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当サイトの内容を説明文等に使用している楽器店さんがあるようですが、一切関係がありません。

MXR Custom Shop '76 Dyna Comp


2008年の冬、MXRから発売された1976年のダイナコンプを再現したペダル「MXR Custom Shop '76 Vintage Dyna Comp」。
先日某所にて新品が超特価で売られていたので、買ってしまいましたw
コンプレッサーは2〜3台ほど持っていましたが、これまで「ダイナコンプ」は持っておらず、機会があれば欲しいと思っていたところでしたw
では、レビューいってみましょう!

MXR Custom Shop '76 Vintage Dyna Comp


こちらが、その76 Dyna Compです。MXR Custom Shop名義で作られているモデルですね。現行の復刻品となります。
コントロールはOutputとSensitivityのみのシンプルな形です。本体にはスクリプトロゴが書かれています。このペダルはあくまでも古いモデルの復刻なので、DC InputとかLEDのような便利なものは付いていませんw

基板の保護と絶縁の役割をするスポンジも再現されています。動作は電池のみとなっています。
電池を取って、スポンジを持ち上げると・・・。

こんな感じで基板を見ることができます。

抵抗等は現代のパーツが使われていますが、基板のレイアウトや基板に書かれた文字も昔のまま、そしてOTAには写真中央のとおり、CANタイプCA3080が使われています。
こういうこだわりは嬉しいですね。ヴィンテージパーツだから良いとか言うつもりはありませんが・・・見ていてテンションが上がる気がしますw
あと、LEDがありませんが見ての通りスイッチもシンプルなものなので、トゥルーバイパスではありません。これもあえて昔のまま再現したということですね。

写真はこんな感じです。あ、MXRペダル共通の足でノブを回せるゴムも付属していました。でもなぜか電池は付属していませんでしたww
では、レビューいってみましょう。

  • 操作性

非常にシンプルな操作性です。何も迷うことはありません・・・が、アダプタ駆動ができない、LEDがない、トゥルーバイパスではない(これは好みですがw)といった、現代のエフェクターでは常識となっているような機能がないため、そういうものだと分かっていないと不便に思うかも知れません。
といっても、そういう便利機能付の現行Dyna Compや、Whirlwind Red Boxなどといった現代的な機能を付けて古いモデルを甦らせたものもありますので、そのあたりはお好みや用途に合わせて選ぶと良いのではないかと思います。

  • サウンドレポート

では、音を。
いつものようにサンプル、と言いたいところですが、試しに動画でやってみようと思います。
こちら(ニコニコ動画)か、もしくはこちら(Youtube)に動画をUPしました。(中身は同じです。エンコードがニコニコ向けになってるのでそっちで見る方がほんの少し音は良いかもですw)
というわけで、音はこんな感じでした。
ちょっと脱線しますが・・・今までのmp3音源だとどうしてもケータイでは聞くことができなかったと思います。
ニコニコとかYoutubeだとケータイで見ることってできるんでしょうか?(古いケータイだと厳しいかも知れませんが)もしできるなら、今後もこの方式でやってみようと思いますので、是非教えていただけるとありがたいです。脱線終わりw
では、レビューの方を。
まず、このペダルは私にとって初めての「ダイナコンプ」です。一応ROSS系のコンプは持っていて、有名なROSS Compはダイナコンプの改良型ですのでそれもある意味ダイナコンプ系と言えなくもないんですが・・・実際に使ってみるとダイナコンプとは全く違いますw なので、現行ダイナコンプと比べてどうか・・・ということは書けません・・・。そこで、このペダルだけに対する印象を書いてみようと思います。
最初に使った時の印象は、「なるほど」という感じでした。コンプレッサーの音を表す擬音語として「パッコーン」という表現がよく使われますが、これがそうなのか、たしかにそうだ、と納得しましたね。ファンクだったりフュージョンで好んで使われるというのも非常によく分かります。
でも、コンプレッサーって一般的に、そういうジャンル以外では「誤魔化し用」とか「使えない」と言われることが多い気がします。好き、嫌いは当然あるのでそれは別として、最近は「ギターの原音をそのまま」ということが重要視されるあまり、コンプレッサーは邪道とみなされていることもあるのではないでしょうか。
しかし、実際に使ってみるとコンプレッサーは立派なエフェクターだと改めて思います。ファンクやフュージョン系の音はもちろんですが、強くかけてアルペジオをするとまるでハーモニクスで弾いているような音になったり、歪みをブーストして音にスピード感を与えたりエッジを強くしたり・・・といった使い方は、今の音楽シーンでも十分通用すると思いますし、むしろそういう使い方こそギター用コンパクトエフェクターとしてのコンプレッサーと言えるのではないかと思います。
コンプレッサーはピッキングを誤魔化したり、ただサステインを伸ばすためだけに使うものではない(もちろんそういう使い方もありですがw)、ということを伝えたいと思います。派手ではありませんが、とても面白いエフェクターだと思います。特に、クリーンブーストの微妙な違いにこだわったり、歪みやコーラスなど、エフェクターで音の細部まで追求する今の時代だからこそ、さりげなく音を変えるようなコンプレッサーは見直されても良いのかも知れませんね。
Dyna Comp、とても良いペダルだと思います。



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