アメリカの人気エフェクターブランド、EarthQuaker Devicesから、便利な2ループペダルが登場です。
「EarthQuaker Devices Swiss Things」。2つのエフェクトループと2つのアウトプット、およびチューナーアウトとエクスプレッションペダル端子、さらにブースターを搭載しています。
構造としては大きく分けて2エフェクトループと2つのアウトプットを備えるABYボックス。
まず2ループの方から見ていくと、入力された信号はそのままLoop1へと送られます。
Loop1を通って帰ってきたシグナルにはバッファがかかり、続いてLoop2へと続きます。このLoop1とLoop2の間のバッファではVolume EXP端子があり、ここにエクスプレッションペダルを接続することでボリュームペダルとして操作することができます。ここは一般のボリュームペダル同様、ボリュームダウンのみをペダルで行う構造ですが、この形とすることで一般的なボリュームペダルのように、接続するだけで音量が少し落ちてしまうような現象を回避することができる、ということですね。
Loop2から戻ってきた信号は、本体に内蔵されたブースターへと送られます。Boostノブでブーストレベルを調整できます。ここまでのLoop1、Loop2、ブースターは全て手前側の3つのフットスイッチで個別にON/OFFができる形となります。
続いてABYボックス。ブースターを通ったシグナルはさらにバッファがかかり、AとBのシグナルラインに分けられます。アウトプットBはトランスフォーマーでアイソレートされているので、2台のアンプを切り替えるような使い方をしてもグラウンドループやシグナルの漏れが発生しないようになっています。
ここは奥に設置されたA/BスイッチでAとBの出力を切り替え、BothスイッチでA+Bのパラレルアウトとして使うことが可能。Boostノブの隣にあるOutput B PhaseスイッチでアウトプットBの位相を反転することもできます。
2エフェクトループとABYボックス、そしてブースターやボリューム操作用エクスプレッション端子によって、様々なシステムに適合して使うことができるような構造となっているのがポイントです。ループ1はバッファを通さないので、ここにはファズやワウなどの機材を接続することも想定されている感じですね。
EarthQuaker Devices Swiss Things Pedalboard Reconciler
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