毎月恒例の、ムック本特集いきたいと思います。
今月に発売された、または発売予定となるギター関連を中心に、音楽、その他楽器関連のシンコーミュージック、リットーミュージックのムック本をまとめてご紹介します。
では、いってみましょう！
※今月発売分からできる限りご紹介しますので、一部前回と重複する場合があります。
- シンコーミュージックさんのムック本
ロック・キッズ エレキ・ギターが弾ける本[改訂版](DVD付) (シンコー・ミュージックMOOK)
発売以来大好評でたちまち初版を売り切ってしまった本書の改訂版です。
巻末に掲載された“エンジョイ・レパートリー"のラインナップを一新し、さらに魅力を増して再登場しました。この本の第1の特徴は、著者の先生が読者からの質問に直接答えてくれること。さらに演奏を録音して送ると、添削アドバイスもしてもらえます。一人で練習していてわからない点や、自分の長所、欠点などを指導してもらえるので、やりがいが断然違います。むずかしい専門用語はなるべく使わずに、漢字にはふりがなをつけました。これなら説明の文章も読みやすく、だれにでも楽しくギターをマスターしてもらえるはずです。また付属のDVDはナレーション説明入りなので、テキストを見なくてもどんどん練習を進めることができます。
ブリットポップ・ディスクガイド (シンコー・ミュージックMOOK)
ブラーの名作がデラックス・エディションで一気に再発、リアム&ノエル・ギャラガーがフジロックに揃って来日、ストーン・ローゼズが奇跡の復活──2012年の今、再び注目を浴びるブリットポップのディスク・ガイドの決定版が登場。
ロックの歴史を変えた「ブリットポップ」とはいったい何だったのか? その中心にいたオアシス、ブラーなどの秘蔵インタビューとディスク・ガイドでその実態に迫っています。
90年代のイギリスを彩ったバンドたちを一挙総覧!
【CONTENTS】
はじめに本書の見方
Part 1 BRITPOP
社会現象にまでなった一大ムーヴメント「ブリットポップ」、その発生から隆盛、終焉まで。
オアシス、ブラーからエラスティカ、エコーベリー、ミューズ――当時のブームを牽引したバンドたちを網羅したカタログ+ディスク・ガイドコラム1◆ブリットポップ・シーンを彩ったシングル文化
Special Interviews
オアシス
ブラー
パルプ
スウェードコラム2◆ブリットポップ前夜~90年代の小ムーヴメント
Part 2 UK ROCK 80's - 90's
プライマル・スクリーム、マニック・ストリート・プリーチャーズ、マイ・ブラッディ・ヴァレンタイン、ライド――ブリットポップ前後のUKシーンを支えた実力派バンドたちPart 3 ROOTS OF BRITPOP
ブリットポップは一日にして成らず――独自の“英国的感覚"を音楽に盛り込み、次世代のアーティストに影響を与えてきたUKロックの先達たちの作品を一挙紹介Part 4 MADCHESTER
イギリス全土をダンス・ミュージックのるつぼに叩き込んだ、レイヴとインディ・ロックの幸福な融合――“マッドチェスター"とは何だったのか? 音楽都市マンチェスターの歴史+名盤を年代順に徹底ガイドSpecial Interviews
ザ・ストーン・ローゼズ
ハッピー・マンデーズコラム3◆マッドチェスターの狂騒に火を点けた重要シングル
ロック・ギター スケールの使いこなしがわかる本(CD付) (シンコー・ミュージックMOOK)
「スケールを覚えてかっこいいリード・ソロやアドリブを弾きまくりたい! 」っという人、「でも難しいのはイヤ! ! 」っという人にぴったりな、スケールの超入門書です。
はじめから沢山のスケール・ポジションを覚えてプレイをするのは誰にとっても無理な話。ですからごく限られた少ないポジションでのフレージングから練習します。そして大事なのがそれを完全にマスターするための実践トレーニングの分量。例えば英語でも、学校で習った英語は教科書やノートの上で理解したところまでで、実際の会話ではほとんど使っていません。だから英語で話しかけられると逃げ腰になってしまいます。本書では、少ないポジションでいかにかっこいいフレーズを自由にプレイするか、この点に的を絞って十分な実践トレーニングを積んでもらいます。
コード弾きソロ・ピアノ「超」入門(CD付) (シンコー・ミュージックMOOK)
コード付きのメロディ譜を見ながら、右手でメロディ、左手でコード伴奏が弾けるようになる、超初心者のための入門書です。ピアノといえば、音符の書かれたフメンをみて、ひとつひとつ音を探しながら弾くものと思われていますが、コード弾きを覚えればこんな面倒な手間はいりません。“C"といえば“ドミソ"のこと、“Am"といえば“ラドミ"のことですから、コードネームを見ただけで、すぐに左手の伴奏が浮かびます。ちょうどギターを弾いている、あの感覚と同じです。だからとても自由に、さらに楽しくピアノを弾くことができるのです。これまでのピアノのイメージをガラッと変えたコード弾きを覚えて、大好きな曲のソロ・ピアノ・プレイを思う存分楽しんでください。
THE DIG Special Edition ザ・バンド&ボブ・ディラン (シンコー・ミュージックMOOK)
リチャード・マニュエル、リック・ダンコに続いて、去る4月19日にリヴォン・ヘルムが他界。ロビー・ロバートソンがザ・バンドの頭脳だとすれば、リヴォン・ヘルムはザ・バンドのハートでした。ザ・ディグも謹んでご冥福をお祈りすると共に、一冊丸ごとザ・バンド(+ボブ・ディラン)特集を手向けます。過去記事の再録と共に各種アウトテイクを一挙放出。そして、70年代初期にザ・バンドを従え共にツアー/レコーディングを行ったボブ・ディランについても大特集。デビューして今年で半世紀、しかも今年は新作も予定されており、今も現役バリバリ。そんなディランの近況と、ザ・バンドと共に過ごした若かりし日々を振り返ります。
【CONTENTS】
大特集 ザ・バンド
~[グラビア]エリオット・ランディ他、ザ・バンド写真館[追悼] レヴォン・ヘルム 1940-2012
[特別寄稿] エリオット・ランディ「ザ・バンドとの日々」
ザ・バンド・ヒストリー
オリジナル・アルバム・ディスコグラフィ
[再録] ラスト・ワルツ・リポート
[再録インタヴュー] ロビー・ロバートソン 1978
[特別企画] ザ・バンド LP/CD/SACD比較試聴
ザ・バンド・リマスターの歩み
対談:JBLで比較試聴!~大塚康一×宇田和弘50周年 ボブ・ディラン
~写真で辿るディランの半世紀[現在] パート1:進行形ディラン~充実の現在
進行形ディランのオリジナル作品1997~2010
[過去] パート2:"裏"ディラン~ブートレッグ・シリーズ
ブートレッグ・シリーズ全検証(+α)
[ザ・バンド] ディラン&ザ・バンド~『地下室』からの蜜月時代
スタジオ録音/ライヴ~共演4作品
[企画] ネットワーク・オーディオ~CDプレイヤーからの買い替え
[再録] 1974年ツアー:トロント・リポート
これからのディラン特集 再結成ザ・バンド~メンバーのソロ活動
再結成ザ・バンド~ヒストリー&ディスコグラフィ
レヴォン・ヘルム~ザ・バンドのハート&ディスコグラフィ
リック・ダンコ~末っ子役ベーシスト&ディスコグラフィ
リチャード・マニュエル&ガース・ハドソン~天才シンガー兼ピアニストとバンド内音楽教師
ロビー・ロバートソン~ロック界随一の音楽スタイリスト再録&発掘 レトロスペクティヴ・インタヴューズ
[1991] ロビー・ロバートソン
[1991] ロビー・ロバートソン
[1994] リック・ダンコ&ガース・ハドソン
[1996] レヴォン・ヘルム
[1996] レヴォン・ヘルム
THE DIG Presents ディスコ (シンコー・ミュージックMOOK)
“ディスコの女王"ドナ・サマー、映画『サタデー・ナイト・フィーバー』のサントラで一世を風靡したビー・ジーズのロビン・ギブと、主要アクトが相次いで亡くなってしまった今、再びディスコに注目が集まっている。
そんな中、好評のTHE DIGのブラック・ミュージック・シリーズに「ディスコ」にフォーカスした一冊が登場! ディスコ発祥からアンダーグラウンドでの熟成、ブームに乗ってのブレイクと歴史を追いつつ、ディスクも多数紹介、多くのジャンルに浸透し、現在に至るまでの長きに亘って大きな影響を与え続けてきたその魅力とパワーの秘密に迫る。
今月のシンコーさんのムック本はこんな感じです。続いてリットーミュージックさんのムック本です。
- リットーミュージックさんのムック本
沖仁スタイル フラメンコ・ギター (DVD付) (リットーミュージック・ムック)
国際的にも注目を集めるフラメンコ・ギタリスト、沖仁による映像付き教則本
フラメンコの本場スペインで行なわれた「第5回ムルシア“ニーニョ・リカルド"フラメンコ・ギター国際コンクール」国際部門において、日本人で初めて優勝を果たした沖仁がレクチャーする、DVD付きフラメンコ・ギター教則本です。「フラメンコ・ギターをやってみたいけど、難しそうだ」と思っている人は少なくないようですが、それは特に右手の動きが独特で、複雑だからというのがおもな理由でしょう。そこで本書は、すべての譜例に対応した映像を付属DVDに収録。目で見て動きを確認できる内容になっています。また「少しでも多くの人にフラメンコ・ギターを楽しんでもらいたい」という沖氏の要望もあり、難しくなりすぎないように配慮しました。そして、本書でしか聴けないフラメンコ・アレンジ曲も4曲収録。ギターを弾く人はもちろん、弾かない人も楽しめる内容になっています。
【CONTENTS】
■フラメンコ・ギターって、どんな楽器?■テクニックを身につけよう!
◎指弾きの基本
◎フラメンコ・ギター独特のテクニック
◎かき鳴らせ! ラスゲアード■リズムと曲種
◎曲種って何?
◎いろいろな曲種にチャレンジ!■沖仁アレンジで楽しむフラメンコ・ソロ・ギター
「スカボロー・フェア」
「タンゴ」
「トルコ行進曲」
「サンパブロ通りの天使達」■SPECIAL PROGRAM アコースティック・ギター・マガジン/インタビュー再録
◎Vol.31掲載『Nacimiento[ナシミエント]~誕生~』発売時インタビュー
◎Vol.45掲載『Al Toque[アル・トーケ]~フラメンコの飛翔~』発売時インタビュー
◎Vol.51掲載『Concierto[コンシエルト]~魂祭~』発売時インタビュー
ザ・ビューティ・オブ・ザ・バースト リプリンテッド・エディション (ポスター付) (リットーミュージック・ムック)
ジェフ・ベック、スラッシュ、ジョー・ペリー、ビリー・ギボンズの愛器もファイルしたサンバースト・レス・ポール研究書の決定版を復刻!
96年にハードカバー版として初登場した『ザ・ビューティ・オブ・ザ・バースト』は、ビンテージ・ギター市場で最も価値の高い58~60年製ギブソン・レス・ポールを80本以上ファイルし、その構造や歴史を詳しく研究した決定本。98年には英語版を発行、世界的な評価を獲得し、今に至るまでサンバースト・レス・ポールのリファレンスとして最も信頼できる一級の資料とされている。国内では97年にソフトカバー版を発行して以来、長らく入手困難となっていたが、ネット上などで復刻を望む声が高まり、ついに『~リプリンテッド・エディション』として基本的にはオリジナルの内容のまま復刊することとなった。刊行形態はソフトカバーで、初版のハードカバー版にのみ付いていた特大ポスター(740×500mm)を付録。
コンテンツ前半は、58年に始まり、59年、60年のサンバースト・レス・ポールを美麗な写真でじっくりファイル。中には、ジョー・ペリー、スラッシュ、ジェフ・ベックが使用していた個体も含まれている。さらには、ZZトップのビリー・ギボンズがメイン・ギターとして使用する59年の“パーリー・ゲイツ"も収録。後半では、サンバーストのカラー・バリエーションやその成り立ちについての研究、フィギュア(杢)の現われ方の研究、そしてレス・ポールを語る上で欠かせないPAFピックアップについての研究、ハードウェアの研究など、科学的な文脈を用いてその実態を解明している。巻末にはビリー・ギボンズを始め、著名なレス・ポール・コレクターのインタビューを収録。現在も多くのコレクターやミュージシャンの憧れの的であるサンバースト・レス・ポールの魅力をさまざまな角度から掘り下げた世界的にも貴重な内容となっている。ビンテージ・ギター・ファンのみならず、すべてのギタリストにお薦めする。
【CONTENTS】
■ULTIMATE SUNBURST FILE
◎1958 SUNBURST LES PAUL
◎1959 SUNBURST LES PAUL
◎1960 SUNBURST LES PAUL
■RARE BEAUTY
■LABYRINTH OF THE 'BURST
■サンバーストの科学
■フィギュアの研究
■パテンド・アプライド・フォー・ピックアップ
■サンバースト・レス・ポールのパーツ
■レス・ポール・モデルの歴史
■サンバースト・レス・ポールの構造
■サンバースト・レス・ポール~ビンテージ・トーンの世界
■'BURST TALK~INTERVIEW WITH THE OWNERS
■サンバースト・レス・ポール用語事典
ギター・マガジン ソロ・ギター練習帳 レベルアップ必至のトレーニング&スコア (CD付) (リットーミュージック・ムック)
基礎~最新端の特殊奏法までを網羅! ソロ・ギター練習素材の決定版!!
メロディと伴奏を同時に奏でるソロ・ギター。そのため、「どんな練習をすればいいのかわからない」といった悩みを持つアコギ・プレイヤーがいるようです。そんな方々にピッタリなのが本書です。数小節のデイリー・トレーニング譜例と、有名曲のソロ・ギター・アレンジの組み合わせになっているので、飽きることなく練習を続けられるでしょう。また、21世紀に広まったスラム奏法などの特殊奏法も網羅。ソロ・ギターのありとあらゆる演奏方法が学べる決定版に仕上がっています。
リズム&ドラム・マガジン ドラム・フィルイン大事典413 (DVD付)
ドラマーにとってフィルインは、演奏上“要（かなめ）”とされる要素の1つですが、マンネリ化しがちだったり、アイディアを思いついても手順がおいつかなかったりと、悩みのタネとなっています。本書は全ジャンルのドラマーを対象に、王道ものから発展型まで約400例を掲載したフィルイン集。「カッコ良いな〜」と思うフィルインをピックアップして叩くこともできますが、最初のページから順を追って練習することで、単にそれぞれの技の習得のみならず、“フィルインの作り方”が体系的に理解できる仕組みになっています。 ついつい“手癖”に走りがちなあなた！ ぜひこれを機にアイディアの引き出しを倍増させてください！
リットーミュージックさんはこんな感じですね。
今回から、ギターだけでなく他の楽器についても少し載せていくことにしました。
見てるとけっこう面白そうですね。あと8/31発売予定のThe EFFECTOR BOOK Vol.17
人気blogランキングへ 
