BECOSが復活です。ルーマニアのエフェクターブランドとして発足したBECOSが、オーストリアに移転。その移転にともなってしばらく入ってきていませんでしたが、改めて入ってくるようになりました。
「BECOS CompIQ MINI Pro V2.0」。
新しくアップデートされたミニサイズコンプレッサーです。
RATIO、THRESH、GAINコントロールとゲインリダクションメーターを搭載。RATIOは1:1から∞:1まで、THRESHはスレッショルドで、-40dBu~+10dBuまでの範囲で調整可能。GAINは-6dB~+20dBまで調整できます。
そして、KNEEをFast/Slowで切替可能。これはコンプレッサーのかかり始めのマイルドさを切り替えます。また、フットスイッチ周りにはDRYとSCFノブがあります。DRYはクリーンミックス、SCFはサイドチェインフィルターで、コンプレッサーを動作させるためのシグナル(実際の音色には影響しない)のローカットができます。ローが強いシグナルではコンプレッサーがかかりすぎることがあるため、それを調整するものです。
さらにTIMINGとFEEDスイッチ。TIMINGはアタック・リリースの切り替えで、Sはアタックタイムが10-15ms、リリースタイムが100-220ms程度、Fはアタックタイムが5-7ms、リリースタイムが70msとなります。
FEEDはフィードフォワードとフィードバックの切り替え。一般的なコンプレッサーはフィードフォワードで、いわゆるインプットシグナルでコンプレッサーを動作させます。
フィードバックコンプレッサーはコンプレッサーをかけたあとのシグナルでコンプレッサーを動作させるものとなります。そのため、フィードバックの方がマイルドなコンプレッサーとなります。
多彩な機能を小さなペダルに凝縮したコンプレッサーです。
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