国産ハンドメイドエフェクターブランド応援特集。前回はLeqtiqueを取り上げましたが、今回はWEEDを見てみたいと思います。
WEEDというブランドは、Harry's Engeneeringのエフェクターブランドです。オリジナルペダルや様々なエフェクターのモディファイを行い、カスタムモディファイも可能なブランドですね。今回はハンドメイドエフェクター特集ということで、オリジナルペダルのみに絞って見ていきたいと思います。
Harry's Engeneeringは、他にギターやベースを製作するギターやベースのブランド、Dragonflyというブランドでも有名ですね。ブランド名のDragonflyとはトンボのことです。ちなみにButterflyはチョウ、Fireflyはホタル、Mayflyはカゲロウ、Flyはハエです。どうでもいいですねw
というわけで、今回はそんなWEEDのオリジナルペダル6機種を見てみたいと思います。
WEED Sweet Drive Green
Weed Sweet Drive Green / スイート・ドライブ・グリーン |
Level、Tone、Driveコントロールに、ローエンドを切り替えるDumping Controlスイッチを搭載。スタンダードで使いやすいドライブサウンドが特徴です。切替スイッチはシングルコイルとハムバッカーの切替にも良いということです。
WEED Sweet Drive Red
Weed Sweet Drive RED / スイート・ドライブ・レッド |
Greenよりもブライトなサウンドが特徴、ということですね。
WEED BEEF
基本的にはバッファです。音をなるべく変えずに信号のインピーダンスを下げるのが目的のペダルですね。そこにTop、Bottom、Vokumeコントロールを搭載し、ギターを持ち替えたときやクリーンと歪みなどで軽く音の特性を変えることもできるという実用的なモデルとなっています。
OP2134APを用いてワイドレンジなコントロールを可能とした、とのことですね。
WEED Freezer
Weed Freezer / ウイード・フリーザー |
Rate、Depth、Level、Bottomコントロールを搭載し、煌びやかなコーラスサウンドを基本に、Bottomノブでローの出方を変えることでコーラスの表情をいろいろ違ったものにできるというペダルですね。なぜFreezerかというと、コーラス→凍らす→Freezer、というネーミングということです。今は公式にも書いてませんが、このペダルの発売当初はそう書かれていましたw
Weed Sweet Bass
【エフェクター/ベース用オーバードライブ】《ウィード》weed Sweet Bass《エフェクター/ベース... |
このSweet Bassは、Sweet Driveのベースバージョンですね。コントロールはDrive、Tone、Levelとシンプルで、ローノイズ、ワイドなインプとレンジで、かつゲインを高めにしたモデルということです。
4弦だけでなく、より多くの弦を持ったベースにも対応するモデルということですね。
サンプルムービー
Weed BePee
weed BePee / Bass Preamp |
Dragonflyのベースにも搭載されているオンボードプリアンプ「DFBP-3」をペダルにしたモデルで、コントロールはHi、Mid、Loの3ノブとMid Frequencyの切替スイッチとなっています。スイッチは、中域の周波数帯を300Hzと480Hzで切り替えられるものとなっています。
Sweet Bass同様、インプットのレンジを広く取ることで、多弦ベースにも対応できるということです。
というわけで、今回はWEEDのペダルでした。
実際にギターやベースを作っているブランドだけあって、かなりマニアックなペダルを製作しています。特に、日本製ペダルに時々見られる硬さがあまりない感じに思います。いろいろな楽器店でも見かけることの多いブランドですので、機会があれば是非試してみてください!
人気blogランキングへ