Line6がNAMM SHOWでも出展し、大きな話題となったマルチエフェクターが登場です!
「Line6 POD Go」。
久しぶりにPODの名前が復活しました。カラーディスプレイやフルカラーLEDリングを付いたフットスイッチを8つ、ディスプレイ下に物理ノブが5つ、独立した音量、および各種設定を行うノブが2つ付いています。あとエクスプレッションペダルもありますね。
本体にはプリセットを256種類保存可能。ファクトリー128、ユーザー128と分かれています。
さらに、各プリセットごとに4種類のスナップショットを保存可能。
スナップショットは、最大64個のパラメータ設定を保存できるもので、プリセット、つまり「使用するエフェクトの組み合わせ」を変えること無く、その中の「パラメータ(ON/OFF含む)」を切り替えるものです。
つまり、イメージとしてプリセットは「ペダルボードの切り替え」、スナップショットは「ペダルボードの操作」の保存、みたいな感じです。
フットスイッチの操作についても、Stompモード(プリセット内のエフェクトON/OFF操作がメイン)、Presetモード(プリセット切り替えがメイン)、Snapshotモード(スナップショット切り替えがメイン)を設定することができます。
1つのプリセットは、こんな構成になっています。
- インプット(ノイズゲート搭載)
- アンプ/プリアンプモデル(HXアンプモデル)
- キャビネットモデル(HELIXベース)または外部IR
- EQ(HXタイプ)
- ワウ(HXタイプ)
- 4種類までのHXエフェクト
- ボリュームペダル
- エフェクトループ
- マスターボリューム/パン
つまり、1つのプリセットの中にアンプ/キャビが1種類、ノイズゲート、EQ、ワウ、ボリュームペダル、エフェクトループと、4種類までのエフェクトを同時使用できる、という感じですね。
最大4つまで追加できるエフェクトは、ディストーション、ダイナミクス、EQ、モジュレーション、ディレイ、リバーブ、ピッチ/シンセ、フィルター、ルーパーのタイプを選ぶことができます。エフェクトの接続順は自由に切り替えることができ、同じエフェクトを使うこともできます。
ただ、DSPのパワーを多く使用するエフェクトの場合、最大使用できるエフェクト数が減ったり、選択できなくなったりすることはあります。
本体に収録されているアンプやエフェクトについても見ていきましょう。
アンプ/プリアンプは82種類。Marshall、Fender、Vox、Hiwattなど定番はもちろん、Gibson、Sivertone、Suproなどのヴィンテージレアモデル、Dr.Zや÷13、Matchless、Friedman、Bogner、Mesaなどのハイエンドやハイゲインアンプ、REVVとかのマニアックなのも入ってたりしますね。AmpegやAcoustic360のようなベースアンプもあり、Line6オリジナルアンプモデルもあります。
キャビネットは39種類。16種類のマイクモデルと組み合わせて設定することができます。また、外部IRをロードすることも可能ですね。
アンプとキャビはすべてHXモデルとなります。すべてモノラルです。
エフェクトは歪みが35種類。20種類がHXエフェクト、すべてモノラルです。
ダイナミクス(コンプ)は16種類、うち9種類がHXエフェクト、こちらもモノラル。
EQは7種類すべてHXエフェクトとなっています。EQはステレオです。
モジュレーションエフェクトは46種類、うち24種類がHXエフェクト、すべてステレオです。
ディレイは34種類で、HXエフェクトは19種類。ステレオです。、
リバーブは17種類、全てステレオのHXエフェクトです。、
ピッチ/シンセは13種類で、6種類がHX。すべてモノラルです。
最後にフィルターは15種類で、4種類がHXエフェクトとなっています。ステレオですね。
また、プリセットEQ(選べるエフェクトモデルではなく、全プリセットに入っているEQ)は7種類のHXエフェクトから選べます。
ちなみに収録されているHXエフェクトは、「Tone Sovereign, Clawthorn Drive, およびCosmos Echo」の3種類を除いた、全てのHXエフェクトが入っています。クラシックエフェクトは過去のLine6モデルから抜粋して収録されている感じですね。同じくワウは10種類、ボリュームは4種類すべてHXエフェクトとなります。
エフェクトループについては、Send、Returnそれぞれの音量を設定可能。パラレルループとしてもつかえて、ミックスレベルを調整でき、エフェクトループのTrailも設定でき、ループに外部ディレイをつないで、シームレスにON/OFFすることもできます。
入出力端子はインプット、外部エクスプレッションペダル/2フットスイッチ端子、エフェクトループ(TRSステレオ端子)、アウトプット(TS+TSステレオ)、アンプアウト、ヘッドフォン、USB端子となっています。
アンプアウトは、ギターアンプのインプットにつなぐ際に使用するもので、メインアウトと同じシグナル、またはプリセットのアンプの前までの音だけを出力することも可能となっています。リアルアンプを使っての4CMなども可能ですね、
また、USB端子はオーディオインターフェイスやエディタの操作だけでなく、MIDI端子(USB-MIDI)として使うことも可能。つまり、MIDI端子はありませんがMIDIからの操作もできます。
「同時使用できるエフェクト数」に関しては、少なめというか、なんでもできるといえるほどの自由度までは無いかも知れません(HELIXと比べると)。
ただ、だいたいのジャンルとか楽曲なら十分にカバーできると思いますし、接続の自由度もけっこうあるので、これはかなり熱いペダルではないかと思います。
かなり良さそうですね。
NEW!! Line 6 POD GO TONE MADE EASY - How to set up your POD GO for Great Sound
Line 6 Pod Go Review & Demo. & Pod Go vs Helix Tone Test
Line 6 Marketplace - Revv Gen Purple POD GO Preset
Lineアカウントから1日1回ブログ更新をお知らせ!
Lineブログ更新中!
がっきや速報
人気blogランキングへ