Fenderから、かつてジミーペイジがメインギターの1つとして使用した、通称「ドラゴンテレキャスター」と呼ばれるモデルが登場です。
「Fender immy Page Telecaster」。
本人がメインギターとして使用したモデルは1959年製。Johnny Del & The Deltonesのジョン・オーウェンから、当時のバンドメンバーだったジェフ・ベックの手に渡り、1966年にジミー・ペイジにプレゼントされたテレキャスターです。
元々はブロンド、ジミー・ペイジの手に渡った当初は塗装が剥がされていて、67年にはジミー・ペイジによって丸いミラーが取り付けられました。通称ミラーテレキャスターと呼ばれる時期です。
その後、テレキャスターはジミー・ペイジの手でイラストが描かれ、ピックガードもブラックを加工したピックガードとなります。ドラゴンが描かれた派手なそのテレキャスターはドラゴンテレキャスターと呼ばれるようになります。
Led Zeppelinのデビュー当初、1968~69年ごろまで、メインギターの1つとしてステージでも使用されました。
ただ、その後レスポールを持ってUSツアーに出ている間、ジミー・ペイジの友人が「よかれと思って」そのテレキャスターにさらなるペイントを勝手に施しました。
ギターを知らなければ仕方ないことかもしれませんが、その勝手なペイントが追加されたギターは音色が変わってしまい、ついでに配線もだめになってフロントPUしか機能しなくなってしまったため、ネックだけを別のテレキャスターに移植されることになりました。
今回のモデルは68~69年ごろにステージでも使用されたころのドラゴンテレキャスターを再現したモデルです。
ナチュラルフィニッシュのアッシュボディにペイントを施したスタイル。
ボディ裏はナチュラルです。
ジミーペイジカスタム、オーバルCシェイプのメイプルネック、ローズ指板21F仕様。
ヘッド裏とプレートにジミー・ペイジのシグネチャーが入ります。
ピックアップはJimmy Page Custom Tele のセット。1VOl、1Tone、3Wayセレクター、3サドル裏通しブリッジとなっています。
ちなみに、今年のNAMM SHOWで「アンプとセットになった恐ろしく再現度の高いドラゴンテレキャスター」と、「そこそこの雰囲気があるドラゴンテレキャスター」の画像が混ざって拡散され、「カスタムショップにしてはクオリティが微妙」という意見も見かけたんですが…アンプとセットでクオリティの高い方がカスタムショップ製(275万円という話も!)
オリジナルと微妙に違っていたモデルが今回のメキシコ製となります。
NAMMで出ていたカスタムショップモデルはこっちですね。まだ日本には入っていないと思います。
さすがにカスタムショップの方は別格として…この雰囲気のモデルをスタンダードラインで楽しめるとしたら面白いんじゃないかなと思います。
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