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きになるファズ from The fuzz book VOL.3 〜MI AUDIO FUZZ PEDAL〜

今回は、The fuzz bookから、現在単体のファズとしては2機種をラインナップさせている、MI AUDIOのファズペダルを見てみたいと思います。
それでは、いってみましょう!
MI AUDIOは、オーストラリア発の新生ハンドメイドエフェクターブランドで、とにかくその「使いやすさ」と、「優等生サウンド」には定評があるようです。しかしそんな「優等生」と言われる割には、非常に面白いコントロール系統を持っていたりと、なかなかきになるモデルを多数作っています。
MI AUDIOの「MI」とは、同ブランドの開発者、創始者である「Michael Ibrahim」さんのイニシャルを取って付けた名前のようですね。トゥルー・バイパス、高輝度LED、小型ケースの3つを基本理念としています。
個人的にこのブランドのペダルを見て感じるのは、「隙間がキライなんじゃないか」ということです。ペダル内部に隙間があるのが許せないというか・・・隙間があるとそこになにかアイディアを仕込んで新しい機能を入れてしまう、そんな「癖」がこのブランドのペダルからは感じられ、またそれが個人的にとてもおもしろく感じます。Z.VEXと並んで、「最も好きなブランド」のひとつです。
さて、そんなMI AUDIOでは、オーバードライブの付加機能としてファズを搭載した「MI AUDIO Blues Pro」を除き、単体で「ファズ」として発売されているのは2機種あります。今回はその2機種を見ていこうと思います。

左右2つの大きなツマミと、その上部に設置された4つのツマミ、さらに3way切り替えスイッチを搭載し、内部に1つトリマを内蔵しているという、とんでもない調整領域を持ったファズペダルです。まずコントロールを説明しますと、大きい2つのツマミはVOL.とFUZZとなっており、非常に一般的な音量とゲインの調整を行います。上部の4つの小さなツマミは、左からTONE、BODY、BIAS、LOADとなっており、それぞれトーン調整、ミッドレンジの調整、内部トランジスタのバイアス調整、そしてピックアップの反応を調整します。おそらくこの「LOAD」(PUの反応調整)は、ピッキングの反応を調整する、と読み替えた方が分かりやすいかもしれませんね。3WayスイッチはサウンドのBrightnessを調整するもので、センターでMax、左側で最小、右側で中間となるように設計されています。ちょうど、HAO Rust Driver (Green Version)に搭載される3Wayスイッチを同じ機能ですね。
内部トリマはゲインの微調整を行うもので、最大ゲイン、もしくは最小ゲインのときに、「もう少し」ゲインを高く/低くといった調整ができるようになっています。ツマミのカーブでは対応できないような微妙な調整を行いたいときなどにも有効ですね。
さて、このペダルは、オールドファズサウンドを基本とした、ゲルマニウムトランジスタ(NOSのAC128)を搭載するモデルで、「○○クローン」「○○シミュレータ」といったものではなく、新しく回路設計されたファズペダルだということです。
The fuzz bookによると、最も特徴的で、さらに使えるのが「Bias」ツマミで、これを下げていくとブチブチ系の独特なサウンドに、上げてやるとマイルドなファズサウンドになるようです。
なにより、これだけ多彩なコントロールを持っていながら、「このツマミをまわすとぶっ飛ぶ」という調整項目がない、というのは逆に驚きと言わざるを得ません。たいていの、「ツマミがたくさんある」ファズではどこかに発振系のコントロールがあって、それは非常に楽しいのですが、MI AUDIOではそれは不要と考えたのだと思います。その代わり、「ちゃんと弾ける」ファズサウンドを幅広く作り出すことに重点を置いたわけですね。これはこれで、非常に「有り」な考え方だと思います。よさそうですね。

こちらは、上記のneo Fuzzと同様のコントロール系統を持つ、シリコントランジスタを使ったファズペダルです。neo Fuzzに比べて中域が出て、その代わり低域は多少落ちる特性で、より機械的なサウンドだということです。
The fuzz bookオススメセッティングは、ゲインをツマミ/トリマともに最大にした上で、バイアスツマミを調整して、「シンセのような」サウンドにしてしまう、というものです。「猛烈なトリップ感」ということですが、ちょっと試してみたいですね。

というわけで、今回はMI AUDIOのファズペダル2種類について書いてみました。「いままでにないファズ」と公式でのコメントがありますが、是非ともそれを体感してみたい、そう思います。



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