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“ブースター付”オーバードライブ特集!厳選20台!

Bogner ボグナー / Ecstasy Blue Pedal(11月下旬入荷予定) MXR CAE/MC-402 BOOST/OVERDRIVE/社外アダプターサービス!! LOVEPEDAL Amp Eleven 【渋谷店】
「オーバードライブ」と「ブースター」。
それぞれには違いもあれば、一部重複する部分もあったりします。全く構造が違うものから、ブースターを発展させたオーバードライブやオーバードライブのようなブースターなど、様々なモデルが作られています。
オーバードライブのみならず、歪みエフェクターとブースターは、いろいろ組み合わせ方はあるものの、セットで用いられることも多いエフェクターです。一般的なスタイルとしては、バッキングとリードをブースターのON/OFFで使い分けるというやり方ですね。
今回は、ブースターとオーバードライブの関係や、それらをセットにしたモデルの特徴なども見ながら、定番から新しいモデルまで、20台に絞った「ブースター付オーバードライブ」をご紹介したいと思います。では、いってみましょう!

  • ブースターとオーバードライブ

Eminence Screamin Eagle. speaker Eminence Screamin Eagle. speaker
まず、改めて「ブースター」と「オーバードライブ」がどういうものか、ということを書いてみます。
単に「ブースター」というと、かつてはローゲインなオーバードライブ、今はクリーンブースターを指すのが一般的かと思います。単に音量を上げるというタイプのクリーンブースターも昔からありますが、古くはBOSS SD-1MAXON OD808のようなオーバードライブを使って、ゲインも稼ぎながらチューブアンプをブーストして歪ませる、という使い方が「ブースト」の一般的な形でした。
現在でも、エフェクターの仕組みとしてはオーバードライブで、しっかり歪ませることのできるペダルでも、主にアンプのブースターとして使われることが多いペダルもあります。

ブースターとして使われることの多いオーバードライブの例

【エフェクター】KLON KTR

【エフェクター】KLON KTR
価格:35,800円(税込、送料込)

一方、90年代終わり頃から、「クリーンブースター」が見直されてきます。クリーンブースター自体はElectro-Harmonix LPB-1MXR Micro Amp等、非常に古くから作られており、もちろん多くのプレイヤーが使用していましたが、90年代の終わりにあるペダルが登場して以来、単に音量を上げるだけというエフェクトが「エフェクター」として一般的に使われるようになります。
Z.Vex Super Hard On w/LED

Z.Vex Super Hard On w/LED
価格:42,800円(税込、送料込)

それがこのペダル。今ではおなじみのブースターとして知られる「Z.Vex Super Hard On」です。非常にシンプルな回路ながらそのサウンドはパワフルで、同時にその価格帯からも注目を集めたペダルです。数多くのアーティストが使用する一方、回路のシンプルさから「自作エフェクター」の初心者向けとしても知られるようになり、いつしか最も定番のクリーンブースターとして定着しました。
以来クリーンブースターは「ブースター」を代表するエフェクトとなり、さらに2008〜2009年頃にかけて空前のブースタームーブメントも発生し、現在さまざまなクリーンブースターが作られています。(クリーンブースター特集記事クリーンブースター特集Part2
また、ブースターは一般的に音量の可変に使われることが多いですが、音量をあまり変えずにゲインを可変させることを目的とした「ゲインブースター」も古くから作られており、こちらもクリーンブースターほどの数はありませんがブースターの一大勢力となっています。

ゲインをコントロールするブースターの例

 
さて、一方でオーバードライブといえば、歪みエフェクターのみならず、全てのエフェクターの中でも最も定番といえるエフェクトとして知られます。
確実ではありませんが、一番始めに「Overdrive」という言葉をエフェクターに使ったのはMaxonではないかと言われており、Maxon D&Sの最初期モデルで「OD-801」という型番が確認されています。ただ、このペダルのサウンドは今の基準で言えばファズサウンドそのものでした。
Maxon OD-801のサウンド
現在のオーバードライブエフェクトの原型は、有名な「BOSS OD-1」だと言われており、それまでは歪みエフェクターといえばファズが当たり前だった時代に、よりゲインが低く、アンプを軽く歪ませたようなサウンドを持つエフェクターとして登場。今弾くとそこそこ歪むんですが、当時は「こんなに歪まないエフェクターで大丈夫か」という話もあったほどだそうです。

BOSS OD-1


このOD-1がMarshall Ampの「ブースターとして」広く使われるようになり、すぐ後を追うように発売されたIbanez TS808もそれを後押ししたことで、オーバードライブはエフェクターとして盤石の地位を得ます。最初はブースターとして使われていたオーバードライブも、徐々にメイン歪みとしての使い方も広まって行き、現在では数え切れないほどのオーバードライブペダルが作られ、世界中で売られています。
 

  • オーバードライブとブースターの組み合わせ

では、よくあるオーバードライブとブースターの組み合わせについて軽く述べます。非常によく使われるコンビネーションですが、この2つのペダル、接続順によって効果が変わるエフェクトの代表的な例としても知られます。
まず、簡単にオーバードライブがどうやって音を歪ませているのか見てみます。

この図で、黒線が入力音、青線がオーバードライブから出力される音です。上下に黒の破線がありますが、オーバードライブペダルはこの部分で(かなり強調して書いてますが)強制的にクリップ(過入力)を起こさせ、それにより波形を変えて歪んだ音を作り出しています。これをクリッピングと言います。それと同時に、音量のブーストも行うことが多いです。青の破線は、クリッピングを行わなかった場合の波形です。
 

では、このようにオーバードライブの前段にブースターを追加するとどうなるでしょうか。

こちらの図は、それを表しています。青線はオーバードライブの音・・・つまりブースターが「OFF」の時、赤線はオーバードライブとブースター両方を「ON」にした状態です。
ブースターは、シンプルに音量を上げるだけのクリーンブースターとします。そう考えると、オーバードライブに入って来る時の音量(振幅)がより大きくなることになります。すると、この図のように「クリッピングに当たる部分の長さ」が長くなります。こうなることで、より高いゲインの歪みが得られる、というわけです。
つまり、オーバードライブの前段にブースターを置けばゲインブースターとして使える、ということですね。
 

では、オーバードライブの後にブースターを追加すると・・・?

もう分かりますよね。こうなります。オーバードライブで歪まされた波形が、そのままブースターによって振幅のみが大きくなります。こうなると、クリッピングされている部分、つまり波形が直線になっている部分の長さ(ゲイン)は変わることなく、音量(振幅)だけが大きくなる形になります。
つまり、オーバードライブの後段にブースターを置けばヴォリュームブースターとして使える、というわけです。
 

  • ブースター付オーバードライブ

Fulltone オーバードライブ FULL-DRIVE2
さて、以上を踏まえた上で「ブースター付オーバードライブ」の特徴を考えてみましょう。
まず、ブースターとオーバードライブは、接続順などはそれぞれですが同時にエフェクトボードに入れられることが多いです。それなら、その2つの機能がまとまったエフェクターがあれば、それはもう単純に便利ですよね。2台のエフェクターを入れるより、少し筐体は大きくても1台のエフェクトを入れる方が、多くの場合ボードのスペースを節約できます。
一方、ブースターもオーバードライブも、非常に様々なモデルが出ている中で、ブースター付オーバードライブを使うと、様々な組み合わせを試すことができなかったり、また接続順が最初から決まっているモデルもあったりするため、選択には慎重さも必要となってきます。
しかし、「ブースター付オーバードライブ」は1台のペダル内でブースターとオーバードライブを搭載しています。もちろん、それらが個別のエフェクターのように独立しているモデルもありますが、1つのペダルであるという利点を生かして、単純にクリーンブースターを前や後ろに繋ぐだけでは不可能な、より自由度の高い設定(ブーストON時のゲインやヴォリュームを自在にコントロールできる等)ができるペダルもあります。
結局、それぞれのスタイルに合わせて選択するしかないんですが、個別のオーバードライブ、ブースターと、ブースター付オーバードライブにはそういった違いがあることをまず述べておきます。
 

  • ブースター付オーバードライブ20選

オーバードライブが膨大な数作られているのと同様、ブースター付オーバードライブも多彩なモデルが発売されています。それは非常に数が多く、現行品、国内正規モデルに限ったとしてもとても全てご紹介することはできない数になってしまいます。
そこで、定番モデルや最近の話題モデルを中心として、20台のブースター付オーバードライブを選びました。今回はその20台をご紹介していこうと思います。各ブランド1つずつ、ブランド名順のご紹介となります。

Bogner Ecstasy Blue

非常に大きな話題となっているBognerのブースター付オーバードライブです。Bogner EcstasyiconアンプのBlueチャンネルを再現し、歴代BognerアンプだけでなくそのベースになったMarshall Plexiアンプのサウンドをもカバーする多彩なサウンドコントロールが出来るモデルですね。アンプ同様の3バンドEQを備えており、さらにGainとVolumeはブーストOFF時とON時で個別に設定することが出来ます。
サンプルムービー
 

CARL MARTIN HOT DRIVE'N BOOST MK3

デンマークのエフェクターブランド、Carl Martinによる定番ブースター付オーバードライブです。太く伸びやかな、スタンダードなオーバードライブサウンドが特徴で、ブーストスイッチで音量をブーストと同時により太い音作りが可能です。Mk3の名前の通り、進化を続けて3代目となるモデルです。
サンプルムービー
 

Crews Maniac Sound G.O.D

ハイクオリティなギターの製作でもおなじみの国産ハンドメイドエフェクターブランド、Crews Maniac Soundによるオーバードライブです。アンプに近いコントロールを搭載し、多彩な音と作りに対応するほか、音色自体もチューブアンプらしく、それでいて鋭さのある個性のあるサウンドが特徴。
ブースターを搭載しているというよりも、2種類のゲイン設定を切り替えて使うことが出来るペダルです。ゲインブースターをON/OFFするような感覚で使えるドライブペダルですね。
サンプルムービー
 

Fulltone Full Drive 2 Mosfet

Fulltone Full Drive 2 Mosfet
続いてはこちら。ハンドメイド系オーバードライブの中でも超定番のロングセラーモデルです。
アメリカ、Fulltoneによるブースター付オーバードライブで、オーバードライブ側はTS系を基調としながらクリッピングの切替などで多彩なサウンド作りが可能。そしてリード時など、さらにオーバードライブサウンドを強調したいときにブーストが可能です。
試奏レポート
サンプルムービー(レスポール)
サンプルムービー(ストラト)
 

G2D Cream-Toneicon

【オーバードライブ】G2D Cream-Tone

【オーバードライブ】G2D Cream-Tone
価格:32,592円(税込、送料込)

ニュージーランドのエフェクターブランド、G2Dによるブースター付オーバードライブです。
名前の通りクリーミーなローゲインサウンドが特徴で、オーバードライブ側もどちらかといえばブースター的な使い方が出来るタイプ。ブーストスイッチはほんの少し味付けのあるクリーンブースターとなっています。
ピッキングレスポンスも高く、特にクランチサウンドを作るときに使いやすいペダルです。どちらかといえばチューブアンプに良く合うペダルと言えます。
試奏レポート(かなり前の記事です)
サンプルムービー
 

HBE Power Screamer w/Fat Boost

HBE Power Screamer w/Fat Boost
アメリカのエフェクターブランド、HBEことHomeBrew Electronicsのブースター付オーバードライブです。
日本ではそれほどでもないんですが、アメリカで定番モデルとしてよく知られるペダルですね。クリッピングの切替に対応した3モードスイッチを搭載するTS系オーバードライブと、出力を+10dbブーストするスイッチを搭載しています。シンプルに使いやすいペダルです。

サンプルムービー

Hughes & Kettner Tube Factor

Hughes & Kettner Tube Factor
ドイツの有名アンプメーカー、Hughes & Kettnerのブースター付オーバードライブです。ロングセラーを続けるモデルですね。
オーバードライブは真空管を搭載しており、ケトナーらしいドライブサウンドが特徴のペダルです。Factor1・2というチャンネル切替風のブーストスイッチを搭載。ブースト時には歪みのゲインと音量をリード向きに可変することのできる、1台にまとまったペダルならではのブーストが可能。
サンプルムービー
 

Jersey Girl Plus Driver

ブースター付オーバードライブの定番モデルです。国産エフェクターブランド、Jersey Girlによるモデルで、6L6や6V6のチューブアンプライクなサウンドを持つオーバードライブとクリーンブースターを組み合わせたモデルです。
ブーストとドライブ部は独立しており、切替スイッチでオーバードライブとブースターの接続順を入れ替えることが出来るのも大きな特徴ですね。
サンプルムービー
 

Jet City Afterburner Overdrive

Jet City Afterburner Overdrive
低価格ながらハイクオリティなアンプやエフェクターをラインナップするJet City Amplificationによるブースター付オーバードライブです。
スタンダードな粒の細かいオーバードライブと、シンプルに出力をアップするブースターを搭載。個性的ではありませんが、使いやすいペダルです。
サンプルムービー
 

Lovepedal Amp Eleven

【渋谷店】LOVEPEDAL / Amp Eleven

【渋谷店】LOVEPEDAL / Amp Eleven
価格:22,864円(税込、送料別)

アメリカの人気エフェクターブランド、Lovepedalのブースター付オーバードライブです。
透明感のあるオーバードライブサウンドと、2バンドEQでの幅広い音作りに対応したオーバードライブと、その前段に設置され、独立したクリーンブースターをまとめたタイプのモデルです。使いやすいサウンドと機能で人気の高いモデルですね。
サンプルムービー
 

Maxon RTD800 Real Tube Overdrive/Distortion

Maxon RTD800 Real Tube Overdrive/Distortion
日本を代表するエフェクターブランドの1つ、Maxonのブースター付オーバードライブです。
このペダルは非常に多機能なモデルで、内部には真空管を搭載し、独立したオーバードライブとディストーション回路を搭載。これらを切り替えて歪みを作ることが出来る上、3バンドEQやノイズリダクションといった機能も装備。+3dB〜+9dBのブーストも行えるモデルとなっています。
サンプルムービー
 

MXR/CAE MC-402 Boost/Overdrive

MXR/CAE MC-402 Boost/Overdrive
定番エフェクターブランド、MXRとオーディオルーティング系の名ブランドCAEのコラボレーションによるブースター付オーバードライブです。
オーバードライブの後段に独立したクリーンブースターを搭載するスタイルのモデルで、ブースト部は非常にクリアなクリーンブースターとして有名。オーバードライブ側は、少し変わったローの強い歪み方をするタイプです。主にチューブアンプに合わせて使うことで非常に太く歪んだサウンドを作ることができます。
試奏レポート
サンプルムービー
 

Okko Twin Sonic

ドイツのエフェクターブランド、OKKOのブースター付オーバードライブです。
このペダルは、FenderブラックフェイスアンプやVox AC-30系のアンプサウンドを元にしたオーバードライブと、その後段にブースターを搭載したモデルです。
オーバードライブは非常に多彩なコントロールが可能で、ドライブ回路前段のブースト(Push)やToneとCutのコントロール、電流の昇圧スイッチ等を備え、非常にアンプに近い音作りが可能となっています。
サンプルムービー
 

Paul Cochrane Timicon

Paul Cochrane Tim Overdrive

Paul Cochrane Tim Overdrive
価格:31,920円(税込、送料込)

さきほどのLovepedal Amp Elevenのベースになったとも言われる、透明感のあるオーバードライブの先駆け的なモデル、「Timmy」にブーストを追加したモデル。
ブーストはオーバードライブの後段に位置し、さらにその後に本体と連動するエフェクトループを備えることで、より多彩なシステムに対応しています。
Timmyのレビュー(かなり前のものです)
サンプルムービー
 

Rivera Blues Shaman Overdrive

Rivera Blues Shaman Overdrive
アメリカのアンプブランド、Riveraによるブースター付オーバードライブです。
非常にシンプルな、クラスAアンプのサウンドを求めたオーバードライブと、ゲインブーストを行えるスイッチを搭載。アンプブランドらしく、スタックとコンボのサウンドを切り替えることの出来るスイッチが付いています。
クリーンブーストではなく、あえてゲインブーストスイッチを搭載しているのも特徴的です。
サンプルムービー
 

Shigemori Stone Drive Custom Ver.3 Plus

ハイエンドなハンドメイドエフェクターを製作するShigemoriによるブースター付オーバードライブです。純度の高いアルミを削り出して作られる筐体や、ギターの杢やヘッド、ピックガードをイメージさせるデザインで目を惹くモデルですね。
もちろん、その高いこだわりは音にも現れており、特にミッドレンジをしっかりと強調するスムーズなShigemoriならではのドライブサウンドが特徴。ブーストスイッチはそれほど強いブーストはしないものの、バッキングとリードの切替として使いやすいスタイルとなっています。
サンプルムービー(Ver.3)
 

TECH21 Boost Overdrive

Sansampシリーズでも有名なニューヨークのTECH21によるブースター付オーバードライブです。
Spaekleコントロールで高域の強調も行えるスタンダードなオーバードライブとクリーンブースターを搭載。ブースターは独立してドライブの後に設置されており、単独使用も可能。+21dBまでという非常に高いブーストに対応し、コンパクトなブースターペダルと同等のブースターとして使うこともできます。
サンプルムービー
 

T.Rex Hobo Drive

デンマークの名門エフェクターブランド、T.Rexのブースター付オーバードライブです。
ドライブ部は2ステージとなっていて、Preamp、Masterコントロールでそれぞれのステージのゲイン・ヴォリュームをコントロール可能。スタンダードなドライブサウンドが特徴ながら、その個性的なコントロールで非常に細かい音作りに対応します。ブーストは完全に独立していて、個別でクリーンブースターとしての使用も可能。さらにスイッチでドライブの前と後、どちらにブーストを置くのかを設定することができます。
サンプルムービー
 

Vemuram Rage e

話題の国産エフェクターブランド、Vemuramによるブースター付オーバードライブです。オールブラス筐体を用いたモデルですね。
こちらはブリティッシュスタックアンプ、つまりMarshallの風味を持ったドライブサウンドを基調としたサウンドが特徴で、ゲインもかなり高く設定できます。また、側面のトリマによってより微細にゲインを調整できるのも特徴です。芯があり、サステインの長い音色を得意としています。ブーストON時には音量が上がり、音色にも若干味付けがされるということです。
サンプルムービー
 

Z.Vex Double Rock

ラストはこちら。アメリカのハンドメイドエフェクターブランド、Z.Vexによるブースター付オーバードライブです。
Z.Vexはディストーションと言っていますが、サウンド的にはオーバードライブに近いです。基本的にMarshall JTM45のサウンドを作り出すドライブと、Z.Vex Super Hard Onを元にしたブーストを搭載。すでに定番のドライブペダルとして知られるBox of Rockの発展型となるペダルです。
まずドライブ部ですが、通常のコントロールに加え、3モードの低域切替スイッチを装備。重たいローエンドを持つサウンドから、よりライトなドライブまでに対応します。ブースト側は素直なクリーンブースターです。
そして、このペダルは前段と後段が独立しており、それぞれでドライブかブーストかを選択可能。ドライブとブーストの接続順はもちろん、ドライブ+ドライブ、ブースト+ブーストという接続にも対応しているのが最大の特徴です。
サンプルムービー
 
と、いうわけで20台のブースター付オーバードライブを見てきました。
こうしてみるとそれぞれいろいろな個性もあり、また機能的にはもちろん、求める音色によっても様々な選択肢があることが分かるかと思います。
1台でブーストとオーバードライブを作れる便利なペダル、としての使い方はもちろんのこと、例えばあるペダルの歪みサウンドだけが欲しいからブースター付オーバードライブを使う、というのももちろんありですし、ブースター付オーバードライブと別のオーバードライブやブースターを組み合わせて、さらに複雑なセッティングにも対応できるようにしたり、使い方は非常に様々です。
いろいろなスタイルに合わせて、機能だけでなく音なども考慮しながら選ぶと良いかと思います。
 
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