【エフェクター】TECH21 BOOST DISTORTION 【8月1日発売予定】 |
ブースターを搭載したBOOST D.L.A.から続くシリーズですね。
それぞれ見てみます。
TECH21 BOOST OVER DRIVE
【エフェクター】TECH21 BOOST OVER DRIVE 【8月1日発売予定】 |
こちらはTS系と思われるオーバードライブです。コントロールはLevel、Tone、Drive、Sparkle、Boostで、右側でエフェクトのON/OFF、左側でブーストのON/OFFが可能。
TS系のサウンドですが、より広いダイナミクスレンジに対応。Sparkleコントロールで倍音成分の調整も可能となっています。ブーストは最大+21dBまでに対応したクリーンブーストで、ブーストだけを使うこともできます。オーバードライブ回路の後にブースト回路が来る形となっています。
サンプルムービー
TS系らしいサウンドですね。正統派です。
TECH21 BOOST DISTORTION
【エフェクター】TECH21 BOOST DISTORTION 【8月1日発売予定】 |
こちらは80sハードロックサウンドを作り出すペダルということですね。コントロールはLevel、Tone、Drive、SAG、Boostです。
特にクリーンアンプに歪みをかけることを想定して作られているということで、チューブライクな歪みが特徴のモデルとなります。SAGコントロールでピッキングレスポンスの調整が可能となっているのも特徴的ですね。
ブーストは独立して使うこともできる+21dBまでのクリーンブーストで、エフェクト回路の後に設置されています。
サンプルムービー
非常にエッジの効いた歪みが特徴という感じでしょうか。迫力のある歪みですね。
TECH21 BOOST FUZZ
【エフェクター】TECH21 BOOST FUZZ 【8月1日発売予定】 |
こちらは60年代のゲルマニウムトランジスタを用いたファズペダル、おそらくゲルマニウムのファズフェイスサウンドを基調として作られたペダルです。
ゲルマニウムトランジスタは、温度等の要因でかなり動作が変わり、それが出音にも影響します。しかし、安定した動作のシリコントランジスタとはまた違った、特有の音色を持っています。ゲルマニウムトランジスタを使うことなく、ゲルマニウムトランジスタのファズサウンドを最新の技術で再現した、というのがこのBOOST FUZZです
コントロールはLevel、Tone、Drive、SAG、Boost。SAGコントロールはピッキングレスポンスの調整で、思い通りに音を操ることができるということです。
他のペダル同様、+21dBまでの独立したクリーンブーストを搭載。ファズの後に設置されています。
サンプルムービー
たしかに、かなりゲルマニウムトランジスタっぽいサウンドですね。特にローの出方とゴリっとした歪みが良い感じに思います。
TECH21 BASS BOOST FUZZ
【ベース用エフェクター】TECH21 BASS BOOST FUZZ 【8月1日発売予定】 |
名前からも分かるとおり、ベース向けのファズペダルとなります。60年代のファズベースサウンドから、インダストリアルメタル等の地を這うようなグロウルサウンドまで、いろいろなベースサウンドに対応したファズペダルということですね。ベースの帯域にフィットするよう設計されています。
コントロールはLevel、Tone、Drive、+Clean、Boostで、+Cleanはエフェクト音に原音をプラスさせるコントロールです。ベース用モデルらしいコントロールですね。
NAMM SHOWでの様子(4機種全て。Bass Boost Fuzzは6分43秒あたり、音は6分58秒あたりから)
というわけで、TECH21の新歪みペダル4機種のご紹介でした。全てアナログ回路のペダルです。
どうしてもTECH21の歪みといえばSansampシリーズ等のアンプシミュレート系が思い浮かびますが、こういう、いわゆるエフェクターの歪みも良い感じですね。
個人的にはディストーションとファズが特にきになります。是非とも弾いてみたいですね!
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