



ステージで簡単に動き回れたり、自宅でもケーブルなしでギターを弾くことができるワイヤレスシステム。特にデジタルのワイヤレスシステムが一般的になってから、低価格なモデルが多数出てきました。今回は3万円までで導入することが出来るワイヤレスシステム(レシーバー、トランスミッター組み合わせて3万円まで)をまとめてみました。
ブランド名順に見ていきたいと思います。
※価格は現時点での実売価格をベースにしています。時期や様々な要素により価格は上下することがあります。
ヘッドフォンやマイクでもおなじみのオーストリアの音響メーカー、AKGのワイヤレスシステムです。トランスミッターは単3電池、レシーバーはアダプターで駆動します。レシーバー側にはVolumeコントロールを搭載。距離は約20m程度。レシーバーは2つのチャンネルを設定可能です。
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こちらもヘッドフォンを始め様々な機器を展開する日本の音響メーカー、オーテクことオーディオテクニカのワイヤレスシステムです。2つのアウトプットを備え、フットスイッチで切り替えたり、片方は常時出力としたりすることができます。2.4GHzのワイヤレスシステムで、24bit/48kHzのビットレートとなっています。トランスミッターは単3電池2本、レシーバーはアダプターで駆動します。最大8チャンネルの同時使用が可能。通信距離半径20m、直径40mとなっています。
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手頃なギター関連機器を多く制作する韓国のBelcatによるワイヤレスシステムです。専用の充電式電池が付属しているタイプのモデルです。レシーバー、トランスミッター共に電池駆動です。距離は最大50m。コンパクトでシンプルなモデルです。
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定番エフェクターブランド、
BOSS
によるワイヤレスシステムです。こちらはペダルボード向けのワイヤレスシステム。コンパクトなトランスミッターとペダルタイプのレシーバーのセットです。2.4GHz周波数、レイテンシ2.3ms、ダイナミックレンジ110dB以上、伝送範囲20m(環境により変化することがあります)のモデルです。トランスミッターを10秒間レシーバーに差し込めば自動接続。レシーバーは単3電池2本、またはアダプターで駆動、トランスミッターはUSBで充電式となっています。最大14台のBOSSワイヤレスシステムを同時に使用できます。
こちらはトランスミッターとレシーバーが同じ形状となっているモデル。ボードではなくアンプなどに直接送信する場合などに最適なモデルです。ケーブルトーンシミュレーションを搭載しています。
キクタニミュージックのオリジナルブランド、K.W.Sのワイヤレスシステムです。30chから1chを選択して使用するワイヤレスシステム。チャンネルは赤外線で設定可能。トランスミッターは単3電池2本、レシーバーはアダプター駆動。最大使用可能距離90mとなっています。
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定番。Line6のワイヤレスシステムです。小型で手頃なワイヤレスシステムはこのシリーズから現代的に変わったと言えるモデルですね。こちらは後から発売された小型モデルです。小さなトランスミッターと、充電器を兼ねるレシーバーのセットです。細かな設定をする必要がなく、自動的にチャンネルが設定されます。
ギターに取り付けるトランスミッターは充電式で、フル充電状態で最長8時間、演奏しない間は自動的にスリープモードとなり、スリープモード中は200時間の駆動時間を確保します。
レシーバー側にはトランスミッターを立てるためのドックが付いていて、ここから充電します。レシーバーは1/4インチモノラルアウトとXLRアウトを搭載。マイクロUSB端子があり、通常は電源をここから供給、またファームウェアアップデートにも対応しています。
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こちらはLine6のRelayシリーズ初期から出ているモデルですね。6つのチャンネル選択スイッチと、ケーブルのトーンをシミュレート(OFF、5m、9m)することができるモデルです。2.4GHzのモデルですね。通信距離30mとなっています。
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低価格なエフェクターをラインナップするNUXのワイヤレスです。32b ビット48KHzのワイヤレスで、チャンネルは4つ。同時に4システム使用可能です。レイテンシ5ms。通信距離30mとなっています。
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長年、低価格なワイヤレスシステムといえばSAMSONとして知られるモデル。トランスミッターは単3電池、レシーバーはアダプター駆動。6ch同時使用可能。最大91mという通信距離の長さも大きな特徴です。
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最後にこちら。中国のエフェクターブランド、Xviveのワイヤレスシステムです。シンプルな充電式電池駆動のモデル。通信距離約30m。簡単に使うことができるモデルですね。
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かなり手頃なモデル、多数出ていますね。BOSSやLine6といったエフェクターの定番ブランド、オーテクやAKGのようなオーディオ機器メーカー、そして低価格なモデルを多く制作するブランドなど、いろいろなワイヤレスがでています。
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