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BOSSの最新多機能ディレイ、「BOSS DD-500 Digital Delay」触ってきました!レポートします!


今、大変話題のペダル。あのBOSSが2001年以来久々に発売した多機能ディレイペダル、「BOSS DD-500 Digital Delay」を弾いてきましたので、レポートしたいと思います。
では、いってみましょう。

BOSS DD-500 Digital Delay


こちらがDD-500。実物を見ると、思っていたよりも金色っぽいというか、パールホワイトという感じの色でした。
TimeLineTime Factor同様、3つのフットスイッチを搭載。12種類のディレイを選択するMODE、TIME/VALUE、FEEDBACK、E.LEVEL、TONE、MOD DEPTHコントロールを搭載。さらにWRITE、EXIT、▲、▼の操作ボタンとなっています。
プリセットは99バンク×3の最大297種類まで保存可能。32BitのDSPを搭載しています。
選択できるディレイはクリアなデジタルディレイの「Standard」、BOSS DMシリーズを再現するアナログ的な「Analog」、エコープレックスやスペースエコーを再現する「Tape」、Roland SDE-2000、SDE-3000 やBOSS DD-2などの80sデジタルディレイを再現する「Vintage Digital」、2つのディレイをシリアル/パラレル接続できる「Dual」、16種類のディレイを組み合わせるリズミックな「Pattern」、逆再生ディレイ「Reverse」、特殊効果を作る「SFX」、ディレイにピッチシフトをかける「Shimmer」、フィルタをかける「Filter」、ヴァイオリン奏法のような「Slow Attack」、TE-2のトーンを再現する「Tera Echo」を選択可能。さらにルーパーも搭載。ディレイタイムは選択するモードにより変わりますが、最大で10秒まで選択できるものがあるということです。バイパスモードの設定も可能。

BOSS DD-500 Digital Delay
入出力端子はフルステレオ入出力、エクスプレッションペダル端子、USB端子、MIDI IN/OUT。フットスイッチはプリセットの呼び出しの他、タップテンポ、HOLD、WARP(DD-6/DD-20にあった、踏んでいる間フィードバックが増加する機能)、TWIST(複数のパラメータをまとめて変化)、MOMENT(踏んでいる間ディレイ音のみを出力)、ROLL 1/2(踏んでいる間ディレイタイムが半分に)、ROLL 1/4(踏んでいる間ディレイタイムが1/4に)、ROLL 1/8(踏んでいる間ディレイタイムが1/8に)、FADE IN(フェードイン)、FADE OUT(フェードアウト)、ASSIGN 1-8(8つまでの好きなパラメータをまとめてコントロール)など、多彩な機能を割り当てることができ、プレイスタイルに合わせた設定が可能なペダルとなっています。

今回は試奏ということで、フットスイッチの役割設定やバイパス設定など、細かな設定変更はしていません。では、レポートしてみましょう。

  • セッティング

Fender USA American Standard Stratocaster


BOSS DD-500 Digital Delay

Roland JC-120
Roland JC-120
いつものとおり、ストラト+JCのセッティングです。
 

  • 操作性

前述のとおり、詳細な設定は行っていませんので、細かなセッティングについてはなんとも言えませんが、少なくともある程度ディレイを触ったことがあるなら、何も考えずに音を作っていくことが出来るペダルと言えます。


ディスプレイはとても見やすいです。2枚の写真、通常の表示は上の、全体を撮ったもののような状態になります。そして、ディレイタイプを選ぶ(写真ではTera Echoを選択)と、このようにいったん各ノブの役割や設定されているパラメータの値が表示され、その後上の写真のような表示に変わります。また、ノブを動かすとそのパラメータが即座に表示されます。なのでマニュアルがなくても音作りは問題なく行えます。ただ私はTimeFactorTimeLineを持っていて、多機能なディレイペダルの操作性にはある程度馴れていますので、初めて触る多機能ディレイがDD-500、という場合は、一般的なコンパクトペダルと比べて設定出来る項目が多く、理解までに少し時間がかかることもあるかもしれません。
 

  • サウンドレポート

では、音について。このDD-500、TimeFactorTimeLine、特にTimeLineは直接的な比較対象となるかと思いますので、ある程度意識して音を出してみました。
まず、このペダルの「素」のディレイサウンドということで、Standardのモードから。このモードでは、最もスタンダードなデジタルディレイらしいクリアなトーンとなります。音を出してみると、ギターのサウンドがほぼそのまま出力されるディレイトーンです。
ただ、その音、TimeFactorの持つ圧倒的なクリアさ、ハイファイさはさすがに望めません。TimeLine、いや、むしろFlashback X4に近いような、どちらかというとスタンダードなコンパクトディレイペダルに近いサウンドだと思います。BOSSらしいというか、ギターエフェクターらしい味付けで使いやすい、と言うこともできますし、ハイエンドクラスのクリアさは無い、と言うこともできます。と言っても「音が悪い」と感じる事は全くありませんでした。価格も考えればとても良い感じです。
そして、そこから順にいろいろなディレイタイプを設定してみました。基本的に右側のフットスイッチがタップテンポとなっていて、扱いやすいです。個人的にこれは良いと思ったのは、TAPEモードです。RE-20的なサウンドで、マルチタップも設定できるのでいろいろな音を作ることができます。もちろんPATTERNモードでもマルチタップはできますが、そこにヴィンテージライクなトーンが加わると良い雰囲気になると思います。私自身の好みというだけだと思いますがw
また、SHIMMER、FILTERはかなりTimeLineを意識したトーンではないかという印象でした。
そしてTE-2的なサウンドのTera Echo。これはたしかに他に無いサウンドですね。使いどころも難しいかも知れませんが、とても面白い音だと思います。
今回そこまで時間が無く、あまり細かく触ることはできなかったんですが、何よりも知りたかった「素」のディレイトーンが良い感じだったのはとても良いと思います。そして何より操作性。詳細な設定はしていないとはいえ、この操作感は、3ケタのプリセットを設定出来る最上位クラスの多機能ディレイペダルの中でも群を抜いた使い勝手ではないかと思います。初めての多機能ディレイとしてはもちろん、「初めてのディレイ」でこのペダルを選んでも全く問題ないと言えるほどではないかと思います。そして、言うまでもありませんが使いやすいからと言ってビギナー向けのペダルかというとそんなことは全く無く、どこまでも追い込んで使うことのできるペダルです。この「使いやすさ」はさすがBOSS。素晴らしいと思います。
ちなみに、本体は単3電池、または9Vアダプタで駆動します。ただ本体に電池は付属していますがアダプタは付属していません。消費電流は200mAと、このクラスでは低いもののそれでもけっこう電流を使うペダルなので、もし予備のアダプタやパワーサプライを持っていない場合は別途アダプタも買われるとスムースかもしれません。

こういうセットを作っているお店もあります。
 
イントロダクションムービー
サンプルムービー
サンプルムービー2
サンプルムービー3

 
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