BOSSの新しいツインペダルシリーズ、先日発表されて話題になりました。
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4機種同時に発表されたうち、まずは2機種が先に発売となります。
BOSS DD-200 DIGITAL DELAY
12種類のディレイタイプを選択できるディレイペダルですね。
選べるのはスタンダード、アナログ、テープ、ドラム、シマー、テラエコー、PADエコー、パターン、ローファイ、デュアル、ダッキング、リバース。
そして、これらのディレイサウンドをFEEDBACK、E.LEVEL、TONE、MOD DEPTHとPARAMノブでコントロールします。PARAMは選ぶディレイにより変わるコントロールですね。
それぞれ、ディレイタイプのサウンドとPARAMノブの役割をまとめてみましょう。
- STANDARD:クリアなデジタルディレイを作ります。PARAMはディレイサウンドのアタックの調整です。
- ANALOG:アナログディレイライクなトーンを作ります。PARAMでディレイの歪み感や特性を調整。
- TAPE:テープエコー風サウンド。というか、Roland RE-201をモデリングしたサウンドです。RE-20ですね。PARAMは3つの再生ヘッドの調整。歪みを加えることもできます。
- DRUM:ドラムエコー。Binson Echorec2のサウンドをモデリングしています。PARAMは4つの再生ヘッドの組み合わせ。こちらも歪みを加えることができます。
- SHIMMER:ハーモニーを加えたディレイです。PARAMでシマーのコントロールをします。
- TERA ECHO:BOSSオリジナルディレイサウンド。TE-2ですね。PARAMでエフェクトの特性を調整。
- PAD ECHO:浮遊感のあるディレイを作ります。PARAMはエフェクトのアタック。
- PATTERN:16個のディレイを組み合わせたリズミックディレイ。PARAMでリズムパターンを選べます。
- LO-FI:音が歪んだようなファットなディレイ。PARAMで歪みの感じを調整します。
- DUAL:2つのディレイを直結したサウンド。PARAMは2つ目のディレイタイムを1つ目のディレイタイムの割合で調整。
- DUCKING:音が鳴っている間音量を下げ、音がなくなるとディレイが鳴るサウンド。PARAMで音が鳴っているかどうかを判断するセンシティビティを調整します。
- REVERSE:リバースディレイ。PARAMでディレイのアタックを調整します。
ディレイタイムはタップテンポでも調整可能。タップディビジョンで、タップテンポでディレイタイムをコントロールすることもできます。
ステレオインプット、アウトプットとEXP/CTL1.2端子を搭載。エクスプレッションペダルやリモートスイッチで制御することもできます。
側面には専用MIDIケーブルに対応したMIDI IN/OUTとUSB端子。USBはプログラムアップデートができます。
BOSS: DD-200 Digital Delay. A cruise through the delay types.
BOSS EQ-200 GRAPHIC EQUALIZER
EQは3種類のタイプを選ぶことができます。1つは本体のラベルに合わせた30、60、120、200、400、800、1.6K、3.2K、6.4K、12.8Kの10バンド。
さらに、32、63、125、250、500、1k、2k、4k、8k、16kと、全体を上にシフトした10バンドEQ。
もう1つは28、55、110、220、440、880、1.75k、3.5k、7k、14kと全体の帯域を広げた10バンドEQです。使う機材の特性や調整したい帯域に合わせて選ぶことができます。
さらにマスターLEVELでも±15dBのブースト/カットが可能です。
4つのメモリーを切り替えることが出来、A/Bの2つのチャンネルを切り替えることも可能。現在のEQの設定を表示するディスプレイを搭載しています。
A/Bチャンネルとは、実はこのペダル、「フルステレオ」です。つまりEQが2つ入っています。
INPUT AとINPUT BのEQで、PARAモードでは2つのEQが独立してそれぞれのIN/OUT間に設置されます。ステレオEQとして、LチャンネルとRチャンネルの設定を個別に変える使い方はもちろん、例えばアンプの前のEQとエフェクトループのEQ、みたいにしてプリEQとポストEQのような使い方もできます。また、片方のインプットだけに接続して内部でパラアウトし、L/Rチャンネルそれぞれ違ったEQ特性で出力することも可能。例えば2台のアンプを使う際、アンプの特性に合わせてEQ設定を変えてパラアウト、みたいなことができます。
SERIESモードでは2つのEQが直結されます。AB二つのインプットはミックスされてEQに入り、モノラルEQとして2つのEQを直列で接続、アウトプットAとBはパラアウトとなります。
AとBの2つのEQはLINKモードON/OFFで、自動的に同じ設定にしたり個別に調整することができます。
入出力はディレイと同じ、ステレオインプット、アウトプットとEXP/CTL1.2端子を搭載。
MIDIでの制御やUSBからのアップデートもできます。
BOSS EQ-200 - First Look - High Gain
BOSS BMIDI-5-35 MDI-TRS
専用のMIDI変換ケーブルもあります。
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