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Gtrwrks 19 Sixty 3 Preamp スタジオレポート


先日、仲良くしていただいている方といっしょに、スタジオ入りしてきました。エフェクターを持ち寄っていろいろ弾いてみようという感じで、楽しく遊んできました。
で、私もいくつかのエフェクターを持って行ったんですが、その中に、その日の朝に届いたばかりのGtrwrks 19 Sixty 3があったわけです。さっそく、レポートしてみたいと思います。

Gtrwrks 19 Sixty 3


こちらが、19 Sixty 3です。ナインティーンシクスティスリー・・・つまり1963という意味を持つペダルですね。1ノブのブースター/プリアンプです。この間、このペダルの代理店もされている神戸の楽器店、Tone Blueさんに行ったとき、ちょっとお話をさせていただいた中で出てきて無性に欲しくなり、在庫のあるお店をみつけて注文したものです。クラスA回路で最大15dbまでのブーストが可能なモデルですね。

内部はこんな感じです。私が今まで見たペダルの中で、電源で駆動するものとしては最も少ないパーツ構成のペダルだと思います。例えばLovepedal COT50やZ.Vex Super Hard Onなどもシンプル設計のペダルとして知られていますが、それ以上にシンプルだと思います。ケースは、Timmyと同じものを使っていますね。
なお、今回スタジオにご一緒してくださったのは、携帯のエフェクターサイト、魔法の箱♪の管理人さんと、ザレゴト見習いのBLOGのはしさんです。楽しかったです。ありがとうございました。
記事の形は試奏レポートなのですがいろいろとセッティングを変えたりしていたため、今回はセッティングについては記載しません。ギターはテレキャス、使ったアンプはJC-120AC30です。
操作性についても、1ノブで特に書くことがないので割愛いたします。では、レポートしてみますね。

  • サウンドレポート

ではまず、JCで弾いた場合について書いてみます。このペダルは、基本的にはクリーンブースターなんですが、出音をそのまま大きくするというタイプではなく、ブースターとしてはペダルの色付けが濃いモデルです。といってもレンジを狭めたりするのではなく、出音にフェンダーのブラックフェイス系の傾向をつけ、また音の粒を大きくし、アンプの出音に艶と張りを与えてくれるという効果を持っています。また、ほんの少しだけですがなんとなく歪みます。
スタジオにあったアンプは、JCと、AC30、そしてマーシャルスタックだったんですが、このペダルをONにしておくと、そういった「音に表情を付けてくれる」効果のおかげで、JC+歪みエフェクターの組み合わせで使っていても他のフルチューブアンプに負けないような歪み方をするように思いました。ノブの位置を、19 Sixty 3のON/OFFで音量を変えない程度にしてあったにもかかわらず、ONとOFFでは音抜けが全く違いますね。
また、このペダルはエフェクトチェインのどの部分にあっても、音に味付けをしてくれるので、使い勝手も非常にいいです。たとえばメインの歪みの後につなげばその歪みで作ったゲインをそのままプッシュしてくれますし、前につなげばブーストのON/OFFでゲインを操作することができます。
続いて、AC30を使ってこのペダルのブースト能力を見てみます。一緒にいた方が持ってきてくださったMXR Micro Ampと並べて比較してみました。
このペダル、見た目に関して言えばMicro Ampにそっくりです。特に色がクリームホワイトで、並べると本当によく似ています。さて、その状態でAC30に接続してノブを動かして違いを比べてみたところ・・・Micro Ampはあまりギターの音に味付けはしませんね。多少低域が強くなるような印象はありました。そのままノブを回していくと、もちろんアンプやギターの組み合わせにもよると思いますが、けっこう早い段階からアンプが歪みます。が、その歪み方もいやな歪み方ではないですし、さすが、最も定番のクリーンブースターと言われるだけのことはあると思いました。
続いて19 Sixty 3を使ってみます。こちらはONにした瞬間、独特の味付けがなされますが、それに全く嫌味がありません。先ほども書きましたが、音の粒が大きくなり、立体的な出音になる印象です。そして少し、ほんの少しだけ歪んだ感じになります。そのままノブを上げて行くと・・・なめらかに音量は上がっていきますが、歪みません。MXRだと完全に歪んでいた音量になっても、クリーンな音色のままです。これは恐ろしいというか・・・なにか感動的でした。
この比較で、どちらの方がいいと言うことはできません。ペダル1つでアンプをブーストして歪ませるのが目的ならばMXRの方がいいと思いますし、逆にプリアンプとして味付けを楽しむのであれば、19 Sixty 3の方がいいと思います。フェンダー系の味付けなのでクセがあるのかなと思ったら、モロブリティッシュなVoxアンプにつないでも全く問題がなかったので、幅広くいろいろなアンプに使うことが出来るのではないかと思います。

このペダルは単純にクリーンブースター・・・といっても、ONにしたときの味付けがあまりにも良すぎて、ブースターとしてよりもプリアンプとして、常時ONにしておきたいペダルです。なので、ゲインやレベルをブーストするには別のブースターを使った方がいいかもしれません。こんなブースターは初めてでした。今回は全く事前に試奏もせずに買ったんですが、これは本当に買って良かったと思います。ですが、やはり独特の表情を持つペダルだと思いますので、できれば試奏してから買われることをオススメします。
 
というわけで、Gtrwrks 19 Sixty 3のレポートでした。これは今ひそかに最も気に入っているペダルかもしれません。今回、スタジオで音くらい録れるかと思って持って行ったデジカメが、なぜか電池切れ寸前という状況だったため音源等はありませんが・・・また改めて、このペダルについてはレビュー記事も書かせていただこうと思っています。ちなみにこのあと、自宅でライン出力でも試したところ、小音量でも十分効果を発揮することがわかりました。なのでお店の試奏でもペダルの効果はよく分かるのではないかと思います。見かけたら是非、試してみてください!



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