ギター1本5〜60万は当たり前、100万以上も珍しくないようなハイエンドエレキギターにはどんなブランドがあるんでしょうか。
ハイエンドと呼ばれるギターブランドや人気の高いコンポーネント系ブランドなどを不定期でご紹介するHiend Guitar Journeyというコーナーをはじめてみたいと思います。
(7/8追記:これはハイエンドじゃない、いや、これがハイエンドだ等々の感覚的な違いによる議論をさけるため、あえて「Hiend」という造語にしました。ここで紹介されるのは私がハイエンドだと思った物(=Hiend)とお考えください。)
※基本的にこのコーナーで取り上げるブランドは「カスタムメイド」の方向性が強いブランドばかりですので、各ブランドごとに代表的な機種をご紹介しますが、必ずしも同じ仕様が流通するとは限りません。ちなみに、「ハイエンドギターブランド」の定義については、特に明記しないことにします。なんとなく、高いギターを主に作っているところ、くらいのイメージでちょうどいいと思います。
第1回は、個人的な趣味からドイツのNik Huber Guitarsを取り上げてみたいと思います。
Nik Huberは、1986年から代々木工にかかわる家系に生まれたニック・フーバーさんが1996年に興したギターブランドです。最初は小さな工房でしたが、少しずつ大きくなって、現在は5人のスタッフで年に120本程度の楽器を全て手作業で制作しています。Nik HuberはPaul Reed Smithのドイツにおける公式リペアマンとしても知られています。
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テレキャスターとレスポールを合わせたようなボディシェイプで、基本的な材の組み合わせはレスポールを踏襲しています。一部、バックの材がコリーナだったり、ネックがローズウッドだったりすることもあります。ホロウボディとソリッドボディの両方があります。
ボディトップのメイプル材には、派手なキルトトップやフレイムトップが使われることが多いです。コントロールは1VOL、1TONE、3Way PUセレクターで、トーンノブがプッシュ/プッシュ式のタップスイッチとなっています。
使用されるピックアップもカスタムオーダーできるようですが、基本的にはヴィンテージPAFを意識してNik HuberとHarry Haeusselが共同で制作したハムバッカーが搭載されます。
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- Nik Huber Redwood
Redwoodは、セミホロウタイプのDolphinのボディトップにレッドウッドという材を使用したモデルです。他は特に違いは無いみたいです。Redwoodのトップ材はアーチトップを1枚の材から削り出して作られています。これを当たり前にやってしまうのがNik Huberなんですよね・・・。
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Nik Huberの主要なモデルはこんなところでしょうか。その他のモデルとしては、(写真左から)リアにP-90を1基マウントするLPジュニアを意識した「Junior」、リア1ハムの「Krautster」、さらにフロントにP-90を追加した「Krautster II」、フロントがP-90でリアがテレキャスタイプのシングルコイル、テレキャス風コントロールプレートを持つ「Twangmeister」などがレギュラーラインナップとして作られています。
Nik Huberのギターは、どのモデルも何故かすごく惹きつけられます。本当に綺麗なギターばかりです。
全部欲しいw
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