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Line6 Podに新製品が登場!


現代の、アンプモデリング人気の立役者、Line6 Podに新製品が2機種登場しました。
それぞれが全く正反対の方向性を持ったモデルです。一つはひたすらシンプル、コンパクトを追求したPocket POD Express、もう一つは現在のPODシリーズ最高峰かつ多機能モデルとなる、POD X3 Proです。それぞれを見てみましょう。

Line6 Pocket POD Express


まずは、歴代PODシリーズの中で最もシンプルなモデル、「Pocket POD Express」です。サイズが書かれていないんですが、どうやら以前発売されていたPocket PODよりも薄型なサイズになっているようですね。液晶画面が廃され、4コントロールとプッシュボタン式スイッチが1つという簡易化されたコントロールのみという外観が印象的です。
コントロールは、Volumeとアンプモデル、モジュレーションエフェクト、残響系エフェクトの4つで、スイッチはタップテンポと、長押しでチューナーのON/OFFに使われます。ディスプレイがないのでチューナーはこれ以上ないほど簡素な作りとなっていて、「その音が何か」ということは表示せず、#と♭のLEDでずれの方向性だけを教えてくれるようです。
アンプモデリングは5種類、モジュレーションエフェクトと残響系エフェクトは3種類から選択します。搭載されるのはアンプがFender 、Deluxe Reverb、Fender Twin Reverb、Vox AC 30 Top Boost、Marshall JCM 800、Mesa/Boogie Dual Rectifierの5種類のモデリングで、それぞれClean、Twang、Crunch、Rock、Metalとして書かれています。モジュレーションエフェクトはコーラス、トレモロ、フランジャー。残響系はディレイ、ホールリバーブ、スプリングリバーブです。それぞれから1つづつを選択(エフェクトはOFFも可能)して使うようです。入出力はINPUT、OUTPUT、Headphone Out、CD/MP3 INPUTのみとなっています。
動作は9Vパワーサプライ、もしくは単4電池4本で駆動するようです。とにかくコンパクトでシンプルなので、練習用としてやツアー等でのちょっとした作曲や音作りの方向性を定めるのにいいのではないでしょうか。

Line6 POD X3 Pro


続いて、Line6 PODシリーズの新しいフラッグシップモデルとなる機材をご紹介します。この「POD X3 Pro」は最新のモデリングテクノロジーを駆使したPOD X3シリーズの2Uラックタイプで、まさに史上最強のPODということになります。
まず、基本的なモデリングサウンドや搭載されるモデルはPOD X3POD X3 Liveと変わりません。78種類のギターアンプ、24種類のキャビネット、98種類のエフェクト、28種類のベースアンプ、22種類のベースキャビネット、6種類のヴォーカルプリアンプ、キャビネットからの録音をシミュレートした4種類のマイクモデリングが搭載されています。同時に9種類のエフェクトの接続をシミュレートでき、さらにそれを2系統、同時に使うことができます。また、USB2.0によってPCに接続すれば、マルチトラックレコーディングも可能です。まぁ、これらはPOD X3シリーズなら全てのモデルでできることです。もちろん、その他X3シリーズでできることは全て、X3 Proでもできます。
ではX3 Proで何が違うのかというと、やはりラックならではの大柄な筐体を生かした入出力関係の充実でしょうか。まず、ラック前面には1/4インチフォーン端子(一般的なギターシールドのジャック)のINPUTと、XLR端子(マイクなどに使われる端子)のINPUTがそれぞれ2系統と、1/4インチのヘッドフォンアウトが装備されています。ラック裏面には、ステレオのライン入力端子と出力端子(アンプとラインの切替付)、ステレオXLRバランス出力端子(グラウンドリフト、マイク/ライン切替付)、2系統のバイパスアウトプット(1/4インチ端子)、S/PDIFタイプのデジタル入出力端子、AES/EBUタイプのデジタル入出力端子、ステレオのSEND/RETURN(1/4インチ端子)、Line6 FBVフットコントローラに対応するFBV端子、Variax端子、そしてMIDI IN/OUT/Thuru端子と、USB2.0端子が搭載されています。
なんか分かりにくいですが、最も大きな違いはINPUTが完全2系統になったこと、SEND/RETURNがフルステレオ仕様になったこと、そしてプロセッシングをしないバイパスアウトが搭載されたことでしょうか。もちろん、他さまざまな端子に対応したことで、このX3 Proを中心とした大規模な音響システムを組めるようになっているので、やはりラックという特性を考えても、主にレコーディング等の分野で活躍させることができるのではないかと思います。例えばバイパスアウトからは生アンプやコンパクトエフェクターなどを使ったシステムを接続し、PODでは2系統のエフェクトチェインを同時に出力、ミキシングを行うことで、1本のギターフレーズから複数のトラックを取り出すことができたりするわけですね。
このPOD X3 Proは単体で使うことよりも、他のシステムと合わせて使うことを目的とされているように思います。DTM等で自宅で使うのならば普通のX3、ライブメインならX3 Liveを使う方が利便性等を考えても楽でしょうし、他のシステム・・・たとえばラックエフェクターを組み合わせてMIDIで操作したり、大規模なレコーディングシステムに組み込んだりする場合には、このX3 Proの方が使いやすいのではないかと思います。まさにプロ向けの機材という感じですね。
 
というわけで、Live6のPODシリーズに新しく登場した2機種をご紹介してみました。まさに正反対の特徴をもっているようなこれらが同じ時期に発売されるというのもおもしろいですし、PODシリーズの人気とモデルの幅広さを物語っているように思います。



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