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この「EarthQuaker Devices Disaster Transport SR」は、内部に2つの独立したディレイを搭載したディレイペダルです。
多彩なコントロールで、上段のノブはディレイA、下段はディレイBのコントロールとなっている、ということです。上段にはTimeA、RepeatsA、MixA、Depth、Rate、Bleedノブ、下段はReverb、MixB、RepeatsB、TimeBのノブを搭載。ディレイAは600msまでのディレイで、モジュレーションを搭載。ディレイBは前段にGhost Echoを元にしたリバーブの後段に300ms程度までのディレイが入る形となっています。
このペダルもともとはそのGhost EchoとDisaster Transport Jr.を組み合わせて作られた、Ghost Disasterというペダルのアップグレードモデルということで、よりエコー的な揺れを作るため新しく設計し直されたモデルということですね。
各コントロールはそれぞれ分かりやすいと思いますが、Bleedコントロールだけがかなり変わった形です。まずBleedが最小の状態だと、ディレイAとディレイBはパラレル接続となっていて、左右のフットスイッチでディレイA、BをそれぞれON/OFF出来ます。Bleedノブを上げて行くと、ディレイAのサウンドが、ディレイB側の、リバーブの後、ディレイBの前に信号が送られます。この時の信号はBleedノブの設定によってバランスが変わり、またディレイA→ディレイBの接続となるため、ディレイB側のスイッチは関係なく、常にディレイAとBの音が出ます。(ディレイBのスイッチをONにするとリバーブをかけられます。)そしてBleedを最大にすると、ディレイAとBがシリーズ接続される形となります。ディレイAのRepeatsと、Bleedコントロールはエクスプレッションペダルで操作することも可能です。
また、このペダルはフットスイッチの構成も変わっています。まず、中央のBypassスイッチですが、これはOFFにすればトゥルーバイパスとなり、エフェクトはかかりません。左右のディレイAとBはそれぞれのディレイのON/OFFですが、この場合OFFにしても残響が残るシームレスディレイとなります。そして、中央のバイパススイッチはOFFにすれば残響など全てをバイパスする形となります。つまり、細かな設定をすることなく、シームレスディレイとトゥルーバイパスのディレイを切り替えられるというわけですね。これは非常にアナログ的ですが、よく考えられたアイディアだと思います。
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2つのディレイを組み合わせて、様々な音を作ることの出来る多機能ディレイペダル。
ディレイ自体はDisaster Transportがベースということなのでデジタルディレイですが、マルチエフェクター的なコントロールを搭載せずとも、アナログ感覚のコントロール構成でこれだけ多彩なディレイを作ることができる、というのはとても面白いと思います。これはちょっと試してみたいペダルですね。
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