最近新製品を多数リリースしているDigitechから、今年登場したマルチエフェクター「RP500」の上位機種となる「RP1000」というペダルが発売されるようです。このペダル、どうやらRP500をベースに、外部のエフェクトループなどを搭載し、内外のエフェクトを総括してコントロールできる・・・みたいです。
10フットスイッチ仕様となっており、RP500と同様のコントロールに加え、エフェクトループやアンプのスイッチングをコントロールできるフットスイッチが追加されています。この重厚な見た目は威圧感がありますねw
さらに、「アンプループ」というのが追加されており、これによって外部アンプのINPUT前とアンプのエフェクトループ内の両方にRP1000に内蔵されたエフェクターを配置できます。例えば、コンパクトの歪みペダルをRP1000のエフェクトループに入れ、歪みはアナログで作り、RP1000でモジュレーションやコンプレッサーを設定し、そこからアンプループでアンプのINPUTに。さらにアンプに搭載されているエフェクトループのSENDからもう一度RP1000にもどしてそこでディレイやリバーブ等をかけ、アンプのReturnにもどす、というようなことができるわけですね。
実際のライブ環境を考えた、これまでにあまりないタイプのフロア型マルチということになるんでしょうか。フロア型マルチの進化形として、今後こういった機能が搭載されるモデルが増えてくるかも知れませんね。
Digitech RP1000、特にライブ等でエフェクトループを多用する方にはいいペダルと言えそうです。近未来的デザインも良い感じです。
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