Copilot FXの新製品、gyroscopeをご紹介します。Copilotからは過去に同じ名前のペダルが出ていましたが、今回大幅なアップグレードがなされたということですね。このペダルは、オートワウ/ステップワウです。コントロールは、Rate、Speed、Depth（Depht）、Resonance、Volと、波形選択のミニスイッチとなっています。
まずResonanceコントロールがワウの開度を設定し、Depth（ミスプリントでDephtとなっているバージョンもあるようです）コントロールがモジュレーションの深さを調整します。ミニスイッチは三角波モードとステップモードとなっており、三角波モードでは連続してワウがかかるオートワウとなり、Rateコントロールで調整します。ステップモードでは、ステップシーケンスワウ、いわゆるランダムアルペジエータのような効果となり、Speedコントロールで速度を調整できます。また、ステップモードではペダルに搭載されているEXP端子にエクスプレッションペダルを接続して、Speedコントロールを足下で行うことも可能となっています。
音はやわらかいオートワウといった感じで、すこし明るめの音色が特徴のようです。ステップシーケンスワウといえば、Z.Vex Seek WahやVooDoo Lab WAHZOOなどがあるんですが、全体的に見ればやはり数は少ないタイプのペダルだと思いますので、探されている方もおられるんじゃないかと思います。Xotic Robotalkのランダムアルペジエータもそういった効果でしたが、先日NAMMで発表されたRobotalk 2ではその機能もなくなってしまいましたね…。
YOUTUBEに、このペダルのサンプルムービーが上がっていますので、またよかったら見ていただけると多少、音色の参考になるかもしれません。なかなか、かかりもはっきりしていてとても良さそうに思います。もちろん機材等によって変わってくることもあると思いますので、実際に是非弾いてみたいペダルですね。
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