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当サイトの内容を説明文等に使用している楽器店さんがあるようですが、一切関係がありません。

BOSS DS-1 Made in Japan


ネットで楽器屋さんをいろいろ見ていて、なぜか気付いたら買ってしまいました。こちらは日本製のBOSS DS-1です。
現行品と違うといわれたり、いやそんなに変わらないといわれたり、いろいろしているDS-1、いったい実際はどうなのかということがずっときになっていました。
では、いってみましょう!

BOSS DS-1


こちらが今回買ってみたDS-1です。年季が入っていますね。
価格は、確かに現行品の実売価格を考えると高いかもしれません。だいたい1.5倍くらいでした。
とはいえ、それでもエフェクターとして考えると、特に高いということもなく、まぁ普通のレベルではないかと思います。これがOD-1とかTS9とかになってくると一気に跳ね上がりますけどね・・・。実はもっと安いのもあったんですが、ちょっと見た目が・・・ということで、こちらにしました。バックパネルなどを見た感じでは、86年以前の台湾に工場ができる前で、(台湾に工場ができてからもしばらく日本製と台湾製は混在しています)サムスクリューが銀ネジから黒ネジに変わった直後のころのものだと思います。
では、まず中身を見てみたいと思います。


上の写真が現行のDS-1、下が今回買った日本製DS-1です。見て驚いたんですが、Rolandさんの言うとおり、「回路は変わっていない」どころか、部品の配置まで完全に同じです。しかし、パーツは全く違っていて、一番目立つのは現行では銀色のコンデンサがこのころのものは緑色ですね。


オペアンプです。上が現行品で、三菱製M5223AL。下が日本製で、東芝製TA7136APとなっています。大きさも東芝製の方がだいぶ小さいように思います。

シリアルナンバーです。
ちなみに、バックパネルについてなのですが、このころのバックパネルには電池交換の方法が記載されていて、ネジについて「サムスクリュー」と書かれているんですが、うちのDS-1には銀ネジのころの「コインネジ」の表記がされています。これも銀ネジから黒ネジへの変動期によるものだと思われます。シリアルナンバーが100000あたりで変わったそうなので、時期的にも合っていますね。

あと気付いたことなんですが、DS-1の「−」の部分が長いんですよ。現行品だと・・・
BOSS DS-1
こうなるんです。「DS-1」の文字の位置も現行だと「i」の下から始まっているのにたいし、日本製だと「t」の下から書かれています。これに関しては、現行品の方がバランスがいいように思います。
本当は現行品と並べて比べたかったんですが、うちの現行DS-1は今あるところに旅立っています。もうすぐ戻ってくると思うんですが・・・それで手元にないので、並べて写真を撮ったりできないのです。
では、音の方、見ていきましょう。操作性については現行のレビュー記事をご覧ください。あえて言えば、ACAアダプタがないとアダプタ駆動できない(できるんですが、させたくないw)という点が違うくらいです。

  • サウンドレポート

まず、現行品との比較を行いましょう。手元にないので、以前のサンプルサウンドで比較します。
現行品
日本製
どちらもフルゲイン、TONE3時というセッティングです。日本製の方、音量が小さいのは私の設定ミスです。すみません。しかし、聴いていただくと分かるように、全く違う音ですね。
実はこのセッティング、現行品に合わせたセッティングなので、「日本製の音」としては不適切かもしれません。
というのも、日本製のものはゲインを2時くらいから上げるとシャリシャリになり、こんな感じの音になるのです。トーン調整次第ですが、このサンプルではトーンもかなり上げているので軽い音になっていますね。しかし、ゲインを下げた状態だと、かなり抜けがよくなり、なんだか独特の音が出ます。ゲインやトーンの可変幅は、日本製の方が大きいように思いました。
音はODBの方にUPしましたので、そちらからどうぞ。DS-1のページはこちらです。
 
というわけで、今回はDS-1日本製のレビューでした。私は現行品と比較して「どちらの方がいい」ということは言えないと思います。設定次第で似た音も出ますし。ただ、音としては全く違う音だったのにおどろきました。基板は部品の位置まで同じで、回路も全く変わっていないのにこれだけ違うというのは面白いですね。
DS-1は、日本製できれいなものでも1万円を少し超える程度で手に入りますので、このくらいの価格で、これだけ違いがあるのならば、日本製を選ぶというのも一つの手ではないかと思います。私の買ったものは1万円を切っていました。音に関してどちらがいいか、というのは好みだと思いますけどね。
今回は「違い」を聴いていただくためにあえて同じセッティングでサンプルサウンドを録りましたが、「機材全体の比較」をする際には、いろいろなセッティングを試してからの方がいいと思います。同じセッティングだと、それが得意な方が絶対有利になりますし。個人的な評価だと、ゲインを上げたときは現行品、下げたときは日本製の方が好みでした。機材としての評価は同じくらいだと思います。



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