というわけで、昨日5LOOP SWITCHERのプレゼント企画がちょうど終了したminimichineですが、それに関連しまして・・・AB BOXが私の手元にありますので、さっそくレビューさせていただこうと思います。
あ、ちなみに、1LOOP BOXも発売されたみたいですね!今回Pinkさんにはお世話になりっぱなしで・・・本当にありがとうございます!
ではさっそく、レビューの方、いってみたいと思います!
minimichine AB BOX
こちらが、そのAB BOXです。機能は簡単!フットスイッチを踏むと、AとBの出力が切り替わり、片方はミュートになる、というものです。単純明快ゆえ、さまざまな使い道が考えられますね。
サイズはとても小さいです。どのくらいかというと・・・
タバコ、Zippoとの比較画像です。奥行きはMXRより一回り小さく、幅は見ての通り、極小となっています。機能もシンプルながら、見た目もシンプルで、ボード内に配置しても場所を取りません。
では、ちょっと中身を見てみましょう。
こちらが内部画像になります。スイッチクラフトジャックの存在感が、このAB BOX自体の大きさを物語っていますね。機能的には単純なんですが、各出力ごとのLED点灯やトゥルーバイパスなどを実現すると、これでもう精一杯という感じですね。
フットスイッチ周りです。抵抗が一つついていますね。音の信号が通る部分には、ベルデンの線材が使われているようです。
裏蓋にはハンドメイドならではのサイン入りです。シリアルナンバー2です!w
さて、minimichineペダルの特徴として、「カラー指定」があります。カラーの組み合わせで、機能は同じでも見た目はがらっと変えることができます。私のAB BOXは、ボディカラーが赤、LED Aがピンク、Bがグリーン、minimichineロゴがブラック、A、Bの文字色がホワイトという仕様になっています。実はこちらの写真にあります、Pinkさんが最初に作られた3台のうちの一つ(真ん中の写真)のものがこのペダルです。
これを、実際にボードに収めるとこんな感じになります。
ちょっと見づらい写真ですみません・・・KORG pitchblack PB-01と、Timmyを並べてつないでみました。ほとんど場所をとらずにボード内に入っているのが分かっていただければと思います。
また、回路が非常に単純ですので、逆向きにして使うことも出来ます。逆向きにすれば、2本のギターをフットスイッチ一発で切り替えるというようなことができますね。ちなみに、LEDは本体奥側にあるDC INPUTにアダプタ(センターマイナス)をつながなければ光りませんが、つながなくても回路自体は動くようにできています。
音に対する影響ですが、「間に通る回路を増やす」ことになりますので、このペダルに限らず、どのような機材を使っても必ず、電気的に何らかの「変化」はあります。が、実際に使ってみてどうかというと、まぁ当然のことですが、変化はまったく聞き取ることができませんでした。むしろエフェクターの使い勝手が良くなる分、お得なのではないかと思います。私はギターの切替として使わせていただくことにしました。
ちなみに、新しく出たこのAB BOXと同じサイズの1LOOP BOXは、たとえばソロ時にブースターとディレイを同時に踏みたい、というようなときにそれらをLOOPに接続して使ったり、またトゥルーバイパスではないエフェクターをトゥルーバイパスとして使ったり、もちろんAB BOXとして使ったりなど、いろいろな使用法が考えられますね。こちらも是非使ってみたいペダルだと思います。
というわけで、minimichine AB BOXのレビューでした。この小さなサイズのAB BOXや1LOOP BOXは、需要も非常に高いと思います。これまでですと、Keeley Electronics Looperくらいしかなく、「欲しいけど手がでない」と思われていた方も多いのではないかと思います。
minimichineのミニサイズペダル、価格もとても安いですし、大変オススメです!