【エレキギター】Fender MEX Joe Strummer Telecaster |
ジョー・ストラマーといえば、1976年にデビューした、今では殿堂入りとなっているパンクバンド「The Clash」のギターヴォーカルとして活動し、解散後も精力的な活動を続け、2002年12月22日に心臓発作で他界した、伝説的なアーティストですね。彼は他界するちょうど1ヶ月前の2002年11月22日にもライブを行っており、またクラッシュの再結成も検討していたということで、まさに最後まで走り続けたアーティストの一人といえるでしょう。
さて、彼のテレキャスターは1966年製で、手に入れたのは75年だということですね。つまり、クラッシュの結成前ということになります。もともと3カラーサンバーストで、その後グレー、ブラックと色を塗り替えていったようです。今考えるともったいない!と思いますが、当時なら66年製も今の98年製程度ということになりますので、あまりそういう意識はなかったんでしょうね。
このギターは、激しいライブパフォーマンスで元々のサンバーストやさらに下の木がむき出しになるようなところが再現され、バックプレートには「Revolution Rock」の文字が刻印されます。ボディはアルダー、ネックはメイプルでローズ指板21F、ピックアップにはアルニコマグネットを使ったピックアップが搭載されます。
この元となったテレキャスターは、超名曲「London Calling」のPVでも見ることができますね。リンクは貼りませんが、有名な動画サイトなら多分、見れるかもしれません。
ピストルズと並び称されたクラッシュですが、ピストルズがジョン・ライドン(当時ジョニー・ロットン)のパワーの塊をぶつけるようなヴォーカルで引っ張っていくタイプだったのに対し、クラッシュはヴォーカルよりもギターなどの演奏、楽曲で勝負するタイプだったように思います。「London Calling」のイントロやベースラインなどは、今でも色褪せない緊張感を持っていますし、Tommy Gunなどのパワーあふれるギターも、ロック好きな方ならあまり「嫌だ」とは思わないのではないかと思います。
このギター、Clash好きとして、欲しい一本です。
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