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当サイトの内容を説明文等に使用している楽器店さんがあるようですが、一切関係がありません。

日本のブースターは面白い!?ジャパニーズブランドのブーストペダル特集!


今、エフェクターは非常に速いペースで新製品が発売されています。中でも歪み系はその割合が高いことは言うまでもありませんが、ここ最近、また少しずつ勢いが出つつあるペダルがあります。ブースターです。
特に日本のブランドは、このブースターというペダルにかなり力を注いでいる印象があります。王道から個性派までそろった、日本ブランドのブースターを最新モデルから定番まで、いろいろ見てみたいと思います。
※ブランド名順にご紹介します。

Badkey Badkey Saturator

まずはこちら。日本のエフェクターブランド、Badkeyによるブースターです。変わったスタイルのペダルで、ブースターといえばブースター、歪み系といえば歪み系とも言える感じですね。このペダルは、音に歪みを加えるのではなく、飽和感を加えるというコンセプトで作られた、特にチューブアンプの持つ飽和感にこだわるBadkeyらしいモデルですね。コントロールはSatu.、Level、Tone。チューブアンプの持つ飽和(Saturation)を音に加えるためのペダルで、音そのものを太く、そして芯を通したようにできるというペダルです。
サンプルムービー
ちなみにBadkeyはBadkey BB-1 Badkey Buffer & Boosterというペダルも作っていますが、よりBadkeyらしいモデルということで、Saturatorを載せてみました。
 

BLACKEND VOLCANO

続いて、「ド素人のためのオリジナル・エフェクター製作」の著者で、GEEKSというバンドでGt/Voを務めるエンドウ.さんこと遠藤 智義氏によるエフェクターブランド、BLACKENDのクリーンブースターです。
強力な増幅、力強いブーストが特徴のペダルですね。昇圧させることで高いヘッドルームも実現。1ノブのシンプルなコントロールも特徴的です。
 

Boorocks VOID

 
続いて、BOOROCKSのブースター。こちらはかなり変わったタイプのブースターですね。ジャンルとしてはクランチブースター。いろいろなクランチサウンドを簡単に作ることができるというモデルです。
コントロールはLevelとSaturator。Levelはブースト量や音量の調整で、Saturatorで音の飽和感をコントロールします。このSaturatorノブがポイントで、クラシックなブリティッシュアンプ風の音色から、ブリティッシュビートバンド風の音色、さらにFender系アンプをフルにしたときのクランチサウンドといった音を作ることができる、というものです。少しBadleyに近い思想のペダルと言えるかも知れません。
サンプルムービー(1分あたりまでは説明)
 

BOSS FB-2 Feedbacker/Booster

BOSS《ボス》FB-2 Feedbacker / Booster

BOSS《ボス》FB-2 Feedbacker / Booster
価格:10,500円(税込、送料別)

日本を代表する世界的なエフェクターブランド、BOSSのコンパクトブースターです。
デジタル回路のブーストペダルで、Boost Level、Feedback、Tone、Characterコントロールを搭載。ToneとCharacterで多彩なブーストサウンドが得られます。さらに、スイッチを長押しすることでフィードバックを作り出す効果も得られる、個性的な機能も持っています。とても良く出来たブーストペダルです。
サンプルムービー
レビュー

Crews Maniac Sound Buffout

Crews Maniac Sound buffout【05P11Jan14】

Crews Maniac Sound buffout【05P11Jan14】
価格:15,120円(税込、送料別)

有名楽器店、楽器店フーチーズの運営でも知られるCrews Maniac Soundのバッファー/ブースターです。名前からも分かるとおり、どちらかといえばバッファーがメインのペダルですね。
ラックマウントエフェクトの品質をコンパクトペダルにも、というコンセプトで作られたバッファ/ブースターです。9〜18V電源で駆動し、アウトプットインピーダンスとアウトプットレベルを調整できる小さなノブを搭載。インピーダンスは100Ωから100kΩまでをコントロールでき、多くのエフェクターなどに最適なローインピーダンスアウトだけでなく、まるでアンプ直結時のようなハイインピーダンスアウトまで可能。音量はユニティゲイン(±0dB)から+6dbまでのブーストができます。入力電圧の電源をそのまま出力出来るDC Outを搭載しているので、新たなアダプタやパワーサプライの端子を必要とせずに使うことができるよう考慮されているのも特徴的です。
サンプルムービー
サンプルムービー2
サンプルムービー3
 

Eastern Music Device CHANNEL 3

こちらも個性的なブースターです。歪み系エフェクトの後に接続することで、音量ブーストはもちろん、「歪み系のサウンド特性を失うことなく」ゲインアップも可能となるというモデルです。
コントロールはVolume、Drive、Color。多くの歪みペダルに対し、その特性を失うことなくゲインを上げることができるとのこと。かなり変わったスタイルのブースターです。
サンプルムービー
 

Ex-Pro 32Volt Booster

数々のオーディオルーティング機器やケーブル、ワイヤレスなどで有名なEx-Proの定番ブーストペダルです。
32Vに昇圧することで、非常にナチュラルなブーストサウンドを実現したというペダルですね。Out Level、Bass、Trebleコントロールで、2バンドEQによる音の調整も可能。基本的に味付けのないブーストで、オーディオのヴォリュームを調整するようなブースト効果が得られます。
サンプルムービー
試奏レポート
 

Free the Tone Final Booster

日本を代表するオーディオルーティング系ブランド、Free the Toneのブーストペダルです。
かつてProvidence時代に同名のブースターを製作していた同ブランドですが、こちらはラリー・カールトンのツアーのためにカスタムされ、ボードに入れられた物と同じもの(外観は違うそうです)がこのモデルとのことですね。
ディスクリートのブースターで、トゥルーバイパス仕様です。Providenceバージョンに入っているVitalizer回路(バッファ)は組み込まれていないとのことです。
サンプルムービー
 

Hao Rust Booster

HAORUST BOOSTER【05P11Jan14】

HAORUST BOOSTER【05P11Jan14】
価格:16,590円(税込、送料別)

長年国産ハンドメイドエフェクターブランドとして活動するHaoのブーストペダルです。ロングセラーモデルですね。こちらはスタンダードなクリーンブースターですが、LevelとBoostのコントロールを持つことで、ブースターで作った音を音量調整して出力することができます。
Boostノブは3時以降で歪むので、ちょっと変わったオーバードライブ的な使い方も可能というペダルですね。
初期のRust Boosterをそのまま再現したモデルで、よりモダンなRust Booster IIIというモデルもあります。
サンプルムービー
 

Human Gear Vivace

【エフェクター】HUMAN GEAR VIVACE

【エフェクター】HUMAN GEAR VIVACE
価格:51,765円(税込、送料別)

こちらもロングセラーなモデルですね。浅井健一の使用でも有名なモデルです。
オーバードライブやディストーションと表記されることもありますが、実際はブースターが一番近いと思いますので載せてみました。コントロールはVolume、Gainと名前のないノブを搭載。
軽く歪ませることはできますが、基本的にブースターやエンハンサー的な使い方ができるペダルです。
サンプルムービー
 

Providence Final Booster

ProvidenceFINAL BOOSTER FBT-1【05P11Jan14】

ProvidenceFINAL BOOSTER FBT-1【05P11Jan14】
価格:16,800円(税込、送料別)

さきほどのFree the Toneバージョン以前から発売されていたモデルです。
1ノブのシンプルなFETブースターで、OFF時にはProvidenceの人気バッファ、Vitalizer回路がONとなります。キラキラしたサウンドが特徴のペダルです。エフェクターの最後に接続することを前提としているため、Final Boosterというようですね。
もともとProvidenceのカスタムショップ時代のFree the Tone名義で製作されていたものが、Providenceのレギュラーラインとなったモデルです。音声信号の位相がインプットとアウトプットで反転しないように設計されていたり、高いこだわりが見られるブーストペダルですね。
サンプルムービー
 

Inner Bamboo Electron EDGE/GAIN BOOSTER

続いて、再始動したInner Bamboo Electronのブーストペダルです。
アンサンブルで埋もれないように、ギターを前に出すためのブースターペダルということです。コントロールは2つのノブに2つのフットスイッチ。それぞれEdgeブーストとGainブーストという形となっていて、独立してON/OFFが可能な2in1ブースターです。
Edgeチャンネルは艶やかさを作るためのブーストで、高域〜中域あたりを大きく持ち上げるブースト、Gainは音の厚みを増すためのチューニングがなされたブースト、ということで、両方をONにするときの相性も考えてEdge>Gainの順に接続されている、とのことです。
レビュー
 

LOUD&PROUD THE CRUNGE BOX

「某大手楽器製造会社でギターアンプの設計を手がけていたS氏」によるオリジナルブランド、LOUD&PROUDと宮地楽器のコラボレーションによって作られたというブースターです。スタンダードなブースターというよりも、ゲインブースター専門というようなペダルですね。
コントロールはGainとVolumeのみ。もともと3年ほど前に宮地楽器オリジナルペダルとして発売されていた物のリニューアルとなるようです。ダイナミクスが広くてナチュラルなトーンを持ち、それでいてダーティなブーストペダルですね。
レビュー
サンプルムービー
 

Maxon DB10 Dual Booster

MAXONDB10【05P11Jan14】

MAXONDB10【05P11Jan14】
価格:14,963円(税込、送料別)

続いて、世界的に有名な老舗エフェクターブランド、Maxonのクリーンブースターです。
このペダルもかなり変わったブースターですね。
コントロールはCleanとVintage。2つのコントロールがそれぞれ個別のブースターのコントロールとなっていて、Cleanの方は現代的なフルレンジクリーンブースト、Vintageの方はハイを若干落としたナチュラルなブーストが得られる、ということです。
2つのブースターが完全に独立していて、IN/OUTもそれぞれ1つずつあります。なので、1台のペダルですが、全く違った2つのエフェクターという使い方ができるペダルです。
サンプルムービー
 

One Control Granith Grey Booster

今凄まじい勢いで成長を続ける、オーディオルーティング系ブランド、One Controlのクリーンブースターです。
ミニサイズながら内部に電池を搭載できるペダルとなっていて、ヴォリュームブーストだけでなくカットも可能なスタイルのペダルです。Mad Professorペダルの回路設計でもおなじみのBJFによる回路が搭載されていて、非常にナチュラル、かつ倍音成分が豊かなサウンドが特徴のブーストペダルです。
レビュー(EP Boosterと比較)
レビュー(D.A-Boosterと比較)
サンプルムービー
イメージムービー
 

Pedal Diggers 63 Boost

神戸の楽器店Tone Blueのオリジナルブランド、Pedal Diggersのミニサイズブーストペダルです。Fenderアンプ系の風味を持ったクリーンブースター「63 Boost」です。
このペダルは一斉を風靡したクリーンブースター「Gtrwrks 19 Sixty 3」(レポート記事)のライセンスを受けたモデルで、回路自体は全く同じですが、よりヴィンテージの風合いを持つパーツを用いてコンパクトケース+ラグ板で製作されたモデルとなっています。
 

September Sound Full Range Booster

Cocteau Twinsのサポートギタリストとして世界をまわったギタリスト、タテ ミツヲさんの製作するオリジナルエフェクターブランドによるブーストペダルです。
1ノブのクリーンブースターですが、軽く味付けをしたスタイルとなっていて、浅井健一も使用するモデルとのことです。
 

Stafford × Maxon Dual Boostrex 1929T

クロサワ楽器のオリジナルブランド、StaffordとMaxonのコラボレーションによって生まれたペダルです。型番の1929Tはブーストギターの元祖、Paul Burlisonの生年にちなんで付けられたとのことですね。
CoolとHotの2種類のブースターを内蔵し、それぞれ独立してON/OFF可能。Coolはクリアでパワフルなブースト、Hotは厚みのあるマイルドなブーストが可能ということです。ミッドにポイントを置いた音圧感、ハイがしっかり出るクリアさを基本コンセプトとして、2種類の違ったブースターを組み合わせることで様々な環境に対応したサウンドを作ることができ、ベースにも対応したペダルとなっています。
サンプルムービー
 

Trial B-1

TRIAL トライアル / B-1【ブースター】【横浜店】

TRIAL トライアル / B-1【ブースター】【横浜店】
価格:12,800円(税込、送料別)

続いて、かつてTBCFXブランドの組込を行ってた、高早楽器のオリジナルブランド、Trialのブーストペダルです。
TRIALの第1作となったミニサイズのバッファ/クリーンブースターで、非常にシンプルなブースター。レベルブーストに特化した仕様となっていて、ナチュラルながら輪郭をはっきりさせるチューニングがなされており、OFF時にはバッファとして機能する形とすることで、ON/OFFでも違和感なく音をブーストさせられるペダルです。
サンプルムービー
 

Vemuram Shanks 3k

独特のブラス筐体を用いて作られるペダルをラインナップし、世界的にも有名となったエフェクターブランド、Vemuramのブーストペダルです。
Van HalenBon Joviなど、数々の名盤のプロデューサーとして知られるジョン・シャンクスをスーパーバイザーに迎えて開発されたフルレンジブースターとのことですね。Dallas Rangemasterをベースに、NOSゲルマニウムトランジスタを用いて作られたペダルです。コントロールはVolumeに加え、ローとミッドのブーストを搭載。クリーンブーストからクランチサウンド、ファズ的なサウンドまで作ることができます。
 

Vox Flat4 Boost

VOX Flat 4 Boost

VOX Flat 4 Boost
価格:14,800円(税込、送料込)

ラストはこちらのブースターです。
世界的な英国のアンプメーカー、Voxのブースターペダルです。ブランドとしてはたしかに英国なんですが、このペダルの開発を主導したのが日本のKORGサイドということで、今回特別に載せてみました。
真空管12AX7を搭載したブーストペダルです。Fender系のサウンドを作るというモデルとなっていて、コントロールはVol、Low、High、Gain、そしてミッドブーストのON/OFF。真空管を電池でも安定して駆動させるため、単3電池6本の駆動に対応するなど、かなり変わったモデルです。
クリーンブースターというよりも、もっと歪みを積極的に作ることができるペダルですね。
レビュー
サンプルムービー
 
と、いうわけで、日本のエフェクターブランドによるブースターペダル(1つだけ英国ブランドもありましたが)21台、まとめてみました。
ブースターは世界中多くのメーカーが製作しているペダルで、冒頭でも述べたとおり、最近また勢いが出つつあるペダルです。ただ音量や出力を大きくする、というだけのペダルが基本としてあるんですが、それぞれコンセプトや音色の特性を変え、いろいろなペダルが発売されています。
特に日本のブランドが作るブースターは面白いです。かっちりとしたスタンダードなブースターを真面目に作ったかと思えば、かなり変わった視点からのブースターが出てきたりもするんですね。
おそらく世界的にも歴史あるブースターといえば、有名なトレブルブースター「Dallas Rangemaster」の名前が挙がると思うんですが、「ゲインブースター」というジャンルを一般的に知らしめたのは「BOSS OD-1」というオーバードライブペダルだったといっても過言ではないと思います。(それ以前にもBOSS、というかROLANDはBEE BAAというファズにブースターモードが付いていたりもしましたがw)
ただ音量を上げるだけじゃない、その音量の上げ方にいろいろな視点からこだわってみる。そういうちょっとマニアックな視点の持ち方というのは、日本のブランドが得意とするところなのかもしれません。
今回ご紹介した中でも、特にBOSS FB-2 Feedbacker/BoosterInner Bamboo Electron EDGE/GAIN BOOSTERLOUD&PROUD THE CRUNGE BOXOne Control Granith Grey BoosterVox Flat4 Boostは、個人的に好みのペダルです。BOSSの汎用性、Inner Bambooのパーツへのこだわり、LOUD&PROUDの強烈なゲインブースト、One Controlの圧倒的なクリアさ、そしてVOXのダーティさ。どれも最上のペダルの1つだと感じます。もちろん、ご紹介したペダルはどれも非常に素晴らしいペダルばかりだと思います。
是非いろいろなブースターを試してみてください!
 
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