Line6のアンプシミュレーター/マルチエフェクター、PODシリーズの「HD」「HD500」「HD Pro」にオンラインアップデートでアンプモデルの追加を含むアップデートが来ました。
ちなみにHD300とHD400についても後にアップデートが行われる予定となっているようです。
さて、今回追加された機能を見てみます。まずはアンプモデルの追加から。
- Plexi Lead NRM
- Plexi Lead BRT
ギターアンプにはこの2モデルと、それぞれのプリアンプ部、合わせた4モデルが追加されました。
これはMarshall Super Leadのノーマルインプットとブライトインプットをそれぞれモデリングしたものとなっています。
そして、もう1つアンプモデルが追加されました。それは・・・
- Flip Top
こちらです。この「Flip Top」というアンプは、Ampeg B-15NF Portaflexというベースアンプをモデリングしたものとなっています。
以前のPOD X3はギターだけでなくベースアンプのモデリングも充実していて、ギター、ベースどちらにも使えるペダルだったんですが、このモデルの登場でHDでもベース用として使えるようになりました。
この流れを見ていると今後モデリングが増えていく可能性は高いですね。
あんまりうれしかったので、音を録ってみました。
ベースはFender MexicoのAmerican Standard Precision Bass Blackを使用。あと適当にストラトとピアノと、ドラム音源を入れてあります。よく聞くアメリカ民謡のサンプルサウンドです。やっつけですいませんw ベース音が聞きやすいようにベース大きくしてみました。ちょっとやりすぎた感が・・・w
そして、このFlip Topを選択すると、マイクがベース用のものになります。
Shure SM57、Sennheiser 421、AKG D12、AKG D112、EV RE20、Shure SM7B、Heil PR40、Neumann U47を元にした8種類のマイクモデリングを選択可能となります。これはベースアンプでのみ使用できます。もちろん、プリアンプのみのモデリングも入っています。
さらに、エフェクトモデリングにも1つ追加がありました。
- Vintage Preamp
こちらです。これはRequisite Y7というマイクプリアンプをモデリングしたものとなっています。画像見れば分かりますが、Pre+EQのタイプの中にあるVintageというモデルがそれになります。音をウォームにするというエフェクトです。
あと、Variax関連ではVariaxのTone/Volumeにエフェクトのコントロールをアサインできる「Variaxノブ・アズ・コントローラー」、Variaxのトグルスイッチに設定をメモリーさせられる「Variaxトグル・スイッチの機能」、Variaxのモデリングとコントロールを変更したり制御したりできる「Variaxコントロール・モード」、インプット選択にVariax、Variax Magsの追加、プリセットごとにカスタムVariaxチューニングの設定が可能になるアップデートが施されています。
アップデートの方法は、Line6 Monkeyを起動し、「フラッシュメモリー」を選択してアップデートを行うだけです。
このアップデートは全てのHD、HD500、HD Proで行えますので、すでに持っている方も是非アップデートした方が良いと思います。また、今後販売されるモデルにはすでにアップデートを施したモデルも出るかもしれませんね。
しかし、デジタルエフェクターってすごいですね。底が知れないです。
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