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新しいiPadで、「IK MULTIMEDIA iRig Mic」を使ってみた。


最近、iOS搭載機器、つまりiPhone、iPad、iPod touchに対応した楽器機材がいろいろ出ています。うちのケータイはAndroidなので、なかなかそれらを使う機会もなく、おもしろそうだと思いながらいろいろご紹介したり、iPhone/iPad用インターフェイス特集なんてのをやったりしてたんですが、やはり実際になにか使ってみないとそのあたりは分からないよな、とずっと思っていました。
そこで、ちょっと「新しいiPad」こと第3世代のiPad(ホワイト、32GB)と、同時にハイクオリティなiPhone、iPad、iPod touch向けマイク「IK MULTIMEDIA iRig Mic」も一緒に買ってみました。
今日来たばかりなのであまり詳しいことは書けないかと思いますが、さっそくいろいろ使ってみましたのでiRig Micのレビューをしてみたいと思います。
では、いってみましょう!

IK MULTIMEDIA iRig Mic

IK MULTIMEDIA iRig Mic
まず、この「iRig Mic」について説明します。


こちらがそのマイクですね。
見ての通り、非常にスタンダードなデザインのマイクです。スタンドに付けても、持って使ってもOKなスタイルですね。一見ダイナミックマイクに見えますがコンデンサーマイクとなっています。マイクからは直接コードが伸びていて・・・


その先端はこんな形状の端子が付いています。プラグ部は通常のミニプラグと同じ形ですが、一般的なステレオプラグよりも1つ接点が多い形となっているのが特徴です。そして、端子にはミニプラグ用のジャックが装備されています。この形状にすることで、iPhone、iPad、iPod touchのイヤフォンジャック1つで音の入出力を同時に行える形となっています。
つまり、プラグ部の4つの接点はモノラルインプット、ステレオアウトプット(L/R)、グランドとなっているわけですね。なので、端子についているジャックもステレオプラグ用となっています。


iPadにつけたらこんな感じです。端子自体は大きくありませんが、ミニプラグ分の長さはどうしても出っ張ってしまうので、iPadだとたいしたことないですがiPhoneとかだと意外に大きく感じるかもしれませんね。


マイクには3段階の切替スイッチが付いています。電源ON/OFFとかではなく、これはマイクの感度調整です。iPadやiPhoneのアプリはPC用のDAWのようにどこまでも設定を追い込めるものとは限らないということもあり、マイク側でおおまかな感度調節が可能となっているわけですね。録りたい音の音量に合わせて調整できるようになっています。

接続する場所がイヤフォンジャックということからも分かるとおり、このマイク自体は本当に普通のコンデンサーマイクです。マイク自体の出力をデジタルにするUSBマイクとしての機能はありません。個人的にそこが気に入ってこれを選びました。他にもiOS用マイクはいろいろなモデルがあります。

さて、単にiPadにマイクを付けても、即録音ができる、というわけではありません。PCでいえばDAWにあたる、録音アプリが必要になります。
それもいろいろなものがあるんですが、今回は・・・

同じIK MULTIMEDIAの、VocaLive FREE for iPadを使ってみることにしましょう。
このアプリは有料版VocaLiveの機能制限無料バージョンです。試しということで、とりあえずこれで行きます。


録音画面はこんな感じ。有料版なら8トラックまで録音可能ですが、無料版なので1トラックのみです。本来はいろいろなエフェクトもありますが・・・


フリー版はReverbだけが入っていました。コンパクトエフェクター感覚でエフェクトの調整ができます。


こんな感じで、マイクのインプットレベルや出力音量、レイテンシの調整、ノイズゲートのON/OFF、アンチフィードバックのON/OFF等細かい設定も可能です。


他、ヴォーカル用にコード分解音を連続で鳴らすヴォーカルトレーナー、タップテンポ対応のメトロノームも搭載。かなり多機能なアプリです。


録音自体は簡単です。この4つのボタンで録音、再生、最初に戻ったりやりなおしたりが可能。動作も軽いです。


録音したトラックはファイルとして出力できます。ファイルシェア、メール送信、ソングとして使用のモードがあります。例えばメールを選ぶと


こんな感じで、iPadに登録したメールアドレスから、ファイルを添付したメールを送信できます。ファイル形式はm4aです。
m4aファイルは、PC側で変換したり編集したりといったことができます。例えば以前ご紹介した、フリーのKORG AUDIO UTILITYMac版はこちら)を使って変換、Cubaseで編集、みたいな感じのことができます。

もちろん、IK MultimediaのマイクだからといってIK Multimediaのアプリでしか使えないことはありません。例えば低価格なマルチトラックレコーダー「GarageBandicon」でももちろん動作します。(Audio Recorderを選択。マイク設定はVocaliveほど詳細にはできません。)
また、音の入力と出力を同時に行えるので


ちょっと大げさですが、卓上マイクスタンドとスピーカーをつなげば、快適にSkypeiconの通話をしたりもできます。

GaragebandとSkypeは実際に動作するのを確認しました。他のアプリでも、音の入力に対応した物なら特殊なもの以外は使えると思います。あと、音声による文字入力にももちろん使えます。

では、実際録音するとどんな感じになるのでしょうか。音を録ってみました。

  • ギターの場合

iRig Mic&iPad:Download
SENNHEISER e945/e845 &Cubase:Download

まずはギターを適当に歪ませて録ってみました。ギターはES-335、歪みはLandgraff Distortion Box、アンプはKoch Classic SE C-SE6Cです。アンプからの距離は5cm程度です。
上側のサンプルは、iRig MicとVocaliveを使用。エフェクトは一切かけず、録った音そのままです。(PC上でmp3に変換しています。)
下のサンプルは、いつもの録音環境です。ダイナミックマイクのSENNHEISER e945e845の2本を使って、Cubaseでミックスしています。こちらも無加工です。ギター、アンプ、エフェクターのセッティングはどちらも同じ。
さすがにマイク2本の音圧にはかないませんが、かなりいい感じになっているのではないかと思います。

  • ピアノの場合

Download

エレピの音をそのまま録ってみました。ピアノからは1mくらい離れた場所にマイクを立てて録っています。Vocaliveでリバーブをかけ、PCに転送、変換してCubaseでフェードアウトを加えています。こんな感じのことが出来ますよということで、あえてiPadとPC両方で編集してみました。とても素直な音色になっていると思います。ギターよりこちらの方が向いている感じですね。

使ってみて思ったんですが、このマイク+iPadの組み合わせ、ものすごい手軽です。マイク自体は、単一指向性ですがけっこう幅広い範囲の音を録ることができます。コンデンサーマイクということもあってか、とても素直な音が録れますね。今日届いて試験的な録音をしただけなんですが、アンプのマイク録りも、たぶんもっと上手いセッティングがあると思います。
音のメモとして使うのも便利ですね。例えばスタジオで新曲のアレンジをメモしたりもできますし、遊びでエフェクター音比べみたいなときにも手軽に音を録っておいて後からどのエフェクターがどんなだったかの確認なんかもできます。
サンプルムービー1
サンプルムービー2
サンプルムービー3
 
いろいろ使い方があって本当におもしろいです。手軽に音録れるので、今後たまにサンプルサウンド等で使うかもしれません。
また、iOS対応のこういった機材、まだまだいろいろあるので、これからも何か良さそうなものがあれば使ってみてレビューしたいと思います。

 
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