Empress Effectsが以前から発売していたブースター付のパラメトリックイコライザー、ParaEQ w/Boostがリニューアルです。
通常モデルとデラックスの2モデル展開。今回は先に多機能な方、「Empress Effects ParaEQ MKII Deluxe」から見てみましょう。
本体上部にはEQセクションのコントロールがあります。Low、Mid、Highに分かれていて、それぞれにq、freq、gainコントロールを搭載。
Lowは35-500Hz、Midは250-5kHz、Highは1k-20kHzの範囲を中心に、それぞれ±15dBで調整可能。qで各バンドのEQカーブの鋭さを調整できます。
さらに、これら3バンドパライコのコントロールの下には、フィルタータイプの4バンドコントロールがあります。
10-330Hzの範囲でカットオフを設定できるハイパス(ローカット)と、1.5k~22kHzの範囲でカットオフを設定できるローパス(ハイカット)コントロール。
そして、200Hz以下、1kHz以上をそれぞれ±15dBで調整できるバクサンドールコントロール(俗に言う2バンドEQ)があります。
そして、一番下にはBoostコントロール。ブーストは0db~30dBの範囲で設定可能。
フットスイッチは本体のON/OFFとブーストスイッチとなっています。
内部で28Vにまで昇圧することで、広いヘッドルームを持つEQとなっています。
3バンドのパラEQは基本的に同じスタイルながら、Qコントロールがノブではなく3モードスイッチとなったことで設定が分かりやすくなっています。
また、4バンドのトーンコントロールはなく、0db~30dBのブーストと2つのフットスイッチというスタイル。
よりシンプルながら機能としては十分と言えるブースト付EQとなっています。
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