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というわけで、今回はEFFECTOR BOOK Vol.3でも少し触れられていた、「Mad Professor Deep Blue Delay」をご紹介してみようと思います。では、いってみましょう!
Mad Professor Deep Blue Delay
こちらが、Deep Blue Delayです。日本ではまだそれほどでもないんですが、実はコレ、今のところ世界で最も売れているMAD PROFESSORペダルになるらしいですね。最大ディレイタイムは450ms、コントロールはLevel、Delay、Repeatのみというシンプルな構造で、回路の形としてはデジタルディレイとなるようです。
では、まずセッティングを見てみましょう。
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Roland JC-120
という形となりました。シンプルなセッティングです。では、レポートしてみます。
- 操作性
非常に単純な形なので全く迷うことはないと思います。MAD PROFESSORのペダルは、筐体に亜鉛ダイキャストを使っているため、この大きさの割には重くなりますが、その分アルミケースよりも耐久性が高くなるとのことです。持ち運びも操作性と考えれば、重さは軽い方がいいかな、とは思うんですが、耐久性が高くなるならそれは一つの方法かな、とも思えますね。
- サウンドレポート
では音を。まず何も考えずにプラグインしてノブを適当にまわして音を出してみます。・・・・。えっと、これはデジタルなんですよね!?
知識として、このペダルはアナログディレイライクなデジタルディレイであることは元々知っていましたが、音を聴く限りでは本当にデジタルなのか分からないと思います。私はアナログディレイが好きで、MALEKKOとか、Re-J AR-20DLといった、いわゆる「本物のアナログディレイ」を持っていますし、BOSS DM-3やAD999を弾かせていただいたこともあるので、そこそこアナログディレイの音は知っているつもりなのですが・・・これは・・・。
普通、アナログ風デジタルディレイといえばまず、デジタルディレイのアナログモデリングあたりと比較すべきなんだろうと思っていたんですが、音の善し悪しや好みは別として、モデリングペダルとは比較にならないです。少なくとも出音に関しては、「完全にアナログディレイの音を再現した」と言っても過言ではないと思います。
アナログディレイの特徴といえば、発振という面もありますが、Deep Blue Delayはそれもクリアしています。アナログディレイペダルで作る発振と全く同じ形で、きちんと発振してくれるんですよね。発振中にノブを動かしたときの音色もまさにアナログとしか言えません。これは本当に驚きですよ。
もちろん、アナログディレイといってもいろいろと出音に違いがあるんですが、このペダルは、MAXON系のアナログディレイに非常に近いタイプの音色となっています。アナログディレイの中ではクリアな音色をもつタイプですね。このあたりはデジタル回路ならでは、というところでしょうか。各ノブも音がスムーズに可変するので使いやすいです。LEVELコントロールはフルテンで原音とほぼ同じ音量のディレイが1度フィードバックし、そこからだんだんとフィルタがかかっていく雰囲気となりますので、付点八分ディレイや一人ツインギターのような使い方などのように、クリアな音色が必要となるような場面でも使えますし、かといっていわゆるデジタルディレイのように音がクリアすぎて原音を邪魔することもないので非常に魅力的なディレイサウンドを得ることができますね。これは本当に恐ろしいペダルです。
というわけで、Mad Professor Deep Blue Delayのレポートでした。MAD PROFESSORは今後、どんどん取扱が拡大していくようで、まずは大阪ミナミの楽器店や、新宿等のイシバシ楽器さん、また名古屋あたりの楽器店ですでに見かけられた方もおられるのではないかと思います。これからさらに全国に広がっていく予定だそうですので、是非とも見かけたら試してみてください。いくつかのMAD PROFESSORペダルを弾きましたが、どれも本当にすばらしい音色を持っていると思います。
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