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Shigemori Stone Drive Custom Ver.3


独特の形状、仰天の価格、圧巻の音色、アルミ削り出しケース採用・・・ということで発売以来ずっときになっていた、Shigemori Stone Drive Customのレビューをしてみようと思います。
こちら、現行のVer.3モデルですね。ちなみにブースト回路を変更した「Ver.3 Plus」というモデルもあるようです。では、いってみましょう。

Shigemori Stone Drive Custom Ver.3


こちらが、Stone Drive Customです。逆台形という他では見かけない形状をしています。コントロールはGain、Tone、Volume、Boostとなっていて、左側のフットスイッチでエフェクトのON/OFF、右側でブーストのON/OFFを切替えます。
カラーはいろいろなものがありますが、私のは赤です。この筐体のデザインってすごく練られていて、ノブの部分にある白い「ピックガード」は、ストラトのヘッドのような形状をしていて、表面に入った波のような模様は光りの当たり方で見た目が変わる、さながら「フレイムメイプル」のような印象です。舟形のIN/OUTジャックも含めて、ギター本体を連想させるデザインになっていますね。ちなみに、パイロットランのStone Drive Customはこのストラト系デザインの他に、ゴールドのスピードノブやジャックプレート付のIN/OUTPUTを備えたレスポール系のデザインもあったようです。「アンプっぽい」デザインのエフェクターはけっこうありますが、こういう「ギターっぽい」デザインのエフェクターっていうのも珍しいです。

IN/OUTは舟形ジャックとなっています。といっても、「パッチケーブルを抜くのが大変」ってことは特にありません。

ペダル奥側。このペダルは内部に電池を入れることが出来ませんので、駆動は基本的にアダプターか、左に見える2つの穴に専用電池ホルダーをセットして電池駆動させるという形になります。

裏面です。ネジの上に透明なゴム足がついています。何かネジを開けるとすぐ分かるようになっているらしく、1度開けてしまうと保証対象外になってしまいます。なので今回は内部画像はありません。

「でかくて重い」と言われるStone Drive Customですが・・・見ての通りたしかにでかいです。
重さは・・・

これと同じくらいです。CE-1はLine6のDL4と同等の重量らしいので、2キロ弱くらいはありますね。重たいです。
というわけで、写真はこんなもんでしょうか。ではレビューいってみたいと思います。

  • 操作性

とりあえず、ボードへの設置や持ち運びという点においては良いとは言えないです。また、電池が内部に入れられないというのもマイナスポイントと言えるでしょう。しかし、このペダルの場合、それは分かってて使うものだと思いますので、関係ないといえばないのかもしれませんね。
各コントロールやフットスイッチは特に難しいことはないと思います。LEDの点き方がちょっとだけ特殊で、アダプタとInputにプラグを繋ぐ(電源が入る)とBoost側が青く点灯します。BoostスイッチがONになっているとここが赤に変わります。エフェクトがONになれば、左側のLEDが青く光るという仕様になっています。Boostだけを単体で使うことは出来ません。

  • サウンドレポート

音は、一言で言えば「Shigemoriサウンド」です。Shigemoriのペダルには独特の特性があり、今あるラインナップでは同じ回路のDeluxeはもちろん、Ruby StoneやディストーションのMighty Stoneにも、全て「スムーズで滑らか、かつ重厚で粘る」という要素が高次元でバランスされた音色が出音の奥に潜んでいます。
Stone Drive Customは、この特性が最も強く前面に出てくるタイプの音色で、この音こそShigemoriのシグネチャーサウンドと言っても良いのではないかと思います。
この音に似ているものというのは、私の知っている限りでは無くて・・・説明するのが難しいんですが、個人的には「シルクを何枚も重ねて作ったコート」のようなイメージです。うまく伝わると良いのですが・・・。
そして、圧倒的に感じるのが「ノイズレス」であるということですね。歪み系ペダル・・・いや、どんなエフェクターでもゲインを上げたり音量を上げればノイズが出ます。それは当然のことですが、このペダルはそのノイズレベルが圧倒的に低いですね。恐ろしいほどノイズレスなペダルです。
また、ピッキングやヴォリュームに対する反応性は非常に高いんですが、何か粘るような反応の仕方をします。例えば反応性の高さで有名なTimmyは、ピッキングやヴォリューム操作に対して、シビアに鋭く反応します。対して、Stone Drive Customは、シビアに、しかし柔らかく反応します。このやわらかい反応性というのが、このペダルがまるでアンプのようだと言われる所以ではないかと思います。
先ほども書いた通り、このペダルはShigemori独特のの癖が非常に強いペダルです。そのためアンプによってはけっこう相性が出ますし、好みもけっこう分かれるタイプだと思います。どんなアンプにでも使える万能さという意味では、Ruby Stoneの方が幅は広いですね。
逆に、好みに合えば・・・おそらく1度弾くと忘れられない、「なんとしても手に入れたい」と思える強烈な印象のペダルになるのは間違いないと思います。これは人それぞれなのでどういう印象を持つかはなんとも言えませんが、少なくともこのペダルを体験してみる価値はありますよ。もしどこかで見かけたら、是非一度音を出してみてください。音の好き嫌いはともかく、こんなレベルのこだわりで作られているペダルってのはそうそうありません。
というわけで、Shigemori Stone Drive Custom Ver.3のレビューでした。個人的には、でかいし重いし高いし、ちょっとした癖もあるしで、仮に誰かに「おすすめのオーバードライブは」と聞かれてもこのペダルの名前を挙げることはないと思います。しかし、私自身がこのペダルを気に入っていないのかというと、それはまた別の話ですね。本当にこれは、ものすごい、とんでもないレベルのペダルだと思います。究極、という言葉がぴったり収まるようなペダルですね。

 
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