「Eventide UltraTap Pedal」。
6つのコントロールノブを搭載。それぞれに2つずつの機能があります。
1つ目はそれぞれMix、Taps、Length、Feedback、Spread、Taper。Tapsはディレイのマルチタップ数、Lengthは最大4秒まで設定出来るタップの間隔、Spreadはタップがどのように並ぶかで、中央で各タップが均等に並びます。反時計でスローダウン(だんだん間隔が長く)、時計回りでスピードアップ。Taperは各タップの音量の動きで、中央では全てのタップが同じ音量、反時計でフェードアップ(だんだん大きく)、時計回りでフェードダウンとなります。
右上にある▽ボタンを押すとノブの機能が切り替わります。
2つ目の機能はそれぞれTone、Slum、Predelay、Chop、Spd/Rise/Rel、Out Lvlとなります。
Toneはディレイの音色で、時計回りで明るく、反時計で暗くなります。Slumはタップのモジュレーション、Predelayは最初のタップが鳴るまでの時間で、最大1秒です。Chopはタップの前にかかるエフェクトの設定です。最小でOFFになります。そこから時計回りに回すと、まずチョップトレモロとなり、そのLFOをトライアングル、ノコギリ、ランプ、スクエア、ランダム、サンプル・ホールドから波形を選び、さらにオートボリュームエフェクト(スローギア的な、ヴァイオリン奏法のようなエフェクト)となり、続いてトリガーによるゲートとなります。Spd/Rise/RelはChopノブの設定により役割が変わります。トレモロ字はスピード、スウェル(オートボリューム)時はライズタイム、トリガー時はリリースタイムとなります。Out Lvlは全体の音量。ブースト・カット可能で、中央でユニティです。
フットスイッチは左がON/OFFまたはプリセットのロード、右がTAPで、TAP長押しでタップモードとプリセット選択を切り替えられます。
これらのセッティングを、本体に5つ、MIDIを使えば127種類保存・呼び出しが可能。
入出力は、インプットと2つのアウトプットを搭載。インプットはMono/StereoスイッチでTRSプラグを使ったステレオ入力も可能です。アウトプットはモノラル時に同じドライシグナルが出力されます。入出力はGuitarとLine Lvlスイッチでレベル設定が可能。EXPはエクスプレッションペダルやTRS MIDI、AUXスイッチ。USBはソフトウェアアップデートとUSB-MIDIの接続ができます。
エクスプレッションペダルを使用すると全てのノブを自由な範囲で動作させることができます。もちろん各ノブはMIDIから操作することもできます。
MIDIチャンネルはもちろん、バイパスモードもバッファ、リレー、DSP+FX、キルドライから設定可能。MIDIクロックへの同期や、プリセットロード時のノブの役割(キャッチアップ)の設定も行えます。
コンパクトで多機能、そしてEventideサウンドのペダルとなっています。
www.youtube.com
www.youtube.com
Lineアカウントからブログ更新をお知らせ!
がっきや速報
人気blogランキングへ