としてはMartinやGibsonのような「アクの強さ」はなく、ある意味でヴァーサタイル、ある意味で面白みがないと言われることもあります。エレキギターでいうとPaul Reed Smith的な立ち位置のメーカーだったりします。
個人的な印象では、見た目もMartinやGibsonのような雰囲気もなく、派手さがないギター。正直言ってもともと興味がなかったんですが、ちょっと調べてみると堅牢な作りと幅広い守備範囲でプロの使用者が多いブランドでもあり、またサウンド的にも今のポップスなどには合っているのではないかと思います。
そう、今のポップスに合っているという点。これが今回Taylorを選んだ理由の1つです。ブログ読んでもらってる人は知っているかと思いますが、今SONAR初見勢による「Cakewalk by BandLab」での曲作りというシリーズをやっていて、1曲作っています。作ってる曲がポップスのバラードなんですが、その中でどうしてもアコギの音が欲しくなってしまいました。いろいろ工夫してエレキギターの音をいじったりフレーズを変えたりしてみたんですが満足できず、アコギ買うしかないかな、という感じになりました。つまり、曲の中で欲しい音としてアコギの音が出てきた、というのも選んだ理由の1つですね。

では、Taylorの中でなぜこれを選んだのか。それは写真を見ながら書いていきます。

こちらが今回買ったモデル。ボディはレッドシダートップ、サイドとバックがマホガニー、ネックもマホガニーで、指板はエボニーです。


ヘッドです。けっこう特徴的な形なんですが、ブランドロゴも含めて派手さはありません。むしろちょっと地味くらいの印象です。モデルとしてはラインナップの中では中堅くらいということもありますが・・・この価格帯のモデルとしてはだいぶ地味なヘッドだと思います。ただ実際に所有して触って見ていると、だんだんこれも良いな、と思えてくるんですけどねw


サウンドホールの横にはピックガードが付いています。Taylorのピックガードはけっこう特徴的な形で、ヘッドよりもむしろこっちが目立つのでテイラーだと分かるような気がします。


サウンドホール内部のラベル。シリアルナンバーはフォトショで消してます。モデル名が512e 12Fret。512は、500番台のモデル(マホガニーをボディ/ネックに使ったシリーズ)、トップ/サイドが別の材で、6弦モデル(1)、グランドコンサートサイズ(2)を表しています。次のeはエレアコであるということ。カッタウェイが入っているとここがceになりますが、こちらはカッタウェイなしなのでありません。12Fretはネックジョイントが12フレットであるという意味。一般的なフォークギターは14フレットでジョイントされますが、こちらはクラシックギター的に12フレットジョイントを採用しているという意味となります。


見ての通り、12Fでボディとジョイントされます。12Fジョイントは、ボディ自体も縦に伸びますが、ブリッジ位置も下がります。全体の長さも14Fジョイントより短くなります。スケールは同じですが。ブリッジ位置が下がることで、14Fジョイントよりも低音が出るサウンドとなります。一方、ハイフレットの演奏性はもちろん下がります。ジョイント位置が上がるのでそれは当然ですね。


ジョイント部にはストラップピンが付いています。


ちなみにこのネックですが、一見セットネック。ですが実はボルトオンネックです。ボディ内部にあるこのTaylorのロゴが貼り付けられた裏にネジがあり、ここでネックを固定。つまり取り外しも可能となり、メンテナンス性や調整性が高くなっています。
他にもアコースティックギターとしては珍しいロングテノン(全指板の下にネックが伸びている)構造とすることで、ネックの起き上がりなどを軽減するという作りとをしています。
また、ボディやヘッドはグロスフィニッシュですが、ネック裏はサテンフィニッシュとなっているなど、細かいところも弾きやすさが考えられています。


内蔵プリアンプシステム、ES2のコントロール部。上から順にVolume、Treble、Bassとなっています。


エボニーのブリッジに、TUSQサドル。そしてブリッジピンとサドルの間にあるネジが、ES2のピエゾピックアップとその感度の調整ねじです。


エンドピンジャック。


ここに電池も入ってます。電池は9V電池ですが、ボックスがDuracellに最適化されています。一般の9V電池よりひとまわり小さいので、国内で売っているものでは基本Duracellしか入りません。


エンドピンジャックにプラグを差すと、サウンドホールから見える基板のLEDが点灯します。点灯するかどうかで電池交換のタイミングが分かるようになっています。
このES2も通常のピエゾPUがサドル下(ギター内部の真下)につけられるのに対しサドルの側面に沿うように付けることでナチュラルなサウンドを実現した、というものです。

さて、今回のモデルですが、まずボディはかなり小ぶりなサイズです。Martinでいうと000シリーズくらいのサイズですね。
さらに12Fジョイントとなることで、全長も短くなっています。うちでギターを録るとき、イスに座るんですが、アームレストもあったりしてギターを弾くには窮屈なんですね。なのでできるだけコンパクトでしっかりと音が出るものが欲しかった。特にラインで録った時に自然な音を出して欲しい、ということで、これいいんじゃないか、となりました。ハイフレットのプレイはしないし。これは実際に使ってみて正解だったと思います。

テイラーの特徴として、ネックの構造もあり、弦高が低くできるというのがあります。これも実際弾いてみてびっくりしました。アコギってもっと弾きにくいものだと思ってたんですが、すごい楽に弾けます。まぁ今までそんなまともなアコギをちゃんと触ったことがなかったので、上位モデルはこれくらいの演奏性はあるのかもしれませんが・・・テイラーは特に弾きやすいと聞きますね。

実際ラインでどんな音が録れるのか、ちょっと録ってみました。

ライン録り(オーディオインターフェース直結)
Download聴けない場合はこちら

けっこう自然な感じ。若干高域が抑えられていますが、そのせいかよくあるピエゾのシャリシャリな音とは違っていますね。暖かみのある音だと思います。楽曲の中でもけっこう自然に聞こえます。マイク録りにはかないませんけどね。

せっかくなんで、Kemperを通した音も録ってみました。

ライン録り(Kemperを通してオーディオインターフェースにラインアウト)
Download聴けない場合はこちら

Dirk Baldringer Preampsというコンソール(?)のプリアンプをプロファイルしたもの。アコギ接続用に最初から入っているファクトリーリグです。EQなどもコントロールできるので、エレアコの音を調整するのにも良い感じですね。
 
正直、あんまりアコギのこと詳しくないのでたいしたこと書けないんですが、気に入ってます。元の値段を考えるとびっくりするほど安くなっていたし・・・音も良い感じで、買って良かったと思います。
 
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