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アーティストシグネチャーモデルは如何?〜海外アーティスト編〜

アーティストシグネチャーシリーズも海外アーティスト編に突入です。
一見普通のモデルでありながら実はシグネチャーモデル、というのが非常に多いですが、できるだけ選んで見て行きたいと思います。今回はまず、Fenderのモデルを出しているビッグアーティストを中心に見ていきます。

  • Eric Clapton

「スローハンド」「イギリス3大ギタリスト」と呼ばれる大御所中の大御所、エリック・クラプトンです。黒人音楽のブルースを白人的感覚で理解し、広めた功績はロック界にも多大な影響を与え(ってかロック自体がブルースとカントリーから派生していますが)ましたね。そういう意味では、白人ラッパーとしての地位を確立したEMINEMも大御所となっていくんでしょうか。
で、クラプトンですが、彼の使用ギターは多岐にわたります。ですのでシグネチャーモデルも多数発売されていますが、廃盤になっているものも多いので、今回はストラトキャスターに絞って紹介していきます。

Fender Eric Clapton Blackie Tribute

まずはこれでしょう。昨年発売され、話題となったブラッキーのトリビュートです。$959,500という世界最高額の値がついたギターをカスタムショップが復元したものですね。「きになるおもちゃ」でも、発売されたときや、ストラトのクローズアップの際にも紹介していますので、ご存知の方も多いと思います。
これ、本当にどんな音が出るんでしょうね・・・。280万ですが、売れているお店もあったりで、驚きです。

こちらはカスタムショップからのレギュラーモデル(っていうとおかしな感じですが)となっている、クラプトンのシグネチャーストラトです。アルダーボディ、Vシェイプのメイプルネックと、22フレットメイプル指板、ヴィンテージノイズレスPUを3基搭載し、トレモロはクラプトン同様木片で固定されています。コントロールは5WayのPUセレクター、マスターVOL、マスタートーン、そしてミッドブースターとなっていますね。カラーもブラッキーを彷彿とされるブラックと、メルセデスブルーがラインナップされています。

  • Jeff Beck

「3大ギタリスト」の中でも非常に個性的なスタイルをもつギタリスト、Jeff Beckです。近年ではピックを使わず、さらに打ち込みと融合させた革新的なロックスタイルで注目されていますね。

Fender USA CUSTOM SHOP TRIBUTE SERIES JEFF BECK ESQUIRE

後に「ブラッキー」に続くフェンダートリビュートシリーズの第一弾が、このジェフベック・エスクワイアです。2ピースアッシュボディ、メイプル1ピースネックに、エスクワイアの基本的な操作形態と、ベック本人によって施されたものを再現したコンター加工など、細かい傷から傷みまでを忠実に再現したモデルです。189万円という定価も、発表当時は「ありえない」と思ったものでした。

アルダーボディにCシェイプの22ミディアムジャンボフレット、ローズ指板のメイプルネック、そしてJeff Beckのためにデザインされたというホットノイズレスピックアップを搭載したモデルです。ロックペグとローラーナットという組み合わせでチューニングの安定性を図っている点にも注目ですね。ヒールレスジョイントで演奏製も高められています。カラーはホワイトとグリーンが用意されていますが、個人的にはジェフベックといえばこのグリーンのストラトを思い浮かべますね。

  • Yngwie J. Malmsteen

メタルギターとクラシックを融合させた「ネオクラ」の先駆者にして、速弾きの代名詞的存在ともいえる、イングヴェイ・マルムスティーン。彼は常に「自分が一番」でないと気がすまないようで、そんなイングヴェイらしいこだわりが、ギターにもあらわれています。

ここではもっともイングヴェイらしいギターを紹介します。彼はジミ・ヘンドリクスの孫世代とも言えるストラト使いで、ヘンドリクスの影響をうけたリッチー・ブラックモアに影響されてストラトを使っているといわれています。(本人は、最近は否定しているそうですが・・・。)
リッチーとイングヴェイの共通点といえば、速弾きという点はもちろんですが、基本的にギターはヴィンテージ志向である点が挙げられます。そして、指板を削り取った、スキャロップトとよばれる指板が特徴ですね。ラージヘッドを持つヴィンテージストラトは、リッチーとイングヴェイによって買い占められ、ほとんどスキャロップにされてしまった、なんていう話まであるくらいです。
さて、この

  • Stevie Ray Vaughan

「SRV」の名前で知られる、ブルースロック界の異端児にして革命児、そして伝説となっているギタリスト、スティーヴィー・レイ・ヴォーンです。なによりその、ストラトキャスターとは思えない太いサウンドは、未だに議論が尽きないものとなっています。
13〜という非常に太い弦を使い、チューブスクリーマーを2基掛けした結果と、JCM800のサウンドによるものだとは思いますが、それでも彼独特のトーンは再現できていないようですね。ピッキングも非常に強かったとされています。
ライブの後で乗り込んだヘリコプターが墜落して、亡くなってしまったのですが、皮肉なことにこれがブルースの人気を再燃させるきっかけとなったことも事実ですね。
そんな彼のストラトキャスター、通称「ナンバー・ワン」のモデルを紹介します。

アルダーボディにジャンボフレット、ローズ指板を持つメイプルネック、SRVサウンドを再現するために作られたというTexus Specialピックアップを搭載し、ジミ・ヘンドリクスのサウンドを狙ったかのようにも思える左用トレモロが独特の、SRVシグネチャーモデルです。ブラックピックガードに書かれた「SRV」の文字、ゴールドハードウェアと、ヘタをすればコテコテになってしまいかねない組み合わせを「かっこいい」と思わせる背景には、やはり彼のプレイがあってこそのものだと思います。

さて、今回は伝説的なギタリストで、フェンダーのギターを主に使用しているアーティストのシグネチャーを見てきました。やはりそれぞれにこだわりがあって、おもしろいですね。また、彼らのような大御所、伝説ギタリストの場合、マネされることが多いのか、それほど特異的なモデルには見えないのも特徴といえそうです。
ここでちょっとお知らせがあります。
ギブソンが山野楽器と手を切ってしまったことで、ちょっと今後の流通についてが不透明となってしまっているので、しばらくの間はギブソンギターの紹介を控えようかと思っています。
ということもあって、今回はフェンダーギターのみの紹介となりました。クラプトンモデルなんかは、ギブソンも出していたりしたんですけどね。
とはいえ、超有名なブランドですから、どこかが跡を継いで行くと思いますので今後の動向を見守りたいと思います。



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