神奈川でスタジオ機器、マイクプリアンプやバスコンプなどのアウトボード機器を製作するoz designから、真空管バッファが登場です。
「oz design TTB」。
Kemper ProfilerとかAxe-Fx IIIなどのデジタルアンプと呼ばれるアンプモデリングやシミュレーターのサウンドに、本物の真空管を通したバッファを加えることで、音をよりリアルにする、そんな目的で作られたバッファです。
コントロールはなし。ただ通すだけ。12AU7真空管を使用したバッファとなっていて、インプット、アウトプット、スルーアウトがフロントパネルにあります。アウトプット段には缶タイプトランジスタを使用したステージを通ります。
背面には電源端子があります。オプションでXLRのDIアウトが付いたモデルも作られているということです。
インプットインピーダンスは約480k、アウトプットインピーダンスは100Ωとなっています(DIアウトが付いたモデルのXLRアウトは150Ω)。
スルーアウトが付いているのはけっこう便利かも。Kemperとかならそれ自体でスルー音を同時に出力できたりしますが、コンパクトなスタイルのフロア型マルチとかに使う場合にはスルーアウトがなかったりします。
スルーアウトがあると、アンプモデリングの音と原音を同時に出力、別チャンネルで同時録音しておけば、原音の方にリアンプを掛けたりすることができるようになり、レコーディングでかなり便利だったりしますね。
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