【エフェクター】SOURCE AUDIO SA170 ProgrammableEQ |
見ての通り、コンパクトな筐体ですが、7バンドのグラフィックイコライザで、設定を4つまでプリセットして使うことができます。
125、250、500、1k、2k、4k、8kの周波数別に設定ができ、それぞれ±18dBの増減が可能となっています。また、最終的な出力レベルを設定でき、ここでは最大+12dBまでのクリーンブーストも可能となっています。
設定方法は、まず、←→の矢印が書かれたボタンで、設定したい帯域を選び、中央のノブでその帯域の増減を決めます。各帯域の設定が終わったら、SAVEボタン長押しでプリセットにセーブが可能。SAVEボタンの横にあるSELECTボタンで、1〜4までのプリセットを選択します。フットスイッチは、今選択されているEQのON/OFFを行います。リレー式のトゥルーバイパスです。また、中央のノブの横にOutputという小さなノブがあり、これで最終レベルの調整が行えます。このノブは設定されたレベルに合わせた明るさに光ります。もちろんこのレベルもプリセット可能です。
さらに、SAVEボタンと←ボタンを同時に押すとマニュアルモードとなり、プリセットとは関係なくその場でEQの調整をし、ON/OFFできるようになります。
各帯域のバンドには5つのLEDが縦に並んでいますが、これの位置とLEDの明るさを組み合わせることで、1dBずつ、-18〜+18まで37段階での調整が可能となっているようです。また、MIDIからのコントロールも可能となっており、MIDIスイッチを使えば各プリセットを瞬時に呼び出すこともできます。AD/DA変換は24bitです。
さらに、面白い機能としてオートスクロールというものがあり、これは4つのプリセットをステップシーケンス的に使ってトレモロやオートフィルター的な効果を生み出すことが出来るというものです。フットスイッチを長押しすると4つのプリセットが順にループして、独特のエフェクトを作ることができます。
コンパクトなのでボタンやコントロールを減らした設計のため、若干設定は時間がかかりそうですが、その代わり他のコンパクトEQではできないほど細かい設定が可能となった多機能なモデルですね。
サンプルムービー
これは正直面白いと思います。あんまり個人的にペダル型のEQには興味が無くて、たしか実家に日本製GE-7(艶有りJRC4558D目的で買いましたw)が転がってたと思うんですが、それしか持ってませんし全然使っていませんでした。
でもこのムービー見てたらかなり面白そうなペダルだと思いました。これはいいですね。Summer NAMMでもかなり話題になってたペダルだったんですが、こうしてみると話題になるのも当然という感じがします。素晴らしい!
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