このGibson Les Paul Traditional Pro Split Coil P-90s Ebony with '60s neckは、メイプルトップ、マホガニーバックのボディにローズ指板22Fの60sスリムテーパーマホガニーネックを搭載。そしてピックアップにはスプリットコイル対応のアルニコVによる、P-90/TAPピックアップが2つ搭載されています。
コントロールは、2Vol、2Toneとなっていますが、2つのVolumeはPush/Pullタイプになっていてコイルタップに対応しています。
ところで、P-90といえば、シングルコイルピックアップです。コイルタップというと、普通はハムバッカーの片方のコイルをOFFにしてシングルコイルとして扱うものですが、P-90のコイルタップとは・・・?
このモデルに搭載される、P-90/TAPというPUですが、どうやら「tap wire」を行うことで、2段階の出力を作り出せるモデルとなっているようです。
VolumeノブがPushの状態だと、通常のアルニコVを使ったP-90と同様の音色となり、ノブをPullにすると、出力が下がってよりシャープでブライトな、いわゆる「シングルコイル」サウンドとすることができる、とのことです。
ちなみにどのくらい出力が下がるかというと、フルモードではフロントが7.0、リアが8.6kΩなんですが、タップするとフロント、リアがそれぞれ5.0、6.0kΩとなります。通常のTraditional Proのコイルタップのようにハムバッカーを半分にしたような、音が薄くなってしまうことがなく、シングルコイルらしい音が作れるとのことです。
見た目も非常に渋いですね。限定モデルとなります。
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