きになるおもちゃ -ギター・エフェクター・アンプ・DTM関連の情報サイト-

ギター・エフェクター・アンプ・DTM関連の情報サイト


きにおも@Twitter
Facebookアカウント
instagramアカウント
Line@アカウント
きになるおもちゃ@Lineブログ

がっきや速報
楽器店のセール情報や限定特価品をまとめてみます

ボカロ曲

リンク切れ等がございましたら、メールかコメントに書いていただくと助かります



きになるリスト(ニコニコ動画) Youtubeチャンネル Instagram

当サイトの内容を説明文等に使用している楽器店さんがあるようですが、一切関係がありません。

Gretsch Electromaticから2013モデル一挙登場!手頃な本格ホロウボディ各種、さらにRancidシグネチャーモデルも一新!

iconicon iconicon iconicon iconicon iconicon iconicon iconicon
エレキギターの歴史をさかのぼると、当たり前のことですがソリッドボディよりもホロウボディの方が長い歴史を持っています。中でも、ヴァイオリンに近い構造を持つアーチトップのホロウボディは古くからカントリー、ジャズ、ロック、ポップス・・・とジャンルを問わず多くのプレイヤーが使用してきており、そのエレガントな外観も手伝って今でも人気の高いギターの1つとして確立しています。
これまで数々のブランドから様々なホロウボディのギターが発売されていて、それらにはそれぞれ違った個性や音があり、また名機と呼ばれるモデルも多数存在していますが、その中でも、特にスタンダードと言えるものといえば、GibsonとGretschのギターと言えるのではないかと思います。

GretschとGibsonのホロウボディ。泥臭さのあるGretchとモダンなGibsonというデザイン的な印象の違い、サウンドの違いなどから好みが分かれます。
GretschとGibsonは、非常に似た歴史を持つブランドです。Gretschの創業は1883年、1916年頃に会社を移転して以降、特に著名となっていきました。Gibsonは1902年ですが、その前身の工房は1894年に創業されています。どちらも最初はマンドリンやバンジョーといったアメリカの民族楽器を製作していて、Gretschはドラムも製作していたのに対し、Gibsonは弦楽器専門という違いこそあれ、同時期に創業したアメリカの歴史あるブランドです。
特に1950年代頃までには世界を代表する2大ギターメーカーといっても良いほどのライバル関係を築き、その地位を確固たるものとします。しかし1950年頃に登場したソリッドボディに力を入れたGibsonと、伝統を守ろうとしたGretschの姿勢の違いから、60年代頃にはエレキターの中心はGibsonとFenderに移り、さらに1973年、1月と12月の年に2度も工場が火災に見舞われるといったことがあり、1980年、Gretschは一度ギターの製造を中止する事態になってしまいます。(ドラム等は継続して製造され、今でもトップクラスのブランドの1つとして知られています。ちなみに1952年、Fenderがソリッドボディの量産モデルとして発表した当時のBroadcasterは、Gretschのドラムの1つ、Broadkasterの商標権を侵害しているということになり、後にTelecasterに改名させられるということもありました。)
その後ロカビリーの登場によりGretchギターへの人気が再燃。1989年頃にGretchギターは復活し、主に日本の寺田楽器による製造で世界に広がります。1995年ごろからは廉価ブランドとしてElectromatic by Gretschブランドを設立。さらに2003年にはGretschのギター部門がFenderの傘下となり、伝統を守りながらそれ以前のモデルよりもさらに柔軟性に富んだモデルを製作。また同時にFender Custom Shop製作によるハイエンドなGretsch Custom Shopモデルのラインナップも行うようになり、現在はGibsonに並ぶ、とまでは言えないものの、かつての人気を取り戻しています。
なお、Gretschギターについては現行モデルとヴィンテージモデルは別物という話を聞くことがあるかと思いますが、それは1973年に工場の火災があったことや、89年の復活後は生産拠点を移行したことなどによるものです。
また、廉価ブランドのElectromatic by Gretschですが、当初は主にソリッドボディ、特にレスポールのコピーモデルなどをラインナップしていましが、後にGretschらしいホロウボディが中心となっています。
現在のGretschギターは、メインとなるProfessional Collection、カスタムショップのUS Custom Collection、そして廉価モデルをラインナップするElectromatic Collectionというラインとなっていて、Electromatic by Gretschは別ブランドではなくGretschブランド内のラインの1つという形に位置づけられています。Gretschのギターとベースは、型番が「G6」から始まるのに対し、Electromaticモデルのみ「G5」または「G2」から始まります。
さて、そんなGretsch Electromatic Collectionですが、立ち位置としては廉価モデルのラインナップとなっていますが、本格的なホロウボディをラインナップしていることもあり、いわゆる激安系ブランドとは一線を画します。Ego-Wrappin’の森雅樹氏がG5120(旧ロゴモデル)を使用するなど、多くのアーティストも手にするモデルとなっています。
では、そんなGretsch Electromaticの2013年モデル、見てみましょう。

Gretsch Electromatic G5420Ticon / Gretsch Electromatic G5420LHicon

Gretsch / Electromatic G5420T Hollow Body Orange 【新宿店限定大特価】【新宿店】 Gretsch / Electromatic G5420T Hollow Body Black 【新宿店限定大特価】【新宿店】 Gretsch / Electromatic G5420T Hollow Body Sunburst 【新宿店限定大特価】【新宿店】 Gretsch / Electromatic G5420T Hollow Body Aspen Green 【新宿店限定大特価】【新宿店】 Gretsch / Electromatic G5420LH Hollow Body Orange Left Handed 【新宿店限定大特価】【新宿店】 Gretsch / Electromatic G5420LH Hollow Body Aspen Green Left Handed 【新宿店限定大特価】【新宿店】
まずはこちら。G5420の型番を持つホロウボディです。シングルカットの伝統的なGretschスタイルを継承したモデルですね。
5プライのメイプル合板ボディ、メイプルネックにローズ指板、ミディアムジャンボ22F仕様となっています。ピックアップにはElectromatic用のハムバッカー「Black Top Filtertron」を搭載。コントロールは3Vol、(フロント、リア、マスター)1Tone、3Wayセレクターの独特な構成です。ブリッジはTOMタイプのAdjusto-Matic Bridgeをローズウッドの台座にセットし、Bigsby B60トレモロユニットを搭載しています。
G5420Tが右用、G5420LHが左用で、スペックの違いは特にありません。

サンプルムービー
 

Gretsch Electromatic G5422TDCicon / Gretsch Electromatic G5422TDCGicon

iconicon iconicon iconicon iconicon
続いてこちら。「G5422」のモデルです。こちらはG5420のダブルカットバージョンとなっていて、基本的な仕様自体は変わりませんが、ボディがダブルカッタウェイとなっていることでより高いプレイアビリティを実現したモデルですね。
特にG5422TDCGの、White Falconを思わせる美しい外観もGretschらしい大きな特徴です。
サンプルムービー
 

Gretsch Electromatic G5422DC-12icon

iconicon iconicon
こちらは、G5422の12弦バージョンとなるモデルです。
基本的な仕様は同じですが、12弦用のヘッドとなっており、またテイルピースがビグズビーではなく、ノントレモロのGカットアウトテイルピースとなっています。手頃な価格で本格的なホロウボディの12弦という、他ではあまり見かけないモデルとなっています。
サンプルムービー
 

Gretsch Electromatic G5191TMSicon / Gretsch Electromatic G5191TMS.LHicon

iconicon iconicon
続いて、こちらです。
このギターは、有名なパンクバンドRancidのフロントマン、Tim Armstrongのシグネチャーモデルです。
5プライメイプルボディにメイプルネック、ローズ指板22F仕様で、ピックアップにはBlack Top Filter'Tronを2つ搭載。3Vol(フロント、リア、マスター)、2Tone、3Wayセレクターコントロールで、ブリッジはAdjusto-Matic Bridge、Bigsby B60トレモロユニット搭載となっています。
すでに発売されているTimモデル、G5191BKとの違いは、今回新しく設定された、薄いピンクのマンサーモンカラーと、ビグズビー搭載という点ですね。
 

Gretsch Electromatic G5442BDCicon / Gretsch Electromatic G5440LSicon

iconicon iconicon iconicon iconicon
ラストはこちら。ベース2機種のご紹介です。
まず、ダブルカットの「G5442BDC」モデルですが、こちらは30.25インチを採用したホロウボディのベースです。
5プライメイプルボディ、メイプルネック、ローズ指板22F仕様で、Black Top Filter'Tronを2つ搭載。3Vol、1Tone、3Wayセレクターとなっていて、ベース用の4-Saddle Adjusto-Matic ブリッジを搭載しています。
G5442試奏ムービー

もう1つ、シングルカットの「G5440LS」ですが、こちらは34インチのロングスケールを採用したモデル。ネックスケールとシングルカッタウェイとなっている他は、同じスペックとなっています。
ホロウボディのベースって、使っている人はそれほど多くはないと思うんですが、特にGretschのホロウベースは非常に格好良いと思います。もっと使っている人が増えれば良いのに・・・とこっそり思っていますw
 
というわけで、Gretsch Electromaticのニューモデル、まとめてご紹介してみました。
本格的なホロウボディで、この価格帯というのはとても手頃だと思います。音について言えば、確かにPrefessional Collectionなどのより上位のラインと比べると「グレッチらしさ」という意味では若干薄い感じはします。
ただ、その分癖が無くて、ある意味で使いやすくなっているのもElectromatic Collectionの特徴とも言えるんですね。グレッチサウンドは基本的に癖がある分繊細で、さらに本物のグレッチサウンドを求めると、どうしても生産拠点の変更等ということがあったこともあって、ヴィンテージにこだわる方も多いです。FenderやGibsonもそういう傾向がないわけじゃないんですが、ことグレッチはその傾向が特に強いですね。
ただ、ヴィンテージも現行ProfessionalもElectromaticも、確かに音の違いはあるにしても、このグレッチギターならではの外観は持っています。とにかく格好良いから欲しい、というのも全然OKだと個人的には思います。そういう原動力こそ、グレッチによく似合う感覚なんじゃないでしょうか。
 
人気blogランキングへ にほんブログ村 音楽ブログへ



にほんブログ村 音楽ブログへ
免責:
紹介している商品のリンク先の販売店、およびメーカーと管理人は関係ありません。
仮に御購入の際になんらかのトラブルがおきましても管理人は責任を負いかねます。
当サイトは楽天アフィリエイト、Amazon.co.jp アソシエイト、Yahoo!アフィリエイト、アクセストレード、A8.net、リンクシェア、Google Adsence、iTunesのリンクを使用しています。
また、当サイトと同じ改造を行って何らかの問題が発生した場合も責任は負いかねます。ご了承ください。
Privacy Policy