【エレキギター】Fender MEX Pawn Shop Super Sonic 【2月上旬以降順次入荷予定】 【新製品ギタ... |
まずは、「Fender MEX Pawn Shop Super Sonic」。
こちらは1997年、短期間のみ販売されたSquire Super Sonicを元に作られたモデルです。オリジナルモデルはMars Voltaのオマー・ロドリゲス・ロペスも使用していることで知られていますね。
アルダーボディ、メイプルCシェイプネック、ローズ指板にミディアムジャンボの22F仕様。24インチのショートスケールとなっていて、ちょうどJaguarが反転したようなスタイルのモデルです。ピックアップはAtomic Humbuckingというハムバッカーを2つ搭載。コントロールは1Vol、1Tone、3Wayセレクターとなっていて、ブリッジはシンクロナイズドトレモロです。
反転させたことでボディがコンパクト化し、ショートスケールに見えない絶妙なバランスのデザインですね。ラージヘッドのリバースヘッドも非常に迫力があります。トラスロッドがヘッドに飛び出す、ブレットヘッドと呼ばれるスタイルで、70年代のFenderを思わせる仕様となっています。
サンプルムービー
Fenderのハムバッカーらしいサウンドですね。オリジナルのSquireのモデルはとても貴重だと思いますが、こちらはFender Mexicoということで、全体的な作りなどはよりクオリティアップされているのではないかと思います。
【エレキギター】Fender MEX Pawn Shop ’70s Stratocaster Deluxe 【2月上旬以降順次入荷予定】 |
テレキャスターの派生モデルとして、「Telecaster Deluxe」というモデルがありますが、その要素をストラトキャスターに取り入れた、というギターですね。
ボディはアルダー、ネックはUシェイプメイプルで、メイプル指板ミディアムジャンボ22F仕様です。ピックアップはフロントにテレキャスター用のシングルコイル「Standard Single-Coil Tele」を搭載し、リアにはカバードのワイドレンジハム、「Enforcer"Wide Range" Humbucking with Downsized Wide Range Cover」を搭載。1Vol、1Tone、3Wayセレクターコントロールに、ストラトのハードテイルブリッジという形となっています。
コントロール配置も変わっていて、Telecaster Deluxe風のピックガードに、Volume、Tone、セレクターが直線的に配置されるという形。しかもセレクトスイッチはストラトらしくブレードタイプとなっているのも特徴的です。このへんはむしろ、Telecaster Thinlineのコントロール周りに近いかも知れません。ノブとスイッチの位置は逆転してますけど。
そして、「ストラトのテレキャスターデラックスの要素を取り入れた」スタイルのはずなのに、どことなくPrecision Bassのような趣のある外観になっているのも面白いですね。
ブレットヘッドのラージヘッドで、名前の通り70年代の雰囲気をイメージしています。「もしあの時代にこのモデルがあったら」「あの時代なら作りかねない」そんなFenderの60〜70年代をイメージしたPawn Shopシリーズならではのモデルと言えそうですね。このシリーズ、本当に面白くて好きです。
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