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Electro-Harmonix Big Muff π


以前ロシアンマフのレビューを書きましたが、結局きになって、USAリイシューを買ってしまいました。
というわけで、今回はそのレビューをしたいと思います。では、いってみましょう!

Electro-Harmonix Big Muff π


こちらが、今回レビューするビッグマフです。USAリイシューって、定価だと実は¥23,000なんですよね。なので「高い」ってイメージがあったんですが、「直輸入品」だと、だいたいこのあたりの価格になるみたいですね。
私が買ったのもやはり直輸入品で、説明書は英語で、あとニューヨークのエレハモ行きの住所が書いてあるユーザー登録用紙、そして、「electro-harmonix EFFECTS SAMPLER Vol.1」という、21種類のエレハモのサンプルサウンド(弾き手はシェリルクロウなどのギタリスト)と映像が入ったDVDが付属していました。なんか得したような気分ですw
USAリイシューのビッグマフは、コントロールが左からVOLUME、TONE、SUSTAINとなります。オリジナルの第三期にあった「TONE-BYPASS」スイッチは搭載されていません。インプットジャックはロシアンと違い、右から入る通常と同じタイプとなります。そして、イヤホンなどと同じミニジャックの9Vアダプター端子が搭載されます。
では、さっそく中身を見てみましょう!

こちらが、Big Muff πの内部です。なんというか、スカスカですw(Fuzz Faceほどではないですがw)
きっちりと、トゥルーバイパスですね。配線はかなり細いので、いじくる際には注意された方がいいかもしれません。
基板が裏返ってるので、ノブをはずして・・・

はい、こちらが基板となります。
ポットの足だけで基板を支えているので、重厚な外観に対して内部は大変たよりない印象です。これぞエレハモクオリティw

基板の番号は、「EC3003」と書いてあります。参考として、ラムズヘッドがEH3003、第三期のオペアンプ基板もEH3003、そしてこのモデルの元となった第三期ディスクリート基板がEH3034だとThe fuzz bookには記されています。

「Made in NYC」と書かれています。今回のリイシューでは、あえてNYで製作することにこだわったらしいですね。
で、よく見ると「アメリカン」な部分もあります。たとえば・・・

フタがちゃんと閉まってません。あとはノブ穴がTONEだけちょっと上にずれていたりと、日本のメーカーならまずないようなことが平気でおこなわれています。この無駄にでっかい筐体といい、内部の頼りなさといい、まさに「アメ車」ですよね。アメ車って、そんな作りなのにエンジンの音とパワーは最高だったりするので、このペダルの魅力は、アメ車の魅力とちょっと似ているように思います。

うちにあるファズペダルの集合写真を撮ってみました。「現代的」な作りのVopal DriveとFuzz Factoryに対して、古くからの作りの3台の大きさが際立っています。

では、レビューいってみましょう!

  • 操作性

古いものを再現したペダルにしては使い勝手は大変いいと思います。ロシアンマフと比較すると、インプットが右側にあり、ACアダプタも付いているので、いい感じですね。
ただ、アダプタ端子はミニジャックですし、さらにこの大きさの筐体ですので、BOSSとかと比較しちゃダメですw

  • サウンドレポート

音の方ですが・・・まさにビッグマフの音です。例によって、ちょっとサンプルを録ってみました。

サンプル2

サンプル1の方はギターがテレキャスターで、序盤はヴォリュームを絞った状態で、後半はフルヴォリュームです。サンプル2はレスポールを使った音源で、ずっとフルヴォリュームです。どちらもリアPUを使い、アンプ(というかプリアンプ)はHughes&Kettner TUBEMAN IIのクリーンチャンネルからキャビネットシミュレータを通すミキサーアウトで、軽くディレイとリバーブをかけています。ビッグマフの設定は、TONE1時、SUSTAIN12時です。
では、ちょっとロシアンと比較してみますね。

サンプル3

こちらはギターがテレキャスターで、前半がロシアン、後半がUSAです。ロシアンの設定は、TONE、SUSTAIN共に12時で、USAはさきほどと同じです。聴いていただくと分かるとおり、やはりUSAの方がぐしゃっと潰れた、ファズらしいサウンドとなっていますね。しかし、どちらも「ビッグマフ」らしい音であることは間違いないと思います。どちらも好きな音です。
低域よりで、しっかり潰れて暴れるサウンドを持つペダルって、いくつかあると思うんですが、このBIG MUFFはまさにそういったペダルの代表的なサウンドを持ち、かつ最高クラスの音を持っているペダルだと思います。「これがないと話にならない」とおっしゃるギタリストがおられるというのも、よく分かる気がしますね。
 
というわけで、今回はElectro-Harmonix Big Muff πのレビューでした。こうなるとラムズヘッドのサウンドもまた、きになってきてしまいますね。一度だけ本物を見たことがありますが、そのとき試せばよかったと思っています。また見かけたら今度は試したいと思います。
そうそう、よく言われることなんですが、このペダル、大変傷がつきやすいです。気にしない方は別にいいんですが、そのへん気になる、という方は丁寧に扱わないとすぐに傷だらけになってしまいますので、ご注意を。



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