本日まで(日本時間では明日まで)行われる2012 Winter NAMM Show、Orangeからはギターアンプの新作が発表されています。
それぞれ見てみましょう。
Orange Micro Terror / PPC108 Cab
こちらはOrangeの小型アンプ、Tiny Terrorシリーズの新作です。
昨年発売のDark Terrorに続くモデルですね。
Micro Terrorは20W出力のプリチューブアンプです。パワー部はソリッドステートで、プリアンプ部に12AX7を1本採用しています。
コントロールはVolume、Tone、Gainのみ。前面パネルにインプットの他、ヘッドフォンアウト、Aux In端子を装備。4Ωのスピーカーアウトが付いたモデルとなっています。
見ての通りの小型サイズで、またパワー部がソリッドステートの20W出力ということなので、チューブアンプでは難しい極小音量に対応したモデル、ということになるんでしょうか。
合わせてPPC108という、8インチスピーカー1基を納めた小型キャビネットも発表されています。
Micro Terror & PPE108 Cab サンプルムービー
Orange Signature #4 Jim Root Terror
同時に、Slipknotのギタリスト、Jim Rootのシグネチャーモデルも発表されました。
こちらはDark Terrorをベースにしたデザインのモデルですね。
かなり小さいアンプのはずなのに、Micro Terrorの後だと大きく見えますw
こちらは15W出力で、Dark Terrorとは違い、3バンドEQを装備したモデルとなっています。15W出力ですが、7Wに落とすこともできるようになっています。
また、エフェクトループも搭載。8Ωが2つと、16Ωが1つのスピーカーアウトも搭載しています。
同時に専用キャビネットのSignature #4 Jim Root PPC212 Cabも発表されています。
サンプルムービー
Orange OR15H / Orange OR50H
そして、Orangeでは40周年記念モデルに新作を発表。1972年に発売された15WのOR15H、50WのOR50Hのリイシューが登場です。
OR15Hは15Wのアンプヘッドで、12AX7を3本、EL84を2本、12AT7を1本採用したクラスAのフルチューブアンプです。3バンドEQを搭載した4つのゲインステージを持つモデルで、シングルチャンネルとなっています。
OR50HはさらにHF Driveコントロールによるブーストを搭載し、フットスイッチによるヴォリュームアッテネートが可能な50Wヘッドとなっています。12AX7を3本、EL34を2本搭載し、こちらは3つのゲインステージを持つモデルです。
OR15Hきになる!!w
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