Electro Harmonix Metal Muff |
そんな中でも高評価を得ているペダルを今日、明日と2つ紹介したいと思います。
まずはこのElectro-Harmonix Metal Muff、いきましょう!
エレハモのデザインって、独特なチープ感があっておもしろいんですが、このメタルマフに関しては、まさに「ハマり役」というのでしょうか、まさにメタルな雰囲気が充満していて、すばらしいと思います。
さて、このペダルは、ブースト機能を搭載したハイゲインディストーションで、「MUFF」というだけあって、ファズに近い音も出せるみたいですね。
メタル系ペダルはこうでないと!といえるように、ずらっとならんだツマミも印象的です。コントロールは左からVOL、TOP BOOST、TREBLE、MID、BASS、DISTとなっていて、フットスイッチは左側がBoost、右側がBypass(ON/OFFスイッチ)となっています。
まず右側のディストーションサイドですが、こちらは3バンドEQを搭載したディストーションですね。もともと、Big Muff自体がゲインが高く、ドンシャリサウンドが得意で、また「モダンヘヴィネス」の先駆者として知られるKOЯNのサウンドの要となるなど、メタルサウンドとしての土台を持っていることもあり、このペダルは大変期待できるのではないかと思います。
ブーストスイッチですが、これは3.5kHz〜4.3kHzという超高域をブーストするTOP BOOSTというコントロールを持っていて、これにより「倍音」のシャリシャリ度(?)を調整できるのではないかと思います。
倍音って、あまり多いとバッキングなどでは音がつぶれすぎてしまうのですが、ソロでは逆に倍音が多い方が「派手」なサウンドを作ることができるので、このブーストはなかなかよくできた機能ではないかと思います。ちなみにランディ・ローズもトレブルブースターを使っていましたね。
代理店の公式サイトでは、大変短いですがDinosaur Jr.のJ.Mascisさんによる演奏を聴くこともできます。
Electro-Harmonix Metal Muff、是非試してみたいペダルだと思います。