国産エフェクターブランドを特集するこの企画、今回は第5回になります。前回のCrews Maniac Soundに続き、今回はShigemoriのエフェクターをいろいろ見ていこうと思います。
ハイエンドクラスのペダルとしてデビューし、一世を風靡したShigemori。そのサウンドクオリティの高さから、様々なアーティストが使用するペダルとしても知られています。ブランドを持っているのは名古屋にあるエムテック有限会社。ペダルの設計や製作をしながら日本中のアーティストに同行したり楽器店を回ったり、非常に精力的な活動をされているブランドです。
今回はそんなShigemoriのペダルを改めて振り返ってみてみましょう。
Shigemori Stone Drive Custom
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Stone Drive CustomはShigemoriの中で最も有名なペダルと言えると思います。現在のバージョンはVer.3/Ver.3 Plus。Plusはブースト回路を一新したスタイルとなっています。非常に純度の高いアルミを削り出しで作った筐体は独特の外観で、そこにピックガードのような素材をギターのヘッドのような形で取り付け、そこにアンプのようなノブを搭載。IN/OUTジャックはストラトキャスターの舟型ジャックを用いて作られるペダルです。Fenderっぽさのある外観ですが、かつてはGibson系のギターを思わせるデザインも作られたこともあったようです。
コントロールはGain、Tone、Volume、Boost。ブーストはエフェクトON時にのみ有効となり、OFF時にブーストだけを使うことはできません。
サウンドはShigemori特有のスムーズで若干すっきりとした印象もあるドライブサウンドで、それでいてピッキングのレスポンスも非常に高く、圧巻のノイズレスさを実現しています。
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Shigemori Stone Drive Deluxe
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Shigemori Muse
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このMuseは、凛として時雨.のTK氏をはじめとしたボードでも見かけるペダルですね。
Vol、Bass、Tone、Driveコントロールを搭載。Bassを独立させることでローエンドのタイトさや歪みをコントロールして、より多彩な音作りができるようになったペダルです。筐体はもちろん高純度アルミ削り出し。ピッキングレスポンスの高さ等は受け継ぎながら、より進化した新しいShigemoriのオーバードライブペダルということです。
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Shigemori Ruby Stone
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Shigemori特有のサウンドは受け継ぎながら、コンパクトさと低価格化を実現したモデルですね。コントロールはVol、Tone、Gainとシンプル。低価格化といっても、アルミ削りだし筐体のクオリティが変わることも、音へのこだわりが違うものとなることもありません。
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Shigemori Ruby Stone Premium
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Ruby StoneとPremiumを使ったセッション
Shigemori Ruby Stone Special
※通常は注文いただいてから数ヶ月の納期をいただく場合がございます。Shigemori RUBY STONE SP... |
Premium同様、基本的な機能は変わりませんが、よりバランスの取れた落ち着きのあるサウンドで、チューブアンプと相性の良いペダルとなっているとのことです。
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Shigemori Mighty Stone
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2ch仕様のディストーションで、Red ChannelとBlue ChannelそれぞれにVol、Distコントロールがあり、Tone、Bassコントロールを搭載。左のスイッチでON/OFF、右でチャンネル切替を行うスタイルとなっています。
非常に分厚く、それでいて繊細なレスポンスを同居させ、Shigemoriらしいスムーズさもありながらハイゲインで轟音のような音を出すことも出来る、フレキシブルで使いやすく、音抜けも良いディストーションペダルとなっています。ToneとBassが分かれていて、音作りがとてもやりやすいペダルです。
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Shigemori S.M.D
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S.M.DはVol、Tone、Distのシンプルなコントロールを搭載するディストーションで、立ち上がりの早い音が特徴。コードはすっきりとして分離感が良く、しかしミュートすれば太く存在感のあるサウンドが得られる、ということですね。
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Shigemori Pretone
ShigemoriPRETONE |
ただEQとして使うだけではなく、ブーストやプリアンプだったり、エンハンサ的に使ったり、様々な使い方で音を1段階高めるような使い方が出来るペダルです。
Shigemori G.O.T Bass Drive
ShigemoriG.O.T Bass Drive |
Vol、Tone、Gainコントロールを持ち、ベースアンプそのもののようなサウンドが特徴とのことですね。通常ハイカットを行うToneコントロールですが、このToneは音域全体をコントロールできる、ということで、このへんもどんな感じか興味深いですね。
太くてナチュラル、そしてコントローラブルなペダルということです。
と、いうわけでShigemoriのエフェクターをまとめて見てみました。かつて楽器ショウ限定で作られたアナログマルチエフェクター的なモデルもありましたが、この特集ではその時点で現行品をご紹介するということで、今回は載せていません。
エフェクター全体のサウンドクオリティが高くなり、同時に価格が下がりつつある昨今ですが、そんな中でもやはりハイエンドペダルの音というのは、好みはあると思いますがやはり強い存在感を持っていると思います。良い音が安いにこしたことはありませんが、こういうペダルだからこそ得られる音も、やっぱり確かにあります。
Shigemoriには是非、この姿勢を崩さずにこれからも独自のハイエンドサウンドを追求していって欲しいと思います。今個人的にはMuseとSMDがきになりますw
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