【小型ギターアンプ】Fender USA Mustang Mini 【10月27日発売予定】 |
この「Fender USA Mustang Mini」は、7W出力、6.5インチスピーカーを搭載したコンパクトなアンプで、アダプタの他、単2電池6本で駆動させることもできるポータブルタイプのモデルとなっています。
8種類のアンプモデル、12種類のエフェクトを搭載し、さらに24種類のプリセットを保存して呼び出すこともできます。(各アンプモデルごとに3つずつのプリセットを保存可能)
アンプモデルは、「57 Deluxe」「59 Bassman」「65 Twin Reverb」「Super-Sonic」といったFenderアンプのサウンドに加え、「British 60s」「British 80s」「American 90s」「Metal 2000」のサウンドを収録。
エフェクトはA〜Dの4つのカテゴリに分かれており、Aはコーラス、フランジャー、フェイザー、Bはヴィブラトーン、ヴィンテージトレモロ、オクターブダウン、Cはスモールルームリバーブ、65 Fender Spring Reverb、ステレオテープディレイ、Dはテープディレイ+ルームリバーブ、コーラス+ホールリバーブ、ヴィブラトーン+ルームリバーブとなっています。使えるエフェクトは1つだけとなります。カテゴリに分かれているのは、今何のエフェクトを選択しているか、というのを1つのノブと3つのLEDで表示するためです。
コントロールはPreset、Effects、Gain、Volume、Treble、MasterノブとSave、Exit、Tapボタン。操作方法としては、まずPresetでアンプモデル、プリセットを選択。その後各パラメータを調整していく形となります。Masterヴォリュームは全プリセット共通で、プリセットを変えても値が変わることはありません。他のノブに関しては、プリセットを変更するとプリセットの状態が読み込まれます。そのまま調整したいコントロールを動かすことで、動かしたノブの示す値に変化する形となります。Effectsノブはエフェクトの選択の他、Exitボタンを押しながら回すことで現在選択中のエフェクトのパラメータを調整できます。同様に、TrebleノブもExitを押しながら回すことでBassコントロールとして使うことができます。ディレイやモジュレーションのテンポはTAPボタンで設定可能です。24種類のプリセットのうち、8種類はファクトリープリセットとなっていて、16種類のプリセットは(アンプモデル以外)自由に保存できます。
入出力端子は、INPUTの他、Aux端子、ヘッドフォン端子、USB、およびフットスイッチ端子となっています。USBでPCに接続詞、こちらからダウンロードして使える専用のエディタ「Fender Fuse」を使うことでファクトリープリセットの変更やA〜Dのエフェクトリストの編集も可能。エフェクトパラメータの設定や、各プリセット設定の確認もできます。さらに、USBオーディオインターフェイスとしても動作します。Exitボタンを押しながらMasterを回すことでオーディオインターフェイス時のレベル調整も可能です。また、ファームウェアアップデートもできるようになっています。
本体には大きめの取っ手が付いており、これはアンプを斜めに設置する際の支えとして使うこともできるようになっています。これは良いアイディアだと思います。
これは良さそうなアンプですね。本格的にPCと連携できるポータブルアンプはほとんど無いですし。
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