【エレキギター】Ibanez RG950QMZ 【1月下旬発売予定】 |
日本を代表するギターブランドとして、特に世界的に最も売れている日本のブランドとして知られるIbanezのギターですが、一見すると非常に似たようなモデルが多く、特に数の多いRGモデルは外観で区別するのが非常に難しいモデルの1つです。j.customシリーズなんかだとあの派手なTree of Lifeインレイで多少区別は付くこともあるんですが、そうでなければなかなか難しいです。
Ibanez Premium Seriesは、2011年に新たに誕生した新しいシリーズで、生産拠点を海外(今はインドネシアが中心)として低価格化を図りながら、j.customゆずりの球面加工フレット等の高い技術を使って作られるシリーズです。また、よりプレミアムな印象とするためか外観にはキルトメイプルが良く用いられるシリーズとしても知られており、華やかさがあってハイスペックながら低価格というシリーズとなっています。新製品もいろいろ出てきていますね。
今回、そんなPremium Seriesに、直球のIbanezらしさを前面に押し出したモデルが登場です。
この「Ibanez RG950QMZ」は、Ibanezの現在の標準モデルと言える、RGシリーズのギターです。
ボディはキルトメイプルトップ、アメリカンバスウッドボディ。ネックはメイプルとウォルナットを組み合わせた5ピースの強靱なネックで、Wizard Premium Neckという非常に薄いプロフィールとなっています。指板はローズウッドで、24F仕様ですね。
ピックアップはIbanezお得意のHSHスタイル。Dimarzioとの共同開発で生まれたIbanez専用モデル「DiMarzio IBZ-N」「DiMarzio IBZ-S」「DiMarzio IBZ-B」がフロントから順に並びます。コントロールは1Vol、1Tone、5Wayセレクター。最近のIbanezモデルにはToneを引き上げてコイルタップする機能があるモデルもありますが、このモデルがどうなのかについては現時点で不明です。ブリッジはダブルロッキングタイプのEdge Zero IIブリッジで、トレモロの左右を安定させるゼロポイントシステムを搭載しています。もちろんフレット球面加工等のプレミアムシリーズならではの仕様となります。
ピックガード付きのRGモデルで、Premiumシリーズらしいキルトトップ、Ibanezのスタンダードと言えるバスウッドボディ、DimarzioピックアップのHSH配列で、Edge Zero IIブリッジ。昨年末に発表されたニューモデル各種は、これまでのIbanezからの脱却が少し垣間見えるようなモデルが並んでいたんですが、新年最初のニューモデル、Ibanez RG950QMZはIbanezらしい部分を前面に押し出したスタイルが特徴的です。
価格も手ごろに抑えられていますし、Ibanez Premiumシリーズの中核をなし、またIbanezのギターの中でも定番的なモデルとなるのではないかと思います。
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